木下秀子さんの『ロイ・ブラック』について、読書会で回し読みさせていただいておりますが、これまでにラインのグループトークに投稿された発言をまとめてみました。
一部省略し、スペースを整理したほかは無修正ですのでご了承ください。時刻の後は発言者名です。(クレマチス)
2020.11.09 月曜日
11:28 大村繁 木下英子さんの「ロイ-ブラック」
戦後ドイツの一世を風靡した歌手の伝記を海岸で拾った貝殻のような出会いから1冊の本にまで仕立てた木下さんの彼に対する思いが切々と伝わってきました。お勧めします😌
11:34 大村繁 木下秀子さん、お名前間違えて失礼しました
23:03 RITSUKOITO 彼女の熱意に惹かれて彼の歌を沢山聴いてるうち、最初は神のような天使のような完璧な声に魅せられたのですが、今では彼の笑顔に心奪われてしまい、毎晩毎晩会いたくなっています。
秀子さんによると、
彼が歌いたかったのはロックであり、伝えたいメッセージがあったのに、甘いマスクとベルベットの声がそれを許さずポップスの王子様から路線変更は難しかった葛藤が最期まであったとのことでした。
が、色んな彼を観ながら聴いてるいてると、彼は求められた音楽を彼らしく満喫していたと思う。なぜなら彼のお辞儀はいつもキチンと丁寧で、どう見てもロック歌手のそれではないから。彼にいろんな思いがあったにせよ、天才的な音感と声の持ち主なのに、どの曲どの音階の一瞬も真剣過ぎるぐらい真剣で丁寧で愛情が込められている。ロック歌手のようなメッセージやパフォーマンスよりも、歌声と表情そのものに惹きつけられ、ずっと聴き観ていたくなるのです。
歌謡曲の歌手がロックは歌えても、ロック歌手が歌謡曲は歌えないことを思うと、やっぱり彼は前者で、なんでも歌えるオールマイティだったのだと思いました。
23:18 RITSUKOITO あと、私は身体のことに関心が行くため、彼を早世させた心疾患や弁膜症についても大いに語りたく、秀子さんに長い感想文送ったら、「会の皆さんに配って欲しい」と言われましたが、
まだ読んでない方もいるのにそれはご迷惑と思い、
自分のブログ(マテマータ)に記載予定です。
持病ある方、手術とか考えてる方はぜひ読んでほしいけど、、まだアップしてません
(^_^;)
2020.11.10 火曜日
08:37 大村繁 おはようございます
ブログやってらっしゃるんですね、健康がテーマなら読みたい方たくさんいらっしゃいますでしょうね。僕は徐々に弱っていく僕自身をいたわっていくと言う当分の方針、つまり「弱るに任せる」…が変わったらお世話になりますね😌
僕もブログやってます
自分のメモ用です
http://wix.to/LUCGByc?ref=2_cl
2020.11.16 月曜日
21:05 あらかわま 木下秀子は何者だ!ーあえて呼び捨てー、彼女の著書、ロイブラックを読ませて頂きました。一言の感想の言葉です、いくら熱烈のフアンといえドイツ語を学び彼の伝記的文を上梓してしまう。彼女の熱い思いは宗教の教祖に対してすべてを捧げているようにも思えます、誰もが彼女と同じような気持ちにはなれないがそんなことは望んでいない、ただこんな素敵な人がいたことを日本人に伝えたかったようだ。こんな人はいないだろう、私にはできないし、やろうとも思わない。そんなエネルギーを彼女に与えた彼も幸せだろう、私は一見、スペインのフリオイグレシアスに似てると思い、調べたら同じ1943年生まれだった。
2020.11.17 火曜日
08:56 大村繁 コメント伺って思わずYouTubeを視聴してしまいました
あーこの顔この声で特に戦後の女性たちを励ましていたんだなぁと、、親しみを持てるパフォーマンスともに納得です😉
