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「ブッデンブローク家の人々」感想文(2)―ドイツの黒い森から 69(びすこ)
「ブッデンブローク家の人々」感想文(1)―ドイツの黒い森から 68(びすこ)
風信 沼のほとりから 第59号 令和七年睦月
わーい、待ってました!
※淡交の鑑となりてとも白髪
程良い距離のほどの良さ、おうらやましいおつりあい。
※老いらくをひた照る日差し二月尽
この世に生を受けた時と寸分疑わず降り注ぐ日の光浴びる季節のくぎりは何のけじめなのでしょう、二月送り。共にたたずんでいる気配が落ち着きます。
※松過ぎてこたびの訃報明日のわれ
正月過ぎれば、次のお正月まで、何とも遠いです。訃報は人の数だけ限りはないわけですが、せめて心楽しんで過ごせという励ましのメッセージと、無理矢理にでもそう思うことにいたします。
※頻々の訃報に萎える鬼やらい
鬼といえども、おろそかにあっちへ行けとは言えない心地、よぎる語らいはよいご供養、、生意気言ってすいません。
※友逝きて賀状の癖文字うら悲し
思い出は尽きませんね。そのようなお付き合い、癖文字に残るぬくもりは、ただただ悲しい、か。
※汝こそは市井の詩人雪中花
何と言うはなむけの言葉でしょうか?この一言がご友人に届かないはずがありませんよね。
、、松村幸一さんの辞世の句、、ひとつぶの露に全存在を納めてはればれとしたおきもち、後進のぼくらへのお手本として押しいただきます。
それと、、やりましたねぇ。60号❣️ 1ト月を1年と考えれば還暦!、、生まれ変わって新しいスタート。春硯さんからますます目が離せない。どうぞよろしくお願いいたします!
100歳まで永らえる、というのは、近年では珍しい現象ではなくなりましたが、写真などで超長寿の方々を拝見すると、やはり皆さんご家族その他方々の介護が必要になっていますね。秀吉の「露と落ち露と消えにしわが命」という辞世の句を思い出しつつ、今の世は庶民の露の命も大切にされて有難いことだと感じています。卒寿を数年前に迎えられた春硯さんも、どうか100歳まで、いや110歳まででも、この世をお楽しみください。
鬼やらいで思い出しましたが、少し前に「追儺」という鴎外の短編を読みました。座敷に豆まきをするのは、白髪を一本並べにして祖母子(おぼこ)に結った小さい萎びたお婆あさん、それも赤いちゃんちゃんこを着ている、とありますから60歳くらいでしょうか。今の世の中では60代で萎びる人などいないでしょうに、これも時代の流れを感じます。
私もこの場を借りて、この冬の句を恥ずかし気もなく披露させていただきます。
12月
・匂わずば咲くとも知らじ枇杷の花
(このバラ科の花は年の瀬も押し詰まった頃に咲き、余りに地味なので誰からも注目されませんが、その香がほのかに漂ってくる中で餅つきをした記憶が蘇ります。)
一月(正月)
・去年今年恩ある人の子の来訪
・去年今年再びまみえぬ人清し
二月
・雪抱く苔の緑や紀元節
帰国時にもらった日本のカレンダーで日本の休日が分かるものの、KBCのフォーラムなどで言及されていて、後から分かることも珍しくありません。
匂わずば咲くとも知らじ枇杷の花
生まれて初めて香りを想像しました、、ほのかに甘く、かぐわしい❣️
わーい、待ってました!
※淡交の鑑となりてとも白髪
程良い距離のほどの良さ、おうらやましいおつりあい。
※老いらくをひた照る日差し二月尽
この世に生を受けた時と寸分疑わず降り注ぐ日の光浴びる季節のくぎりは何のけじめなのでしょう、二月送り。共にたたずんでいる気配が落ち着きます。
※松過ぎてこたびの訃報明日のわれ
正月過ぎれば、次のお正月まで、何とも遠いです。訃報は人の数だけ限りはないわけですが、せめて心楽しんで過ごせという励ましのメッセージと、無理矢理にでもそう思うことにいたします。
※頻々の訃報に萎える鬼やらい
鬼といえども、おろそかにあっちへ行けとは言えない心地、よぎる語らいはよいご供養、、生意気言ってすいません。
※友逝きて賀状の癖文字うら悲し
思い出は尽きませんね。そのようなお付き合い、癖文字に残るぬくもりは、ただただ悲しい、か。
※汝こそは市井の詩人雪中花
何と言うはなむけの言葉でしょうか?この一言がご友人に届かないはずがありませんよね。
、、松村幸一さんの辞世の句、、ひとつぶの露に全存在を納めてはればれとしたおきもち、後進のぼくらへのお手本として押しいただきます。
それと、、やりましたねぇ。60号❣️ 1ト月を1年と考えれば還暦!、、生まれ変わって新しいスタート。春硯さんからますます目が離せない。どうぞよろしくお願いいたします!
100歳まで永らえる、というのは、近年では珍しい現象ではなくなりましたが、写真などで超長寿の方々を拝見すると、やはり皆さんご家族その他方々の介護が必要になっていますね。秀吉の「露と落ち露と消えにしわが命」という辞世の句を思い出しつつ、今の世は庶民の露の命も大切にされて有難いことだと感じています。卒寿を数年前に迎えられた春硯さんも、どうか100歳まで、いや110歳まででも、この世をお楽しみください。
鬼やらいで思い出しましたが、少し前に「追儺」という鴎外の短編を読みました。座敷に豆まきをするのは、白髪を一本並べにして祖母子(おぼこ)に結った小さい萎びたお婆あさん、それも赤いちゃんちゃんこを着ている、とありますから60歳くらいでしょうか。今の世の中では60代で萎びる人などいないでしょうに、これも時代の流れを感じます。
私もこの場を借りて、この冬の句を恥ずかし気もなく披露させていただきます。
12月
・匂わずば咲くとも知らじ枇杷の花
(このバラ科の花は年の瀬も押し詰まった頃に咲き、余りに地味なので誰からも注目されませんが、その香がほのかに漂ってくる中で餅つきをした記憶が蘇ります。)
一月(正月)
・去年今年恩ある人の子の来訪
・去年今年再びまみえぬ人清し
二月
・雪抱く苔の緑や紀元節
帰国時にもらった日本のカレンダーで日本の休日が分かるものの、KBCのフォーラムなどで言及されていて、後から分かることも珍しくありません。