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Correspondence(2021/12/4-2022/3/15)あるいは新型コロナとウクライナ侵攻について
長々メールと長々ブログ―フルトヴェングラーなど 2021/12/04 土 01:48 C さま 先日はメールをありがとうございました。ここしばらくご自分のパソコンと格闘しておられるようでしたが、10 年選手のデスクトップですか。そういえば私のも 10...
クレマチス
2022年3月15日読了時間: 42分
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新・焚書坑儒――ドイツの黒い森から 33(びすこ)
一時急激な勢いで広がった MeeToo 運動がやっと下火になって少しほっとしていたのだが、またぞろ 20 年余り前に遡る英国アンドルー王子の未成年女子との交際が訴訟沙汰になるなど、今なお「私も被害者」の声が聞かれる。その動きが不快なのは、こういう訴えについて男性側に味方する...
クレマチス
2022年3月10日読了時間: 14分
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東京スタジアムの思い出 安藤ベティ
『現在の荒川総合スポーツセンターの場所に、「下町の太陽」「下駄履きで通える球場」「光の球場」、そう人々から呼ばれ親しまれた球場があったことをご存知でしょうか。 東京オリンピックの 2 年前、昭和37年 6 月 2 日に開場した「東京スタジアム」はボーリング場や冬季期間にアイ...
クレマチス
2022年2月22日読了時間: 7分
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無駄のすゝめ――ドイツの黒い森から 32(びすこ)
先月SNS「ひょこむ」(https://hyocom.jp/blog/b_search.php)にAさんが引き戸とドアについてブログを書いておられ、私も日本では引き戸派なのでコメントしているうち、今度はKさんがご実家の造りに言及し、古い家には一見無駄なスペースがありそれにほ...
クレマチス
2022年2月22日読了時間: 13分
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風信 沼のほとりから 第24号 令和四年如月
冬の北京オリンピックがまもなく終了し、新型コロナ感染症がなかなか終息せず、ウクライナの緊張は一触即発という落ち着かない日々ですが、春は着実に到来の気配です。今月も季節感あふれる春硯句帖が届きました。ロウバイはまだ花のすくない時期に梅に先駆けて咲く庭先の花で、バラ科の梅とは別...
クレマチス
2022年2月19日読了時間: 1分
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女のホラー小説――ドイツの黒い森から 31(びすこ)
これは「女が書いた女を主人公とする恐怖小説」という意味。リンカーン風に「女の女による女のための」と言わないのは、最後の「女のため」の部分がひっかかるからで、読者は圧倒的に女が多いと思うけれどためになるかどうか。 円地文子の「女坂」を例のタカコさんの本棚に見つけたとき、名前だ...
クレマチス
2022年2月7日読了時間: 12分
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幾年ふるさと――ドイツの黒い森から 30(びすこ)
昨年末にタカコさんの遺品として頂戴してきた本の中に丸谷才一の随筆集*があり、それを寝転んで読んでいたら「幾とせ古里きてみれば」と題したエッセイに出くわして、思わず起き上がってしまった。 善くも悪くもびっくりした理由は、私が子供の頃からもっとも好きな唱歌の一つが「幾年ふるさと...
クレマチス
2022年1月22日読了時間: 12分
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風信 沼のほとりから 第23号 令和四年睦月
春硯さんの近況とともに、岩波ホールに代表される古き良き昭和の文化の消失がコロナにより加速される状況に対する深い感慨を記された風信とともに、新しい年の春硯句帖が届きました。今回も穏やかな匂い立つような我孫子周辺の新春の風景が、淑気、初東風、破蓮田などの格調高い季語によって詠み...
クレマチス
2022年1月16日読了時間: 1分
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形見分け――ドイツの黒い森から 29(びすこ)
昨年 9 月に知り合って 11 月に一緒に聖マーティンの鵞鳥を食べたクミコさんからそのあと電話があって、12 月になったらクリスマス前の週末に食事にいらっしゃいませんか、とのお誘いを受けた(クミコさんのことはブログ 26 に書いた通り)。...
クレマチス
2022年1月6日読了時間: 13分
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コロナの柱――ドイツの黒い森から 28(びすこ)
ウィキを探しても国語辞典をめくっても、「コロナの柱」という言葉は見当たりません。これは「ペストの柱」からの私の造語なので、そのペストの柱なるものについてまず説明せねばならない。 こちらの柱はドイツ語(及びオランダ語やポーランド語)のウィキにはあり、ところが英語やフランス語は...
