地理という科目も真面目にやれば面白いのだろうが、私は余り真面目ではなく、大人になっても島根県と鳥取県のどちらが右でどちらが左かすら知らない有様だった。熊本県と長崎県の地理関係についても未だにおぼろである。(そのくせ「高知県って高松のある県だっけ」などと言われるとむかつく。勝手なものだ。)
そんな私が比較的真面目に地理に関心を持ち始めたのは、結婚後間もなくドイツ語を習い始めてその実践に何か読もうとしたとき、児童文学といっても結構難しいので小学生の理科・社会の教科書を選んだのがきっかけだった。
理科の方は「子供の百科事典」という本で、これは実用的な単語や句を覚えられるのみでなく、中身も大いに役に立った。例えば同じように体に斑紋のあるジャガーと豹の差異は何か、とか、こちらに多いトウヒと樅の木とをどうやって区別するか等々。
社会科については、歴史はなかなか複雑なので手間取ったが、これは年代ばかり覚えても退屈だから、お城や宮殿、修道院などを見物した際にそこの土産物店で売っている子供用の「中世の暮らし」とか「ドイツ騎士団」なんていう本を選んだ( 50 代半ばの婆さんが)。
さて地理であるが、その勉強には「世界の地理」という大きな絵本風の本が助けになった。ドイツ東西南北に関する本は別途に入手し、世界地理の本ではもっぱら欧州大陸に集中して読んだ。欧州にモルドバという国があるのを初めて知ったのはそのときである。
そこには「これはヨーロッパで最も貧しい国です」とあった。当時の私はインド亜大陸周辺やアフリカの貧しさについては一部実見していたこともあって見当が付いたのだが、ヨーロッパ一貧乏というのはどの程度なのか想像できなかった。
ロシア軍によるウクライナ侵攻のだいぶ前から、このモルドバが EU 加盟を望んでいるという話があり、私は夫に「だって欧州で一番貧乏なんでしょう、援助を必要とする国ばかり増えて困るじゃないの」とこぼした。( EU の援助を求めるということはとりもなおさずドイツのお金が必要ということで、そうなるとドイツの納税者にとって甚だ迷惑なのである。)
すると彼は「欧州の最貧国はモルドバじゃないよ、ウクライナだよ」と言う。地理の本の欧州の部分ではウクライナの名前は出て来なかったし、そこはロシアのすぐ下にあるので別の地域圏に属すると思っていた私は、ウクライナがヨーロッパという説に異を唱えた。ところが夫は、ヨーロッパとアジアの境界はウラル山脈で、そこから東はアジア、西側はヨーロッパだと断言する。
境界線になるウラル山脈はさほど高くはなく、最高峰でも 1900 メートル程度なので、その気になれば草原の騎馬民族も何とか越えることができる。その東の麓がアルタイで、私たち日本人の話す言語は「ウラル・アルタイ語」って習いましたよね。「インド・ヨーロッパ語」に対して、このウラルなんちゃらという言葉にどうもダサい響きを感じるのは私のひがみか。インド・ヨーロッパ語族つまりアーリア人以外は人にあらずと言ったヒトラーから見れば、アルタイ語族など猿並みだったろう。
ヨーロッパ、特にドイツには「自然国境」という考え方があって、川や山、あるいは湖や海峡を国境とするのは珍しくなかった。しかしウラル山脈は国境ではなく、アジアとヨーロッパの境というのがユニークである。ロシアはその西側だけ領土としてくれればよかったものを、東のシベリアは雪と氷のほかに天然資源の宝庫だから、資源の存在など知らなかった遠い昔にここを放棄しなかったのは悪魔の助けとしか思えない。
我が家のヨーロッパ人がアジアはウラルからと言うんだから多分そうだろうと思いつつ、ではロシアも欧州国なのか、だったらどうして EU に加盟しないのか、という疑問が生じ、ひょっとしてロシアって案外可哀そうな国なのかもしれない、などと考えた。
