6月30日(金) 曇り時々雨予報
昨日プールでひと泳ぎした後、いっこいっこ用事を片付けるつもりで区役所へ出向きました。KBCの新規メンバーの募集のためです。
立石の蕎麦屋で腹ごしらえをしてぶらぶらと歩きながら行って用を済ませ下着を着替え、ほっと一息。日中30度以上の時外歩きは控えるようにいたします。最近の日本の夏はサバイバルです。命あっての物種。
西暦2023年の日本の夏、何とか乗り越えていきたい。何とか生き延びてちょっとだけ好きなことをする…ハハハ。
茶色の朝:フランク・パヴロフ:藤本一勇訳:大月書店2003年12月第1刷、、という本を読みました。
犬も猫も茶色でないものは飼ってはだめ、それ以外は処分。出版物も言葉が茶色に彩られていなければだめ。茶色新報、茶色ラジオ、人々の服装も茶色一辺倒、それ以外はダメの全体主義国家はどうやって作られていくかの物語、、。フランスではロングセラーだそうだ。万事事なかれ主義の日本でこの本がベストセラーになったと言う話は聞かない。世の中の変化に追いついていくことで精一杯。それって日本だけのことなんだろうか?
そこに出て来たかもしれませんが、ドイツでは茶色というと極右やファシズムの色とされます。ナチの軍服の色なので。私がある新聞を読んでいると、親戚が「お、茶色い新聞じゃないか」というのでムッとしました。そういう区分に何の疑いもなく乗るあんたって怖い、と心の中でつぶやいていました。
私、セーターやブラウスの茶色って結構好きです。バッグも。