12月16日(金曜)晴れ
昨日仕事場で4時ごろまで仕事をしていたら…向かいの女性が地域猫に餌をやっているのを見た。僕をじっと見つめていたうと思った猫が僕を見つめていたわけではなく餌を待っていたのだと知る。
仕事から戻り、お湯で顔と手を洗い電気ストーブで手と体を温める。なんとなく明日の段取り…つまり今日の仕事をつらつら考えていたら… 5時近くになったので…適当なつまみで酒を飲み始めた。中国産の水煮の筍、適当に煮て、つまみにしていたら、お酒には合うのだが何か物足りない…砂糖を入れてませんでした。
あー疲れていたんだなぁと苦笑い。疲れているこの感覚すら懐かしい。
ツーン、と、スマホが音を出し何かを告げている。かき餅を焼いてみたり、卵とキャベツと干しエビを混ぜてお好み焼き風に酒のつまみにしたりしているうちに…やっと緊張がほぐれてきてスマホをチェックしてみた。
いろいろなグループのLINEの着信数をつげる赤い数字のマークを確認。ついでにメールもチェックする。
KBCのホームページのフォーラム欄のぼくの日記?を見てくださる人は少人数なのですが、びすこさんがいつもコメントくださるのでこの時間にチェックするのは楽しい。どうということはない日記なのですが…僕にすれば、行動記録でもあるので、それなりの意味があり、読んでコメントくださる方本当にありがたい余禄です。
あろうことか…僕の所業を褒めてくださっている…酒が一段とうまく感じられる。途端に昔の僕の相棒のことを思い出す、、。
最初の相棒…お客さんに…オタクは(君の会社の仕事)は二流だね、と言われた彼…後で、僕に告げた言葉…俺は三流だと思っていたのに…とニンマリした。貿易と営業しかやったことない彼にすれば、タイプライターを打つ手を、慣れないペンキ塗りの刷毛に持ち替えて間もない仕事に対して、一応職人扱いをしてくれたこの言葉に素直に喜んだと言うわけ。
もう1人の僕の相棒(前職は金融業と聞いている)、、独習した襖張りの腕前でお兄さんの所の家の襖を全部張り替えてあげた… その後。一族がご長男のお兄さんのところに集まって正月祝いをしている時…襖が話題になり、張り替わった襖を見た甥御さんが襖の取っ手を触りながら…ふと漏らしたことば…おじさんは…職人だわ…。
彼は多分、世辞とは知りつつ、ある種の感動をもって、このつぶやきを受け止めたと思う。
さてとこのぼく、、びすこさんの僕に対する気前の良い賛辞、、僕はこう受け止めたい……いつかこう言われたい…こう言ってもらいたい言葉、、いちまるさんは、、職人だわ 、、。
職人を始めたからには…誰だっていつかきっと(職人らしい)職人と呼ばれたいのだ。僕も職人になりたい。
(明日は雨の予想。今日は後から後から少しずつ目に付いてくる外回りの不具合(縦樋が途中壊れてなくなっていたり、軒の鉄板がボロボロな所、水道の塩ビの導管のぶらぶら甘いところを金具で固定など)を昨日見当をつけていたので、あらかた片付けてしまおうと思う)
うわー、いかにもって感じですね、天井が高くてたくさんのものに溢れているのに雑然とした感じもないしかっこいいです…ありがとうございます。道具は手入れが行き届いてなければならないし、すぐにどんな道具でも取り出せるようになっていないと気合が入ったときに仕事になりませんよね…段取りと心構えは腕に関係なくいつも整えておかないと新しい場面はこなせないと思います…我ながら生意気なこと言ってますあはは🤣 でもやった仕事は残るので後々証明されます、だから手抜きはできないのだと思います。 今日仕事場でお茶を飲んでいる時…欄間の彫り物ただもんじゃないと思いました。昔向島に事務所があった時…近所のおばさんに…あんた…この近所にらんま作りの名人がいるんだけど遊んでるわよ何か仕事見つけてあげなさいよ、、知らない人ですよ…何とかしてあげたかったんだと思います…もしかしたらここにあるこの欄間がその人の作品かもしれないぁと思いました。