1月 30日(月)快晴
65歳から始まった1人で暮らす生活、75歳から始まる後期高齢者の1人の生活…何が変わったか…何も変わっていない。ところが強引に五七五でまとめてみると…
何もせぬいい夜明けだと冬背伸び
冬といて後期高齢サバイバル
願わくば冬も健康生き延びる、、
ことを望んでいる。後進に範を垂れるほどのものは何もないけど、暮らし方は示せる。そう願うご同輩も多いことだろう。最近知り合った方もそうおっしゃっていた。歳をとってもできる事は山ほどある。山を切り崩すそうと言うのではない。都会にいて、この山と暮らそう。探検する場所は半径500メーター以内にごまんとある。
人はモノ人は風景だから風
風向きはわかったほうが面白い、なんちゃって😅
自分のことを言えば、50代まで独りの暮らし(元家族からの雑音が多すぎて平和ではなかったけど)。それからよその国に来て、二人暮らしの中で還暦・古希を迎え今は後期高齢者。でもいつかまた独りになる、あるいは相手を独りにする。
私はこちらの日本人会などには関心が無かったのですが、最近直接・間接的な日本人女性の知り合いがぐっと増え、聞けば彼女らが築いている連帯・互助組織は、異国での一人暮らしに備えるためなんですって。全員が日本にはもう家が無く、一時帰国はできるけど母国には永住できないという。こちらの老人ホームは物凄く高くてしかも入居がむずかしい、介護人は全く足りない(そして不親切)、高い税金・社会保障料金を払っての老後がこれ、ここはもう同じ日本人同士で助け合うしかない、ということらしいです。人間至るところ青山あり、とはいかないのだなあ、と痛感しています。(そういえば、一人は青山墓地の墓じまいをしなくちゃ、と言っている。)
だいたいこういう、「至るところ青山」なんて聞いた風なことをいうのは男で、彼らは最期は妻に看取ってもらうつもりでいて、夫を看取ったあとの妻のことなど「想定外」なのです。要するに給与所得者として一家を養っては来たものの、本当の意味では自立してない男が多く、残された奥さんが気の毒ということがよくあります。
いちまるさんやクレマチスさんなど、一人でちゃんと暮らせる男性って決して多数派ではないのですよ、どこの国でも。