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ミニジョッブ(小さな仕事)――ドイツの黒い森から 22(びすこ)
今回の話は、潜在的な誤解を解く目的もある。私のブログにはマリアさんともう一人「管理人(ドイツ語でハウスマイスター)」のことが出てくるので、知らない人は自宅の家事にそういう人達を使っているなんて、ブルジョワっぽいと思われるかもしれない。実際、それを誤解して自慢げに話した馬鹿な...
クレマチス
2021年9月24日読了時間: 10分
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子供の頃に食べた物――ドイツの黒い森から 21(びすこ)
食べ物というのは人間誰でも毎日関わらざるを得ないので、近年人々の食品への関心も高まっており、しかもこの意識の高さにおいて日本人は世界一ではないかと私は思う。無論欧米や東アジアにも食の重要性に目を向ける人は多いが、一般市民の関心という点では、貧富の差が相対的に少ないこと、教育...
クレマチス
2021年9月14日読了時間: 9分
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風信 沼のほとりから 第19号 令和三年長月
今月の風信のなかに懐しいお名前を拝見しました。高知で俳誌「勾玉」を主宰されている橋田憲明先生です。高知大学附属中学校時代の恩師です。国語科で松本三三男先生とともに日本語の奥深さ、韻律の美しさを情熱をもって教えていただいた記憶があります。思いがけない場所で先生の作品に接するこ...
クレマチス
2021年9月11日読了時間: 1分
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Correspondence(2021/8/18-9/11)または欧州バカンスと移民、コロナ、隈研吾展の話題あれこれ
メールの配列を発信順としています。 欧州(の一分)の報告書 2021/8/18, Wed 20:28 Cさま ここしばらくのドイツとその周辺国の最近の状況を報告しようと書き始めたら、ブログ以上に長くなってしまったので、添付にしてお送りしています。 B Cさま...
クレマチス
2021年9月11日読了時間: 28分
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欧州の不潔な暮らし――ドイツの黒い森から 20(びすこ)
子供の時の体験から、私は新聞記者というものが信用できない職業だという先入観をもっているのだが(もっとも実体験に基づく以上、先入観とは言えないが)、それでも新聞は読む。どの新聞も公平というわけにはいかないのは、商売なら当然だと思う。英語の新聞では自社の記事について自画自賛で...
クレマチス
2021年9月2日読了時間: 8分
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遠くの南アフリカⅡ――ドイツの黒い森から 19-2(びすこ)
東京の友人に教えられて開いたブログ「伴美喜子|人生のPlayback」* は話題も豊富で読み応えがあって、どこから始めようかと迷ったほどだが、とりあえず一番興味のあった南アフリカに関するものを最初に選んだ。 * https://ban-mikiko.com/...
クレマチス
2021年8月23日読了時間: 9分
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遠くの南アフリカⅠ――ドイツの黒い森から 19-1(びすこ)
袖すり合うも他生の縁、とはよく言われる諺だが、70 数年も生きていれば袖すりあった人の数も少なくはない。ただ、何年かを共にした級友や同僚と異なり、ちょっと出会っただけ、文字通りすれ違っただけという相手についての記憶が曖昧なのは当たり前のことだ。自分で言うのも何だがその点に関...
クレマチス
2021年8月17日読了時間: 9分
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風信 沼のほとりから 第18号 令和三年葉月
今月も瑞々しい感覚の研ぎ澄まされた六句の「春硯句帖」が届きました。「蘆原や」の句が特に印象的でワイドに利根川から筑波山を望見する風景をパノラマ写真のように焼き付けられました。今回はいただいたメールの一部を以下に引用させていただきます。...
クレマチス
2021年8月14日読了時間: 1分
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男が素敵に見えるとき――ドイツの黒い森から 18(びすこ)
なんだかえらくミーハーなタイトルですが、はい、私、ミーちゃんハーちゃんなんです。 今から 24, 5 年前のこと、事務所で一緒に仕事をしていた女性たちが、その数日前のテレビ放送で「どんなときに男性が魅力的に見えるか」を語るトーク番組があったとかで、あなたはどう?と質問し合っ...
クレマチス
2021年8月3日読了時間: 7分
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洪水小史――ドイツの黒い森から 17(びすこ)
ドイツには“Nach uns Sintflut(ナハ・ウンス・ジントフルート)という格言がある。直訳すると、我々の後の洪水、という意味で、そう、かのポンパドール夫人が言ったとされるAprès nous le délugeのドイツ語版。この場合の洪水はドイツ語でもフランス語で...
