6月10日(土) 曇り予報
昨日は山本周五郎から、小説家としてスタートすべく、勤めを辞めた土岐雄三に宛てた書簡集を読み始めました…これが面白いです。小説の構成について山本周五郎の所感があちこちに顔を出します。
手紙も積もれば書簡集として1冊の立派な本になる、何も作家や有名人にあやかろうというわけではなくても…この公開日誌?も続けることで堆積するものもある。どうということのない日常の堆積。忙しさにかまけておろそかにされていた記録。
たった半年ほどやってみてわかったことがある。どうってことない日常は決してどうって事はない日常ではない、という事だ。
チリも積もれば山となる…僕の友人に言わせると…チリも積もればごみとなる、、となりますが、どうしてどうして…例えば僕のこのどうしようもない日記、300号まで続ける予定ですが、、人様のお役には立てなくても僕自身の指針になると思っています。だって日記なんてものをそもそも1年間も続けたことなんか僕の生涯で1度だってなかったんですから。
去年のこの日は何をしていたんだっけ…そんな楽しみです。去年のこの日は何を考えていたんだっけそんな楽しみもあります。全く進歩のない堂々巡りの自分の人生をしっかりと確認しておきたい、マソキスト:マゾヒスト?めいている、なんて言われようと気にならない…僕自身の人生なんですもの。
さて今日はテクノプラザで行われるかつしか環境・緑化フェアの会場の準備の手伝いに行ってきます。
(腹ごしらえは昨日作っておいた鯛のアラを使ったお汁に味噌を加えて味噌汁にしてご飯といただきます。
昨日、Googleで鯛のアラを使った味噌汁のレシピを調べると長ネギ、生姜、豆腐、大根などを加えると良いとありましたがあいにく手元には何もありません…仕方なく手元にあったカブ、生姜の古漬けを加え小鯛のアラを白子と一緒にお汁にしました、古漬けから出た塩気でちょうどいい塩梅になりました、夕飯として、これを焼きおにぎりにかけてお茶漬けにして食べましたがとてもおいしかったです。白子もふっくらとクリーミーでこんなおいしいものが150円❣️)
(どうも前にも同じような文章を書いたことがある、まぁいいや老人の繰り言)
他人の役には立たずとも、ただ自分自身(だけ)のために何かやる、って、実はそんなに簡単なことではないんですよね。一つには、自分というものが確立されていないため、また一つには、人間どうしても他人の承認を求めてしまうため。一人ですっきりと気持ちよく暮らす術を心得たら、人間学の初級は終えられた、というところでしょうか。