2月16日(木)曇り時々晴れ予報夜明け前零下1°C
お母さんは「しん」としていなければいけない…と言ったのは詩人サトウハチロー。いつも受け入れる準備をしている…そういうことかなと今朝思いました。その伝で行くと…家は間が抜けていなくてはならない、間が抜けていてこそ人が滞在したとき人が際立つ。
がらんとして、ちょっとだけ寂しい感じがする位の部屋が好きな僕はこんな勝手な自己弁護をしてみた。イモルームの黄色い壁の発色がイマイチなので残念に思っていたのですが思い返して、これで良しということにしました。
この狭い4畳半で畳1畳分のコンパネを作業台に乗せたら、即席テーブルの周りに人が集まれる、そのための部屋だ、わーい。
でも僕はその席にいたくない、しけた4畳半をにぎやかにしていただきたいだけです、朝からキザでごめんなさい。
(春の暖原子炉稼働そっと礼
エアコンさんお世話になります寒い春
気楽な句作って紛らす寒い春
寒い朝白菜鍋の春キッチン
凍る春朝の呼吸のさむさかな
息寒し春のあけぼの夢の中
冬のよう春凍えさす朝寝坊
ありがたし布団の中の温き春
寒き春原子炉稼働世を回す
資本主義シュンペーターは黄泉の春
資本主義を広い見地から一生研究し続けた泉下の経済学者シュンペーター、何思う。生きていたらきっとノーベル賞を2度ぐらいもらっただろうと、素人判断をしました。素人ついでに…資本主義はまだまだ研究されつくされていないと僕は思います、欲望が世の中を回す。
久しぶりの朝寝坊…といっても朝7時起床、息が寒い、白菜鍋食べて暖まろう)
シュンペーター、生まれはオーストリア=ハンガリー帝国、「建設的破壊」を唱えた人ですね。経済学者にはめずらしいプレイボーイで(女の方から寄って来る)贅沢が好きで、そのためかどうか分かりませんが、超長寿の経済学者たちの中ではかなり短命だった。英国の経済雑誌エコノミストに「シュンペーター」というコラムがあるくらいだから、今でも尊敬されているのでしょう。ドイツではこの人、不人気というか知らない人が多いんだけど、日本では戦前から師と仰がれていて来日もしており、第二次大戦中には日本を庇って米国人から憎まれたとか。
白菜鍋かあ、おいしそう、あったかそう。先日、日独カップル(日本人奥さん)が友人夫妻を食事に招くというので、何を出すのかと訊いたら、「鍋物」ですって。肉より野菜が多くて脂肪が少なくてヘルシーで、というのでドイツ人からのリクエストですって。水炊き・しゃぶしゃぶ・ちゃんこ鍋、あら、リズムに乗ってる。