「・・・連日の猛暑に小生は冷房を頼りに終日篭居です。残り少ない命を異常気温から守るべく無為放埒に甘んじています。・・・昨日は土用丑の日でしたが、金子みすずの「大漁」の詩のごとく万人の舌鼓の蔭で無数の鰻の弔いが日本列島にあったことでしょう。そう思いつつ鹿児島産の蒲焼きをスーパーで買って賞味しました。さすがに食べてやることこそ慈悲の回向とまでは考えませんでしたが。・・・」
金子みすずの「大漁」は鰻でなく鰯ですが、この盛夏のメールにぴったりの奥行と機知に溢れた詩で今月の春硯句帖のトーンと響きあうものがあると思いました。
「朝焼け小焼だ、 大漁だ。
大羽鰮(おおばいわし)の 大漁だ。
浜は祭りの ようだけど
海のなかでは 何万の
鰮のとむらい するだろう。」
篭居、、僕こそまさに篭居です。 今朝、毎度くだらない僕の日記をアップして、、春硯さんにお会いしてないなぁ、、と、テレビも新聞も見ない、読まない、見るのはスマホからKBCのグループLINEとホームページのフォーラム欄だけ、、まさに篭の中の鳥のような生活から、目が覚めて…そのまま飛び起きて過ぎ去った日々にぎょっとしています。 今、うわっぱりを着てひざ掛けをしています、冬を感じる秋の中、、 僕は毎日ウロウロ何をしていたのだろう、、ごめんなさい春硯さん🙏 さあ、篭の戸を開けて、、ゆくぞ!春硯さんの世界へ!いざ、遠ざかった夏へ ※市街と村つなぐ大橋雲の峰 いきなり大画面 市街(まち)と村を気宇壮大に変幻自在な雲でつないで見せてくださった夏の一筆がき、いっぱつで世界が広がりました ※夏帽子橋のたもとの道の駅 麦わら帽子かおしゃれな白い婦人帽か 列車は来ない道の駅の真夏の気だるさが立ち寄った人たちとどこまでも明るい ※炎昼や荷台の西瓜にせかされる あはは🤣 炎天下、西瓜だって焦ります、汗もかきます、気が気じゃない、夏を届ける若者気分、かっこいい! ※熱帯夜晩柑の皮末枯れけり 勢いを借りて一気に食べる果物なんですよねきっと、、熱帯夜で末枯れる、お前もか…というご気分、分ります ※大橋や橋脚を吹くながし南風 うっとうしい季節を橋の下半身?を吹き抜けるながし南風が一掃してくれました ※炎天下沼の鮒らも藻の蔭に 人に緑陰、鮒に藻の蔭、世の習い あー、久しぶりに春硯さんとお話しできた気分、夏をありがとうございました❣️