クレマチス2022年5月30日読了時間: 1分風信 沼のほとりから 第27号 令和四年皐月荒れ模様の天候が落ち着いたと思ったら、5月 としては記録的な暑さとなりました。今回の風信では長期化するウクライナ情勢とかつての職場の先輩でエッセイスト・翻訳家でもある歌人の持田鋼一郎さんの歌集「愛河波浪哀歌」を紹介していただきました。真っ白なウツギの花が目に浮かぶような3,4句目が印象的でした。
荒れ模様の天候が落ち着いたと思ったら、5月 としては記録的な暑さとなりました。今回の風信では長期化するウクライナ情勢とかつての職場の先輩でエッセイスト・翻訳家でもある歌人の持田鋼一郎さんの歌集「愛河波浪哀歌」を紹介していただきました。真っ白なウツギの花が目に浮かぶような3,4句目が印象的でした。
お友達の6年に及ぶ介護の日々は余人には想像し難いご心労に満ちていたことと思いますが、言葉を失っても満面で微笑むことができた奥さま、お幸せな思いで旅立たれたことでしょう。
卯の花はこちらでも今満開です。「夏は来ぬ」の歌詞で知った「卯の花の匂う垣根」のそばで立ち話。春の黄色い花が終わりかけて、周りはナナカマドやニワトコなど初夏の白い花の番になりました。
先日は(ニセ)アカシアの花が咲いているのに気がつき、だいぶ以前にこのアカシアの香に包まれながら山を登った経験を思い出しました。
・汗ばめる額(ぬか)に注ぐ香見あぐれば春をおくりてアカシアの咲く
卯の花や隣りのひとと立ち話 いつもの立ち話に卯の花の初夏に映えるやわらかな白が加わって、いつもの立ち話を静かに聞いているような爽やかさがありますね、夏は来ぬ。