8月14日(月) 曇り時々晴れ予報
後期万葉論、、人麻呂、憶良、旅人、家持の作品の意味、意図、と時代背景を通読するだけで昨日もどっと疲れる。
(飛鳥、天平時代の万葉集が編纂された100年は激動期、白川静は、明治維新後の100年の激動の比ではないとの意味のことを言っている。明治維新はそれ以後の時代を受け持つだけの地力があった、かたや律令制が敷かれた前後の100年とは激動の意味が異なるというようなことだと思います。あっ、これ以上の事は聞かないでください、気になる方は直接本に当たってくださいませ)
本を閉じて、図書館から借りていた本を返却に行く。
リサイクルコーナーに折りたたみの木製の机があったので、500円払ってもらってきた。天板がランバーコア(集成材、木片をつなぎ合わせたもの)で、生成り(きなり)に近い仕上げなので今までのものより納まりが良く、気に入りました。
(執筆予定の小説のテーマの1つに…虚構と現実の意味、、があります。僕は若い時から現実とやらがそれほど確かなものなのかどうか懐疑的でした。本物と偽物という点ではまた意味が違ってきますが早速図書館にヒントになる本をリクエストしました。
こういう本をどうやって見つけるかと言うと…アマゾンに思いついた適当な本の題名を入力するだけです。つまり皆さんがやりそうなことと同じです。
それにつけても、子供たちがスマホで適当に検索をかけてとんでもない情報をつかみ出す可能性にぞっとします。
先日も、読んでいた本の中に出てきたURLを入力したところ…あっと驚く成人向けのサイトに繋がり、あまりにあからさまなシステムに度肝を抜かれました。事件を誘発しているようなものに、僕には感じられましたが、、これが現実ですね)
アート・ローの事件簿
①美術品取引と権利のドラマ篇
②盗品・贋作と「芸術の本質」篇
慶應義塾大学出版会: 2冊とも2023年4月刊)
バーチャルリアリティーに関連するこんなに現実に即した話題性のある本が、優先順位1位ですぐに読めることも本当に不思議なことです。
ネットを通じて世界中でこんなに文字で言葉が交わされた事はないのではないでしょうか、それなのに読書人口は減っている?一方で…噂では本を書く人は増えているそうです)
(ここのところヒゲを剃っていない、そしたらちょっと面白い顔になってきて、、そうだ少し放っておいて、、流罪になった俊寛みたいな顔になったら自画像描こう、きっかけを作らないといつまでたっても実行しないから🥸あはは🤣)
そうよねえ、飛鳥・天平時代なんて、どんな社会だったんでしょうねえ。日本の人口はどのくらいだったのかしら。当時はヨーロッパも混とんとしていたはず、中東ではイスラム教が生まれた頃。
先にポエティック・ライセンスの話をしましたが、平安時代の古今集とか新古今集、百人一首などに見る歌には「意図的な」ウソッパチが多いのに対して、万葉の世界にはそれは無いような気がしますがどうでしょう。人間がまだ素朴で、擦れてなくて、虚の世界を楽しむなんて余裕もなくて。
万葉仮名もなかなか大変だから、掛詞なんかで遊んではいられなかったのかもしれません。