5月4日(木) 晴れ
寄らば大樹の陰…日本人はこれが得意だと思う。
擦り寄って大樹に身を預ける。あんまり近づきすぎない。雷が落ちたとき自分の命が危ないからだ。
長いものには巻かれろ。泣く子と地頭には勝てない。かわいい我が子と上司の言うことは聞く。愚痴を飲み屋で晴らして家庭に持ち込まないのが良いパパ。
後ろ指さされないようにする。身綺麗にする。世間体をいつも念頭に置く。公徳心もさりげなく顕示する、タバコの吸い殻を拾って歩く、あの人は偉い。(昨日とうとう親子連れでゴミを拾っている人を見かけた!さすがにお父さんは恥ずかしそうにしていたけれど、、小学生とおぼしきお嬢さんが長いトングを持ってお母さんがポリバケツを後ろで持っていました、こんな国ある?!アメリカだったら清掃人組合の職業妨害、インドだったら身分を疑われる?)
体制が変わったら体制に擦り寄る。だから基本的には気楽なので世の中の移り変わりなんて天気予報を見るように大きな変化を見逃さなければ良い。
と前フリをして、、これからの話をしたい。
処世術ではなくて…老年期を楽しく過ごすためのテキストを作る、なんていつものちゃちな話でもない。
本当はあんまり心配してないんだけど…日本の行く末について。
基本的に何を押さえておけば良いか心構え。そんなことを教えてくれる本を探しているんですがなかなか見当たらない。
(国体論(菊と星条旗):白井聡著:集英社新書2018年4月発行、、コンパクトでわかりやすい主張でした)
日本はこれからどうなっていくのか。もし戦争でも始まれば日本はアメリカの前線基地になる、不沈空母。多分それでも良いと思っている。自衛隊を見殺しにする、人身御供(なんてこったい、それでも人間か?)。気の迷いにしろ一億玉砕を潔しとした国が言う言葉か?日本がなくなっても名誉を軽んじる国民性はそれでもオーケー(ほんとかよ)。無益な殺生で肩をいからすより臆病風に吹かれて笑いものになる方を選ぶ。女々しい(差別語?)国民。それがどうしたと居直る。次の時代のために子孫を守る。便法(便利な方法)がまかり通るわがまま国家、甘ちゃんの国日本🇯🇵。世界中が日本になればいいのに…アメリカ人が世界中がアメリカになればいいとそう思っているように、、それが甘い、っちゅうの!日本は特殊…は、もう通用しないと思います。
経済破綻が起きた場合僕らはどうするか。一時的には右往左往する。鎖国をして排他的経済水域に鎖のネットを張り巡らす(比喩的に言っています、不沈空母は標的にならないという前提、そんなバカな!)
国体(国としての世間体=世界中の目)より日本人の生命を守る。たとえ流浪の民になっても生きながらえて再起を誓う?
世界通貨の安定を図るために金融市場に金は出す、口は出さない、金持ち喧嘩せず。
批判されても自給自足を復活させて、腹を空かさせない。山を切り開き(日本の国土は70%は山)、領土内の海に乗り出す。1億人いれば何とかなる。
これが平均的日本人の考えだとすると他の国の連中はどう思うだろうか…あはは🤣
(世間体を気にするという事は…世間がどうなってもいいとは勤勉な国民は絶対に思わない、僕が小さな世間を大事にする(実際に大事にしているかどうかは別として)目的です。
今日は「どんな風が吹いても桶屋は潰すな」理論でした…あはは。
(ふざけてこんなことを書いてみましたがこれからは間違いなく情報戦争になると思います、というか今までもそうであったように。例えばアメリカ主導の航空機の国際規格があるとする(今ちょっとググってみたら国際規格がたくさんあるのでびっくりしました)。「同盟国」はその規格で動いている。こういうことが実は表面化している面白おかしく取り上げられる事件(失礼!)よりも肝心なことだということに注目したほうがいいと思っています。それほど「密接」に動いているという事実。
水面下の世界、情報リテラシーは必須。分析が後追いになる世界、プレイヤーは分析する側に都合の良いエビデンスをいつも残してくれるとは限らない、、いつも偉そうですいません😅)。
昨日は連休中の空いてるプールで身体が柔らかく感じられる程度まで泳ぎました。たいした運動になっていませんが運動をしたという気分を大切にしています。
太極拳のほうもビデオを見ながら動きをなぞっていますが、すっと、体重を移動させる動きがとても難しいです。水泳は他のスポーツと違って両手両足を同じように動かすのでぼく自身のバランスは良いと思っていたのですが水中と違い空中では勝手が違います、水中では5キロの体も空気中では10倍の重さで移動させて、なおかつ安定させなければならないので難しくもありそこが面白さでもあります)
(体がバランスよく維持されているときは体を意識する事は少ないと思います。国体(国としての人格?)というものを僕は充分理解していませんが強引に自分の体との同定で考えると切羽詰まった外圧との関係でしか日本が変われないという自分自身の偏見に基づけば、、基本的には「お上」(今はアメリカ?)の言うことをきいていれば間違いはない、と言う徳川幕府の時代の庶民の認識が今も続いているのではないかと思っていますので、外圧がいつ来るかが気にはなりますが、もっと気になるのは…外圧を減らす工夫に頭が向かわないのはなぜだろうと思います。認知症はどんどん増えて、戦後80年近くなり80歳の堂々たる平和ボケ老人群(僕もその予備軍)が自然淘汰されるのを待つ必要はないと思います。
明治維新からもう百数十年経ちました。次なる時代を予測して対策を立てる位の余裕が今はまだあると思いますので…
一人一人が次の時代を予想しても面白いかなと思います)
今読んでいる本に明治の元勲がたくさん出て来るのですが、第一代は明治の初め、あるいは慶応の頃に既に外国に派遣された人たち(伊藤博文や井上馨)、あるいは欧米から招聘された学者・専門家に就いてしっかり学んだ人物が多く、彼らは欧米を相手に戦争することの愚をよく知っていた。ところが明治の「偉人」の二代目になると日清戦争や日露戦争の勝利が仇になり、日本は英米仏独に立派に太刀打ちできる、いや彼らよりも強力な国になったと勘違いしてしまい、世間知らず、いや世界知らずの桂太郎とか児玉源太郎なんて軍人政治家が闊歩し始めたのが敗戦国日本につながった、のだそうです。