ロシアが EU に加盟しないのは、欧州諸国側に最初からロシアを (仮想) 敵国として結束しようという意図があったからで、地理的に欧州の境界がどこかという点は二の次なのだ。しかしこれには欧州国のみではなく米国の思惑も大いに関与している。ユーラシア大陸のウラルの西側、つまりロシアの西半分に加え、ウクライナ、ベラルーシから東欧・中欧・西欧を含んだ大西洋までの広大な地域が統一されると、それはほとんど世界制覇に近い。
特にアメリカが怖れてきたのは、大国ロシアとドイツの結びつきだという。これら両国が各々付録みたいな国々も引き連れ一団となってユーラシアの西半分を支配する事態になったら、世界地図上のアメリカの意義はぐっと低下し、もちろん英国も形無しである。
おまけに「西欧」とされる地域(フランス、英国、ベネルクス)などは、中欧のドイツ、オーストリアなんかに大きな顔をさせるものかと思っている。これもアメリカには都合がいい。大西洋を隔ててユーラシア大陸の西端と手を結び、ドイツ・ロシアの連携を阻もうという魂胆である。
この西欧、中欧、さらに南欧や北欧という区分については添付の地図を参照されたい。これはロシアを含めた広義のヨーロッパなので、通常の区分とはやや異なる。(Osteuropa:東欧、Nordeuropa:北欧、Mitteleuropa:中欧、 Westeuropa:西欧、Südeuropa:南欧、 Südost-europa:東南欧州)
実際はロシアを除いた欧州だって、一枚岩だったことなどないのだ。だからこそ、それを纏めるためにEUはロシアという敵を必要としているとも言える。しかし対ロシアに関しては、ドイツの姿勢は終始曖昧だった。
私は戦後ドイツが西側に属するにもかかわらず、49 年以降 73 年のうち約 20 年間政権の座にあった社会民主党が一貫してロシアに好意的だったことを奇妙に思っていたが、そこにはイデオロギーへの賛同と共にアメリカの地政学的戦略への反感もあったろう。また 60 年代末からブラント首相以下が「東方外交」に力を入れ東欧諸国との和解を推進したのも、戦勝国としてふんぞり返っている西欧への面当てだったのかもしれない。
現ショルツ政権にも親露派はかなりいて、大統領のシュタインマイヤーなどはその急先鋒である。この人はメルケル政権では連立相手の党首だったため長く外務大臣を務め、その時期にウクライナの EU 加入申請が却下されたのはドイツの横やりのせいと言われる。安全保障上さらに重要なのは NATO で、これへの加盟もメルケル政権のドイツが反対した。当時はノルドストリーム(ロシアからのガスパイプライン)敷設が進んでおり、右派・左派こぞってロシアのご機嫌取りに躍起だった。2008 年に NATO がウクライナを加入させていればロシアも手は出せなかったから、ドイツへのウクライナの恨みは深いらしい。
ドイツの方は、これでロシアとの関係は安泰、ガス調達も問題なしと踏んだからこそ、2211 年の東日本大震災を受けて脱原発を宣言し、メルケルが世界から称賛を浴びたのだった。今となっては浅薄なスタンドプレイだったわけだが。
最近のこと、シュタインマイヤーが大統領官邸で「連帯コンサート」とやらを催し、駐独ウクライナ大使も招待したが彼は出席しなかった。理由はコンサートの指揮者やソリストが全部ロシア人だからと言うもので、ベルリン・フィルからの演奏家の中にはウクライナ人もお義理程度にはいたが、このような形で戦時の「連帯」を説く偽善的なやり方が大使を怒らせた。
