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執筆者の写真クレマチス

風信 沼のほとりから 第54号 令和六年葉月

「・・・お元気ですか。台風が去ったと安心したら次が来ているとのニュース。がっくりして空を見ると蒼天の色がなんとなく秋を感じさせ吹く風もどこか肌に優しい。去った台風は秋も連れてきていたのかと妙に納得する気分になりました。台風は秋の使者。台風が重なるたびに秋の色が深まる。それにしても今年の夏は暑かった。八月初めに十数年ぶりに帰郷したのを最後に炎暑を避けて篭居続きでした。その苛酷な夏も先が見えてきたようでほっとしています。・・・」

強烈な台風10号は西寄りのコースをとり、関東地方は直撃をまぬがれそうで少しほっとしました。世界は異常気象の下、戦火と選挙とスポーツの狂騒に明け暮れる毎日ですが、日本列島は南海巨大地震と台風の恐怖にさらされながら鎮魂の8月を迎えて、最後の週に春硯さんの風信が届きました。伊波普猷と知里幸恵、伝統社会の普遍的な価値を後世に伝える日本の南北のレガシーに触れつつ、日向や福島の里山に取材した盛夏の句帖を寄せていただきました。

ショウガ科ウコンの花を見たことがなかったので Google で画像検索しました。キャプチャーした画像を貼り付けておきます。




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