クレマチス
2021年7月23日読了時間: 8分
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号外(洪水について)――ドイツの黒い森から 16(びすこ)
例によって、日本の大新聞の報道は大なり小なり偏っており、こちらでは水害に関連しての気候変動の話は政治的配慮から原則控えられています。既に、最近まで躍進していたエコ・環境党の「緑の党」が、現政権で次期も与党と予想されるキリスト教民主同盟(以下CDU)を攻撃して、この異常気象と...
クレマチス
2021年7月18日読了時間: 7分
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Correspondence(2021/7/1-7/13)またはオリンピックとコロナの話題あれこれ
Re: AW: AW: AW: ブログ――コロナ治療に有効な血液浄化療法 2021/7/13, Tue 23:41 B様 買物から帰ったら早速丁寧なフォローのメールをありがとうございました。 果物は何によらず好物ですので大変ありがたいのですが、この前のメタボ指導の保健師さん...
クレマチス
2021年7月16日読了時間: 35分
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風信 沼のほとりから 第17号 令和三年文月
重く長かったコロナ二年目の梅雨もようやく終息が見えてきました。世間は非常事態宣言下に、祭日を移動した暦を採用してまで無観客でのオリンピック突入を強行し、異常な雰囲気につつまれていますが、今月の風信は豊穣で多彩な人生の場面を切り取った秀句の数々を紹介していただきました。春硯句...
クレマチス
2021年7月16日読了時間: 1分
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こんなことがありました――ドイツの黒い森から 15(びすこ)
昨日(7月11日)の夜 9 時から始まったロンドンでのサッカー欧州選手権 EURO2020 の決勝、イタリア対イングランドの試合は、英国を除く欧州諸国のほぼ全員の願いが叶ってイタリアが勝った。大勢の人がイタリアを応援したのは、彼らが好きだからというよりとにかくイングランドを...
クレマチス
2021年7月13日読了時間: 6分
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ノーベル賞再考――ドイツの黒い森から 14(びすこ)
オピオイドというのはその名の通りオピウム(阿片)に関連しており、芥子から取れる成分の合成化合物で、鎮痛効果があって手術の麻酔にも使われる。問題はこのオピオイドに陶酔作用があることで、痛みの緩和ではなくモルヒネやヘロインのように麻薬としていわゆるジャンキーの間で売買されるよう...
クレマチス
2021年7月1日読了時間: 9分
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Correspondence(2021/6/12-6/19)またはコロナの話題あれこれ――ドイツの黒い森から 番外(びすこ)
びすこさんとクレマチスの交信を少し加工してあります。副題を付け、行空きを整理し、必要に応じて図版と注を加えてあります。日付発信時間の逆順の配列となっています。 AW: 早めにブログと写真を送ります―名文、暗唱、百人一首 2021/6/19,Sat 23:55...
クレマチス
2021年6月20日読了時間: 23分
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コロナでスター誕生――ドイツの黒い森から 13(びすこ)
昨秋コロナでてんやわんやのドイツに戻ってすぐ、インターネットでクリスチャン・ドロ―ステン博士の人形が販売されているのをみて、お、可愛い、と思ったのだが、自分で買うつもりはなくジョークのように眺めただけだった。(写真 1)...
クレマチス
2021年6月19日読了時間: 10分
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差別の底に――ドイツの黒い森から 12(びすこ)
至る所で差別への抗議が高まるなか、メディアで取り挙げられるだけでも、黒人・有色人差別、LGBT(その他)の差別、男女差別、国籍による差別など話題は増える一方で、これらが特に近年アイデンティティ問題としてジャーナリストや学者たちの間で議論されている。 最近は聞かなくなったが...
クレマチス
2021年6月12日読了時間: 11分
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風信 沼のほとりから 第16号
梅雨入りをスキップして夏日の続く速い季節の進行ですが、ワクチン接種とオリンピックの話題で落ち着かない世相に翻弄される6月になりました。 この季節の象徴のような、どくだみ、茱萸、紫陽花を読み込んだ最新の春硯句帖です。薄暑、麦秋の季語もぴったりとおさまって、春硯さんと手賀沼周辺...
クレマチス
2021年6月10日読了時間: 1分
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ウニモクの雄姿――ドイツの黒い森から 11(びすこ)
また(ドイツの黒い森から8で触れた)故エジンバラ(フィリップ)公に関係した話になるが、その葬儀のニュースの中に「ランドローバーを霊柩車として使用、これは故人の遺言による」とあって、おや、霊柩車までご指定だったのか、とちょっと驚いた。もっともエジンバラ公爵はドイツ系だけあって...
クレマチス
2021年6月2日読了時間: 9分
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