親露派の政治家や左派ジャーナリストはコンサートへの招待を断った大使について、もっと広い心で、などと言うが、ウクライナにとって今は戦時中でありその敵はロシア。しかも大使となれば公人である。ショスタコーヴィッチに罪はないとはいえ、大使の立場でロシア人指揮者によるロシア人作曲家の曲など聞けないのは当然で、シュタインマイヤー大統領の常識が疑われる行動だった。それとも意図的な嫌がらせか。
ただ、これまでウクライナが EU に加盟できなかった理由の一つはこの国の政治家の腐敗のひどさで、ビデオレンタルチェーンの経営者やチョコレート会社の社長が権力の座に就き、汚職の疑いで追放されるまでの数年間に資産を数十倍いや数百倍にまで膨らませるという離れ業を見せていたせいもある。
さてそれでモルドバの EU 加盟であるが、ウクライナと並んで現在はかなり希望が持てるという。貧乏国と言っても国は小さく人口も限られているから、EU の負担も軽いかもしれない。しかしそれなら、なぜすぐお隣で言語も共通のルーマニアと一緒にならないのだろう。自立できないのはルーマニアも似たようなものではあるが、それでも GDP などの経済面ではモルドバよりずっとマシである。また EU は分離を嫌い統合を勧めているからモルドバとルーマニアの合併を歓迎するだろうに、これまでのところ EU 加盟後に合併した国は一つもない。
またモルドバには EU 加盟に反対するグループもいて、それがかなり力を持っているらしい。要するにここもウクライナのミニ版で親露派と親欧派がいて、ことはそう簡単ではないのだ。しかもモルドバは、ロシアのイニシアティブで設立された独立国家共同体(CIS)に属する。それで EU に加盟したら重婚になるではないか。EU もモルドバに対し、これまでのお相手とちゃんと決着をつけてから来るよう申し渡すべきであろう。
現在、時期は確約できないがいずれ仲間に入れてあげると約束している国は、セルビア、モンテネグロ、ボスニア・ヘルツェゴビナ、北マケドニア、コソボ、アルバニアの 6 カ国だそうである。いずれもバルカン半島の国、つまりアルバニアを除くと全員が元ユーゴスラビア連邦に属していた。実際には今でもこれらの国々の間では小競り合いがあり、セルビアなどアルバニアと犬猿の仲だしコソボの独立は今も認めていないので、EU としてどう折り合いをつけるつもりなのか疑問である。だから加盟時期は未定としているのだろう。
さて今回のウクライナ紛争では EU 内でウクライナからの難民に非常に親切な国があって、それが EU ではこれまでドイツやフランス、オランダなどと違い外国人に冷淡、場合によっては敵対的とされていた国なので、多くの人が意外に感じた。それはポーランドである。
2015 年に中東からの大量移民が欧州の特にドイツに押しかけたとき、「ようこそ」と言っておきながら、その数と、欧州人には受け入れがたい彼らの振舞 (女を見れば強姦する、どこででも用を足す、とにかく下半身を制御できない) に途方にくれたメルケルは、EU 加盟国間でこれらの難民を分配すべきだと提案し強要し、多くの国から反発をくらった。最もリベラルでコスモポリタン的とされたデンマークとスウェーデンすら、殺傷事件の連続に悲鳴をあげて国境を閉めてしまった。
このメルケルのやり方が英国の EU 離脱につながった。英国はその植民地主義の過去から今でもインド・パキスタンやアフリカからの移民を受け入れねばならない。インド人は自分で働くが、パキスタン人は生活保護で暮らし親戚をどんどん呼ぶので国庫の大きな負担になる。自らが撒いた種とはいえ、既に外国人の多さに頭を抱えているところへさらにシリアやイラクの難民というのでは国が傾く。それで移民の配分に関しては、この事情を考慮してほしいとキャメロン首相は辞を低くして EU に頼んだ。国民投票を求める声が高くなっているが、今のままで投票を実施すると脱 EU 派が勝つ、というのが同首相の懸念だった。
