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夏休み感想文――ドイツの黒い森から 42(びすこ)
欧州全体にわたって今年の夏休みはコロナの影響は少なく、しかし間接的には人手不足で航空機を飛ばせないとか、空港で積み残された何千人分もの荷物がそのまま乗客の帰国を待っているなどの問題が頻発したが、それでも特に若い人や家族連れは果敢に地中海やスペイン、さらには東南アジアなどに飛...

クレマチス
2022年8月13日読了時間: 11分


風信 沼のほとりから 第29号 令和四年文月
「…コロナ第七波が猛威をふるっていますが大丈夫ですか。私は今日ワクチン四回目の接種を受けます。病気で入院することほど詰まらないことが無いのを経験しているので接種は有り難いです。平々凡々に安穏に暮らせることが一番幸せということを老いて知りました。…」(メールから)...

クレマチス
2022年7月29日読了時間: 1分


ある週末に――ドイツの黒い森から 41(びすこ)
毎週土曜日はわたしたち夫婦の買い出しの日である。普段は亭主が仕事をしていて、それもフルタイムの現役なので、車の運転ができない私は土曜日を待つほかない。その土曜日も、午前中は機械のメンテナンスやペンキ塗りや窓・屋根のガラス磨きに必ず何人かが来るので、彼らが帰る午後1時を過ぎて...

クレマチス
2022年7月18日読了時間: 12分


Correspondence(2022/3/25-7/4)あるいはウクライナと西欧、コロナについて
ブログ―ウクライナ情勢と難民受け入れ 2022/03/25 金 00:22 Cさま 弥生三月も残りあと一週間、今年は移動祝日の復活祭が来月半ばですので、いつにもまして四月が待たれます。その前に、次の日曜日にはサマータイムに変わります。このサマータイム、EUで 2017 〜...

クレマチス
2022年7月4日読了時間: 41分


それぞれのケーニヒスベルク――ドイツの黒い森から 40(びすこ)
ケーニヒスベルクというのは、最近ロシアのウクライナ侵攻に反発してリトアニアがそこへの物資輸送を阻止したカリーニングラードのことである。またカリーニングラードというのは都市の名称であると同時に、その町のある州全体をも意味し、このカリーニングラード州の方はかつて東プロイセンと呼...

クレマチス
2022年6月29日読了時間: 14分


風信 沼のほとりから 第28号 令和四年水無月
「…私は毎週、松戸のオープンカレッジで源氏物語を受講していますが、教室が 14 階という高さで、窓からは江戸川の向こうに大兄の住む葛飾区が遠望できます。最近は東京も遠くなりましたが昔は金町の碁会所でよく打ったものです。柴又も道路拡張などで街の風景も変わると聞きますが、ブログ...

クレマチス
2022年6月23日読了時間: 1分


ロシアの「言い分」――ドイツの黒い森から 39(びすこ)
日本の人達のブログやつぶやきを見ていると、ウクライナ問題はやはり地理的な距離のせいか、いくら新聞が詳しく報道しても、ネットで専門家が的確な解説をしても、あまり切実にとらえていないという気がする。それ自体は全く責められない。日本の近海に北朝鮮のミサイルが落ちても欧州では「おや...

クレマチス
2022年6月15日読了時間: 14分


風信 沼のほとりから 第27号 令和四年皐月
荒れ模様の天候が落ち着いたと思ったら、5月 としては記録的な暑さとなりました。今回の風信では長期化するウクライナ情勢とかつての職場の先輩でエッセイスト・翻訳家でもある歌人の持田鋼一郎さんの歌集「愛河波浪哀歌」を紹介していただきました。真っ白なウツギの花が目に浮かぶような3,...

クレマチス
2022年5月30日読了時間: 1分


プーチンの家来はかく語りき――ドイツの黒い森から 38(びすこ)
ドイツで発行されている週刊誌・月刊誌のうち日本でも知られているのは「シュピーゲル(鏡という意味)」くらいのものだろうが、その他にもフォークスとかシュテルン、ツァイト(英語のタイムにあたる)などいろいろある。それらに比べると知名度は低いものの、主に保守層から一定の支持を得てい...

クレマチス
2022年5月27日読了時間: 14分


ドイツの政治家・今昔――ドイツの黒い森から 37(びすこ)
題だけでも分かるように、今回のブログ、おそらくいつもにまして面白くありません。そもそも主題がドイツの政治家なんですから。ドイツという、経済力では世界 4 位ではあるが楽しさや面白さ(英語でいう fun )とは余り縁が無さそうな国、生真面目でユーモアに乏しく、物質的にこと足り...