09:54 RITSUKOITO そうですね、私もまずは彼女の情熱に衝き動かされた感じです。だから彼の歌が深く染み込みました。私はELVISを感じました。
男性の仕事は栄誉や利益が第一目的だと思いますが
女性は使命感や心で動くんです。
しかし女性は家事と子育てで時間がないから社会で働くには独身を貫くか、子供を持たないと言う選択かおざなりにするか、もしくは男性が協力してくれるか、いずれか必要です。
秀子さんの成し遂げた成果は実は旦那様の深い愛情と理解と寛大さがあります。
偉大な仕事には必ず、男性と女性が夫々の能力と協力性が上手く活かされていると思います。
物質的に蔓延した今、女性の仕事が社会を動かしていくんじゃないでしょうか
そしてその進展はむしろ、支える男性の賢さにかかっている気がします
11:24 大村繁 りっちゃん男性にも女性にも子供にもその進展がかかっているのよ
あたいはそう思うの
賢さが欠落しているあたいが言うのも何なんだけど😙😉
hmdonau様
ご無沙汰です。黒い森の4月はいかがですか?情報をありがとうございます。トルステイン、ようやく幸せになれてよかったです。お父さんが亡くなった後、11年目にお母さんのジルケが自殺をしました。その後音信不通になり、2011年にドイツへ戻ってきました。その時恋人がいたのですが、別れてしまったとのこと。マリアさんと結ばれて本当によかった。ドミニクはどことなくロイ・ブラックに似ています。トルステイン、太っちゃいましたね。humdonau様、体調はいかがですか?今年は歌手の30回忌です。本当はお墓参りにドイツへ行きたいのですが、この様子では難しいですね。いつかドイツでお会いできると嬉しいです。ではまた。
インターネットに何かロイ・ブラックに関するニュースが出ているかな、と思ってみてみると、最近、といっても昨年6月のことですが、女性週刊誌に「ロイ・ブラックがおじいちゃんになった」という記事がありました。息子さんのトルスティン、パパが亡くなった時は15歳だったそうですが、その後コロンビアの女性と結婚して今は彼女の国に住んでおり、そこで息子が生まれたとのこと。奥さんのマリアさんはロイ・ブラックの孫ドミニクに子守歌代わりにおじいちゃんのヒット曲を聞かせているそうですよ。
須崎真弓様
はじめまして、木下秀子と申します。私の拙い文章、しかも非常に特殊な内容の本を読んでいただき、しかも感想まで頂戴いたしまして、ありがとうございました。
ここ数日は、彼岸の時期です。そういう時に、須崎様が、メッセージをくださったのも何か不思議なご縁を感じます。
私の人生をある意味で変えてしまったロイ・ブラックは、すでにこの世の人ではありません。そのうえ、本を書くにあたってあらゆる方面で、私を助けてくれた、ファンクラブ会長のウルズラ・ボルトも2017年に白血病で永眠しました。
彼岸は、あの世にいる人々が、現世に生きる私たちに対して意味のあるメッセージを発信してくれる時だともいわれています。二人とも、何かを伝えたかったのでしょうね。
須崎様が、ロイ・ブラックを知ってくださって、彼らは喜んでいるのだと私は信じます。
不思議です。
私事ですが、12月と1月に入院していました。なので例会はお休みさせていただいています。そのうちお伺いしますね。須崎様にお目にかかれるのを楽しみにしております。どうぞよろしくお願いいたします。
*クレマチス様、須崎様のご紹介、ありがとうございました。
その後新しく参加された須崎真弓さんの読書会の感想をラインから転送して代理投稿します。
3月17日 水曜日
14:25 須崎真弓 木下秀子様の「ロイ.ブラック」読ませていただきました。
木下様をあそこまでの行動に駆り立てたその衝撃の出会いは神様の啓示だったのでしょうか?