するとメルケルは何といったか。「そりゃ( EU に)残ってほしいとは思うわよ。でもそのために特別扱いをしてまで留まってくれとは言いません。」こんな返事をされちゃ、誇り高い(旧)大英帝国の民でなくても切れますよね。結果はご承知の通り。
特別も何も、お前が勝手にやったことじゃないか、とメルケルに真っ向から歯向かったのが東欧諸国だった。ポーランド、チェコ、スロバキア、ハンガリー。するとドイツは EU の基本理念の一つ人道主義に反すると彼らを責めて、お前らへの補助金を減らすぞと脅す。当然相手は態度を硬化させ、ポーランドやハンガリーの首相はドイツを「道徳帝国」と揶揄した。
メルケル発のその騒ぎがいまだにくすぶっている中、今年 2 月末以降にウクライナから難民が押し寄せたとき、ポーランドは喜んで受け入れると言った。実際これまでに 224 万人がウクライナからポーランドに移って暮らしている(三月末の数字で、既に大幅に増えた)。ルーマニアやチェコなども受け入れに協力しているがいずれも数十万人規模で、ポーラントとは桁違いだ。
ところがドイツの一部のメディアはこのポーランドの姿勢を称賛するどころか、差別主義だと非を鳴らした。シリア人やイラク人、マグレブ人などは拒否しておきながら、白人のキリスト教徒であるウクライナ人なら歓迎と言うのは偏狭な地方主義だというのである。それに対してポーラントは、ウクライナ人と自分たちとは歴史からして多くの共通点を持ち価値観も似ていて、何より地理的に近いから、自発的に隣人愛が示せるのだと応じた。
実際のところは中東からの自称難民もポーランドは最小限度受け入れた。ところが彼らはアッという間に姿を消す。居心地の良し悪しの問題ではなく、ポーランド政府からの手当が少なくて母国の家族への送金ができないというのである。それで隣のドイツに行って難民申請するとその倍以上の額をくれて、半分を自国に送れる。親は息子を送り出すのに悪辣な人間運び屋の手を借りており(自力ではルートが分からない)、そのため大きな借金があって息子からの送金がないと命すら危ない。
それに対して、ウクライナからの難民は戦争が終わったらいつでも帰れるように遠くには行きたくないと言う。正真正銘の難民である。ドイツも人道主義的見地からむろん受け入れているが、かつて冷酷だのエゴイストだのと責めた東欧人の模範的な振舞に至極ご不快の様子。内心では「ポーランド人ごとき」にお株をさらわれて悔しいのである。
この「ポーランド人ごとき」というのは別に私の勘ぐりではない。だいぶ前だが国際学力比較でドイツの学童の成績が悪化し、そのすぐ下がポーランドだったとき、複数の大新聞に「こんな国と同レベルなんて!」と書かれていた。
そもそも欧州とひと口に言っても歴史が違い気候・風土もそれぞれ異質で、キリスト教でも宗派が異なるし、肌や髪の色までも違うから、21 世紀の現代に民族主義やナショナリズムは時代遅れだとブリュッセルの EU 本部のエリートが声をからして叫んだところで、民は聴く耳もたない。プロテスタントの北欧の人間がバルカン半島のイスラム教徒やセルビア正教徒に兄弟愛を抱くのは難題だ。これは理屈ではないので、それを独りよがりの道徳主義で無理強いするから EU の内部ががたつく。
その証拠に、上の地図にも「現在の国境」と共に「文化圏の区分」が示されているではないか。ここに見る通り、ウクライナ南西部は中欧文化圏である。モルドバはと言えば、ルーマニアの南半分と同じく欧州東南部(実質バルカン半島の南スラブ人)とその歴史・文化を共有している。またベネルクス三国と言っても、内陸のルクセンブルクはドイツ文化圏に属する。
欧州でも大多数は普段この点を意識していないが(必要ないから)、戦争や災害など有事の際にはやはりこの心情的な近さがものを言う。