クレマチス
2022年5月13日読了時間: 14分


風信 沼のほとりから 第26号 令和四年卯月
コロナもウクライナも未解決のうちに春の嵐が吹き荒れて季節はめぐり、知床遊覧船遭難のニュースが連日報じられていますが、今月も春硯さんの風信と卯月の句帖が届きました。風信では加藤楸邨の敗戦時の句と、また人生を深く見つめた、深見けん二、宇多喜代子、高野ムツオの心に残る三句を紹介し...

クレマチス
2022年4月28日読了時間: 1分


歴史に学ぶ?――ドイツの黒い森から 36(びすこ)
先回は地理に関連する話だったので、次は歴史かな、と踏んでいらっしゃった方、はい、当たりです。なんだか分かりすぎて詰まらない、と自分でも思い、さらにこのところちょっと慌ただしくて調べるのが面倒だったこともあって、いっそ身近な食べ物の話題でも(大食家に囲まれていたので)と思った...

クレマチス
2022年4月27日読了時間: 14分


地理の勉強――ドイツの黒い森から 35(びすこ)
地理という科目も真面目にやれば面白いのだろうが、私は余り真面目ではなく、大人になっても島根県と鳥取県のどちらが右でどちらが左かすら知らない有様だった。熊本県と長崎県の地理関係についても未だにおぼろである。(そのくせ「高知県って高松のある県だっけ」などと言われるとむかつく。勝...

クレマチス
2022年4月12日読了時間: 14分


風信 沼のほとりから 第25号 令和四年弥生
待望の「春硯句帖」が届きました。奥様の負傷でご多忙の折から、慌ただしいウクライナ情勢まで目配りのきいた風信とともに、色彩感溢れる 6 句をいただきました。「尽」は月末で、蝋梅の黄色い色が褪せて、最も短い月がたちまち過ぎていくのを惜しむ気持ちが伝わってきます。「時分の花」は世...

クレマチス
2022年3月30日読了時間: 1分


君よ知るやウクライナ――ドイツの黒い森から 34(びすこ)
ロシアの侵攻開始以来日本でも頻繁に聞かれるようになった(らしい)ウクライナという国名だが、これまであまり馴染みがなかったとはいえ、多くの日本人がそれで連想したのは映画「ひまわり」ではないだろうか。 ひまわりは別にウクライナでなくても欧州各地で栽培されており、優しい黄色の菜の...

クレマチス
2022年3月26日読了時間: 13分


Correspondence(2021/12/4-2022/3/15)あるいは新型コロナとウクライナ侵攻について
長々メールと長々ブログ―フルトヴェングラーなど 2021/12/04 土 01:48 C さま 先日はメールをありがとうございました。ここしばらくご自分のパソコンと格闘しておられるようでしたが、10 年選手のデスクトップですか。そういえば私のも 10...

クレマチス
2022年3月15日読了時間: 42分


新・焚書坑儒――ドイツの黒い森から 33(びすこ)
一時急激な勢いで広がった MeeToo 運動がやっと下火になって少しほっとしていたのだが、またぞろ 20 年余り前に遡る英国アンドルー王子の未成年女子との交際が訴訟沙汰になるなど、今なお「私も被害者」の声が聞かれる。その動きが不快なのは、こういう訴えについて男性側に味方する...

クレマチス
2022年3月10日読了時間: 14分


東京スタジアムの思い出 安藤ベティ
『現在の荒川総合スポーツセンターの場所に、「下町の太陽」「下駄履きで通える球場」「光の球場」、そう人々から呼ばれ親しまれた球場があったことをご存知でしょうか。 東京オリンピックの 2 年前、昭和37年 6 月 2 日に開場した「東京スタジアム」はボーリング場や冬季期間にアイ...

クレマチス
2022年2月22日読了時間: 7分


無駄のすゝめ――ドイツの黒い森から 32(びすこ)
先月SNS「ひょこむ」(https://hyocom.jp/blog/b_search.php)にAさんが引き戸とドアについてブログを書いておられ、私も日本では引き戸派なのでコメントしているうち、今度はKさんがご実家の造りに言及し、古い家には一見無駄なスペースがありそれにほ...

クレマチス
2022年2月22日読了時間: 13分


風信 沼のほとりから 第24号 令和四年如月
冬の北京オリンピックがまもなく終了し、新型コロナ感染症がなかなか終息せず、ウクライナの緊張は一触即発という落ち着かない日々ですが、春は着実に到来の気配です。今月も季節感あふれる春硯句帖が届きました。ロウバイはまだ花のすくない時期に梅に先駆けて咲く庭先の花で、バラ科の梅とは別...

クレマチス
2022年2月19日読了時間: 1分
