7月14日(金) 曇り予報
ソロモンの指輪:ジョナサン・ストラウド=作 金原瑞人/松山美保=訳(三部作)理論社2012年発行
今明け方…先ほどこの本を読み終えた。
自分の願いがそのまま実現される魔法の指輪は権力の象徴だ。シバの女王が放った刺客の娘アズマイラがバーティミアスなる悪魔とタッグを組んで、ソロモン王から指輪を奪い取る、さてその指輪の行方は…とまぁサスペンス/ファンタジー?が続くのですが、あらすじが知りたければウィキペディアでもあたっていただくとして…
もし自分が意のままになる家来たちに恵まれてキングになったときのことを思い浮かべるなんてことが…読書以外にあり得るだろうか?
結論から言えば…天国が退屈かもしれないと同じ発想で…自分の意のままになる世の中が面白いわけがない。
でも権力構造なるものがどういうものか知りたければまずはこの本を読んでほしいと思いました、偉そう😅
(今日は午前中は再開発準備組合に出向き聞き取り調査に応じて参ります。
家の中はあらかた片付いて…例えば残った本について見ると…各種の辞典類、食べ物に関する本、楽譜類、美術に関する本、20世紀年史などでした。つまりこれだけあれば後の人生楽しく暮らせそう、、というくらい僕のスカスカな頭では残りの人生かけても多分理解しきれないほど内容豊富。
衣類は母と同じようなものが残りました。つまり二束三文なものばかりなので惜しげがなく使えるし身に馴染んだものばかりなので、気分転換にあれこれ組み合わせて使えば生きてる間これで間に合う。
1人遊びが得意で、あるもので間に合わせる人生、とでも今日のところは言っておく…あはは)
あれ、ソロモンの指輪って、同じ題だけど違う話だたんだ。こちらの話は全く知りません。そういえば、二巻とか三巻とか、そんな長い本じゃないのに変だなあと思った。ソロモンとシバの女王の話は聞いたことありますけどね。これ、映画にもなって、ユル・ブリンナーがソロモン、ジーナ・ロロブリジーダがシバの女王を演じていました。遊びに来た友達(男性)の相手をするのが面倒だったからこの映画の録画を見せると、彼は聖書の話は知っているけど映画には全く疎い人だったので、「ソロモンって、その後宮に千人もの妾を囲っていたんでしょ、それがどうしてこんなチンケな女を選ぶんだよ」って憤慨してた。ジーナ・ロロブリジーダのファンが聞いたら何というか。ジーナもユルも今は土の下ですけど。