三枚目の写真は、地理的距離と共通の歴史に基づく親愛の情を「反近代的」と罵倒する人々に抗して書かれた新聞記事からで、タイトルは「私たちにとってキエフはダマスカスより近い」とある。もちろん地理的に近いだけでなく、親身になれるという意味である。(キャプションには「彼女は西の国に逃れ、彼は戦場へ。西ウクライナのクラマトルスク駅で抱き合う二人。2022 年 2 月 27 日」とある。)
もしその心情を非難して、遠くのアフリカや南米で苦境にある人にも同じ連帯感を示せというなら、それは理想・理屈としては正しいかもしれないが、ならばどうして、同じ欧州内で互いに近いからという理由で欧州連合などを設立したのか。
協力・連帯に距離や文化は関係ないというなら、日本など民主主義やら人道主義やら EU の「理念」に適っているから仲間入りさせてもいいだろう。遠すぎるって? だけどあなた、近いキエフより遠いダマスカスを冷遇するのはけしからんと今言ったばかりでしょ。なんだかんだ言いながらまず地理的距離を前提としている EU が、よくもそんな屁理屈をシャアシャアと。
それにしても、この写真のカップルには胸を打たれる。第二次大戦中に日本やドイツやイタリアで見られた別れの光景をこの現代に再び目にしようとは、誰が予想したであろう。ウクライナの男は妻や子を安全な国に逃がし、自らは国を守るために戦火の中に留まっている。欧州の納税者の金を得るために女子供を危険な国に残してやってきたどこかの国の男たちとは、根性が全く違う。だからこそ、心ある人々はウクライナ難民に手を差し伸べるのであろう。
ブログでは紹介しなかったのですが、面白い地図があるのです。題は「ルーマニア人が見た欧州2013年」というもの。だいぶ古い、とはいえ、かなり当たっていて今でも有効、笑えます。
ロシア:帝国主義者
ノルウェー:人間嫌い
スウェーデン:自閉症の金髪人間(環境保護運動家のゲルタ嬢も自閉症だそう)
フィンランド:教養のあるハンガリー人
(ハンガリー人はフン族アッチラの子孫と言われていますが、フィンランド人も同じくアジア系なんだそうです。言葉もハンガリー語と同様にウラル・アルタイ語。ただ、ハンガリー人ほど野蛮ではない、とルーマニア人は言う。)
バルト三国:金髪の小人の妖精
ベラルーシ:ソ連
ポーランド:最良の友
ウクライナ:マフィア1
ハンガリー:蛮人
デンマーク:変人
ドイツ:太っちょのババア
オーストリア:ドイツのスラブ
チェコ:昔の隣人
ルーマニア:ルーマニア1(これはローマ人という意味。ルーマニアという名称の語源はローマ帝国。)
ブルガリア:マフィア2
セビリア:相棒
ギリシア:破産した従業員
トルコ:格安バカンス
フランス:ジプシーのキャンプ場
スイス:Asshole
イタリア:ルーマニア(ローマ)2
スペイン:ルーマニア(ローマ)3
英国:ニキビと虫歯
アイルランド:赤毛頭
アイスランド:イグルー(エスキモーの家)
降ってわいた状況に振り回され、適応(適用?)していかざるを得ない難民、受け入れ側の事情も歴史的なつながりや確執、互いの状況変化によりいっそう複雑に絡み合っているのですね。山脈ならぬぐるり取り囲まれた海域は、良きにつけ悪しきにつけ緩衝地帯でもあるわけで…ひとたび日本が難民を生み出す状況になった場合世界はどのように対応するんだろうかと余計な心配をしてしまいました、地政学、学ぶ必要がありそうです…いつも多角的で広角的な視点からのコメントありがとうございます あ、英語を勉強するのに…向こうの小学生の教科書を使ったことありました… decorum 上品さ、きちんとしていること? なんて単語まなびました、へーこんなことを教えてるんだ、覚えましたけど身に付きませんでした、あはは🤣