クレマチス
2021年12月21日読了時間: 9分
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風信 沼のほとりから 第22号 令和三年師走
今年最後の風信が届きました。春硯句帖には湯河原合宿の余韻と、急速に深まる冬の我孫子周辺の風景が詠み込まれています。どの句も色彩のコントラストがくっきりとして目をつむってもイメージが残ります。花紅葉(はなもみじ)、隠江(こもりえ)という美しい日本語を教えていただきました。
クレマチス
2021年12月18日読了時間: 1分
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善意と欲望――ドイツの黒い森から 27(びすこ)
このタイトルってえらく抽象的ですね。ジェーン・オースティンの「高慢と偏見」みたいに。オースティンの場合それが原題では Pride and Prejudice とPの頭韻を踏んでいるところがミソだったのだけれど、この場合もドイツ語にすると Güte und Gier...
クレマチス
2021年12月5日読了時間: 12分
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Correspondence(2021/10/7-12/1)あるいは新型コロナの再拡大について、ドイツ連立政権など
AW: ブログ アルザス訪問 2021/10/7, Thu 22:11 Cさま 日本では 10 月といえばもっとも快適な月とされますが、欧州では早くも、昼間ですら摂氏 10 度前後と風邪を引きそうな寒さに見舞われる日もあります。先週末から 2...
クレマチス
2021年12月3日読了時間: 31分
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風信 沼のほとりから 第21号 令和三年霜月
今月の春硯句帖は秋の手賀沼の風景と恒例の湯河原囲碁合宿を詠んだ2句です。 クレマチスは春硯さんに先番で2連敗でした。昼近くまで碁を打ってチェックアウト後、玄関前で集合写真を撮るのも恒例ですが、シャッターを押してもらった宿の女将さんが丹精されたシュプレー菊の鉢が脇にあったのを...
クレマチス
2021年11月23日読了時間: 1分
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聖マーティンのガチョウ――ドイツの黒い森から 26(びすこ)
今年 10 月初めの小生のブログで触れた、聖マーティン(聖マルタン)の日に食べるガチョウのローストが今回のテーマ。 その前に、小生というのは男性がへりくだって自分を指すときの一人称で、女性には使えない、そもそも女性にはそれに当たる言葉はないということは知っているが、ちょうど...
クレマチス
2021年11月16日読了時間: 11分
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シュヴァイツァー博士との再会――ドイツの黒い森から 25(びすこ)
イタリアから流れてきたわが家のビアンカは元気な甘えん坊だったが、あるとき足の裏を怪我したのか、棘でも刺さったのか、妙な歩き方をし始めた。前脚を掴んでひっくり返して触ると、キャンキャンと悲痛な声でなく。 病院に連れていくことになり、我が家から 20...
クレマチス
2021年11月2日読了時間: 12分
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カッコウ時計の故里――ドイツの黒い森から 24(びすこ)
今の世には「都市伝説」なるものがあるそうで、聞いてみれば、流言飛語とは言わぬまでも根拠の薄い、ロジックですぐ論駁できるような、しかし面白がり屋には捨てがたい説を指すらしい(あくまでも私個人の印象ですが)。 そういう都市伝説の範疇には入らないかもしれないが、論破がいとも簡単な...
クレマチス
2021年10月21日読了時間: 10分
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風信 沼のほとりから 第20号 令和三年神無月
秋の訪れとともに新型コロナも沈静化して比較的穏やかな日々が続いています。今月の春硯句帖は落ち着いた手賀沼周辺の秋の風景描写と蛙や蟷螂の表情が印象的でした。特に「秋明菊蟷螂載せて笑い咲く」の句は心に残りました。風信では白粉花のエピソードや噺家小三治の芸風をしのばせる佳句を紹介...
クレマチス
2021年10月16日読了時間: 1分
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在るに随いて――ドイツの黒い森から 23(びすこ)
今回もまた食品に関係がある話。私はどうも食い意地が張っていていけない。 だいぶ前のことだが、或る本を読んでいたら、お洒落で贅沢好みの息子に「在るに随いてこれを用いよ」という家訓を残した平安時代の貴族の話があった。素直な私はすぐ、これは正しい、と思い、家訓というより自分のモッ...
クレマチス
2021年10月9日読了時間: 9分
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Correspondence(2021/9/13-9/30)あるいはファン・ゴッホの手紙、総裁選など
AW:AW:ブログ 元社員の急死と墓参 2021/9/13, Mon 16:45 Cさま その後、体調はいかがですか。日本の猛暑は過ぎてちょうど夏の疲れが出てくる時期と思われますので、どうぞお大事になさって下さい。私も初秋に病むことがありました。...
クレマチス
2021年9月30日読了時間: 19分
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