ロイブラックは自分の望む使命は果たせなかったけど木下様は自分のやりたいことをきっちり果たされ、幸せ度は木下様にあったのでは?ロイブラックはあの素晴らしい声と容姿を持ったために、成功者でもあるけど、ある意味可哀想な人生たのでは?
でもドイツ人なら知らないひとはいない程名声を得たので輝きは永遠ですね。
私もこんな魅力的な目をした素晴らしい歌手がドイツにいたという事を
これからも記憶にとどめたいとおもいました。
素敵な刺激をありがとうございました。
20:10 クレマチス 木下さんは LINE をされないのでホームページのブログ欄に、他の方の感想とともに追加の形でアップしますね。
20:10 クレマチス きっと喜んでいただけると思います。
20:30 フナヤマ ヒサコ 今日手紙で知らせておきました(承知)
20:39 須崎真弓 他のブログには秘かに感想を書いたのですが、やはりご本人にも伝えたくなってトークルームにかきましたが、ラインはされないのですね。
クレマチスさんにご面倒おかけしますが、よろしくおねがいします。
こんなスゴい事をやられた木下様に対して私がこんなとを言うのはおこがましいので、削除して秘かな感想を他で発表に留めようとも思いましたが、よかったのかな~。
20:45 クレマチス 読んだ後の率直な感想が一番いいと思います。
20:48 クレマチス ただラインは内輪でのお気軽に発言して頂いていいのですがホームページにアップすると誰でも見られますので、
もしこれはちょっとという箇所があればアップする前にご連絡ください。
拝見した限りでは全然いいと思います。
20:50 クレマチス 誰かを傷つけたり、誹謗中傷したり、自己宣伝のような内容のものはアップする前に私の方でチェックします。
20:51 須崎真弓 そうなんですね、私はおっちょこちょいなので、送信してからアッとおもうこともあります。今回セーフですか?なら良かったです。
20:53 クレマチス 今日明日とちょっと予定が立て込んでまして、明後日になると思いますが、ホームページのブログ欄にアップさせていただきますね。
21:16 須崎真弓 ありがとうございます、
こちらこそ、よろしくお見知りおきを。
そうなんです、そのSchwarzwaldの住人です。しかも自宅/会社の周囲は全部森(主に樅やトウヒの針葉樹)なので、「びすこ」と「ベッガ」というハンドルネームに加えて「森の婆さん」と自称することもあります。
ドイツに関する知識は53歳で結婚するまで極めて乏しく、ドイツ語に至ってはゼロでした。ダンケ、くらいでしょうか。いや、高校時代の担任教師が教えてくれた哲学用語ならいくらか知ってましたけど。エピゴーネン(亜流)とかアウフヘーベン(止揚)とか。(最近になって、エピゴーネンのエピはエピローグのエピでもあって、後ろという意味だと初めて知りました。それで後続というか真似したものをエピゴーネンというんですね。アウフヘーベンは「取っておく」という意味があるので、日常よく使います。K先生、ありがとう。)
そんな調子で、54歳で初めてドイツ語を習い始めてあるときふと気がついたのですが、私ドイツ語の歌を知っていたんですよ!!ジョーン・バエズの「花はどこへ行った」のドイツ語版です。二十歳くらいだったかな、弟が買って来たこの歌のレコードの裏がドイツ語で、私は面白半分にそれを丸暗記することにしました。当時は今ほど呆けてないから、繰り返すうちに覚えられて、しかも古い記憶は残ると言われるように30数年後もぼんやり思い出すことができ、ドイツ語文法を学んでいたので今度は意味もしっかり理解しました。
Sag mir, wo die Blumen sind.(Tell me where are the flowers)
で始まるこの歌、マレーネ・ディートリッヒのが断然有名ですけど、私は聞くときはやはりジョーン・バエズです。
当時、ロイ・ブラックはGanz in Weissでブレークしていたのですね。
ついでながら、アウグスブルク近郊の生まれというこの人の風貌、いかにもバイエルン州出身の男性らしい。