1月1日(日)快晴
昨日大晦日も本を読むムードではなかったので仕事場へ行ってお勝手にステンレスの板を貼付ました、臭い物には蓋、ではありませんがボロ隠しです。ただのステンレス鋼板を455ミリ× 905ミリにカットした0.5ミリ厚の鉄板ですがきれいな包装紙で化粧すれば付加価値は上がるし使ってみようかなという気にもなります、こういう発想は関東より関西の方が1枚も2枚も上手ですね。この商品ももちろん関西系の会社です、アマゾンで求めました。
写真の壁の所々白くなっているところは釘穴等の穴埋め跡です(1枚のステンレス板はすでにガス湯沸かし器の左壁面に貼ってあります)この壁は下地処理のバインダー(シーラーなどとも呼ばれる塗料と壁面との密着剤)を塗って上からウォームグレイのマットな(つや消しの)水性ペンキを塗るつもりです。天井も同じ下地処理をした後取り寄せておいた同じくつや消しのミッドナイトブルーで仕上げます。やってみて納まりが悪ければまた別の色にしますがこの家のアクセントカラーなので多分僕の方が色に合わせる暮らしをします、あはは。
(今日はこれから多分お正月気分を味わうためにいっぱい飲んで…昼頃酔いが覚めてきたところで作業場に行って押し入れにかけるカーテン等仕立て?ようかなと思っています。針仕事なら別に音も出ないのでご近所迷惑にもなりません。今日が元日という特別な日であることは知っています、でもこの年になれば神様や仏様もお目こぼししてくださるのではないかと思います、もともと世間とは少しずれた感覚(本人は全くそう思っていない)は今更変えようもないのでこのまま通したいと思います、へそまがり。
トラクターでドライブ❣️楽しい気分までこちらに伝わって参ります。 改築と申しましても…適当に上からベタベタ貼っていくだけの簡単な作業です。ステンレスの板を貼ったのはいいですけど…集中力が続かずに上下に5ミリの差が出てしまいました、お金をいただく作業だったら1日気分が悪いはずなのですが…ずれていることがわかるのは合板の縦目地がすぐ隣に平行に走っているからです、目地を埋めてしまえば比較するものがないので気がつきません…いかにごまかすか、も職人の芸のうちと心得ています😅
今日(まだ)1月1日はこちらはきれいに晴れて14、5度と暖かく、私の住む中部シュヴァルツヴァルトから100キロほど離れた北部シュヴァルツヴァルトの友人の家で大晦日を過ごして帰る途上、たくさんの人が森や野原を散策しているのが見えました。冬にこんなお天気は珍しいので、家にいてはもったいない、ということのようです。
それはいいとして、大きなトラクターを運転している若い男性がいて、宗教的な理由から日曜日に働くことを禁じているドイツでも、天候に左右される農作業を考慮して農家には祭日・安息日の規制を課さないとはいえ、元日にトラクターを出して仕事とは!と夫は渋い顔。でもよく見ると後ろに乗っかっている数人は子供で、トラクターであたりをドライブということでした。これも神様のお目こぼしがあるでしょう。
手作りでしかも専門的な改築作業が順調に進んでいますね。昔なら「ご隠居さん」の年齢でここまで本格的に緻密なお仕事ができるのは素晴らしい。これも立派な芸、アートですよ。