兄にこのあいだ、60年に及ぶ株式相場の成績について尋ねてみた…トントン…だな、と言っていました。上等じゃないですか…僕がみんなに言っている理屈と同じ…遊んだだけ得といううことになります。10億持ってるやつが千万円のかけをする事は遊びです、1%の遊び。勝率8割の場合に勝負する…それを賭けという、それ以外は…無謀と言うべき、と言ったのは将棋の大山名人、そんな連中になけなしの金で勝負をかけるなんて、はなから勝負にならない、相手は遊びこちらは真剣、遊びと真剣、冷静なのはどっちだ。
そういう勝負の世界で「トントン」…褒められるべきだと思いました。
プーチンのウクライナ侵攻…「トントン」で収められないでしょうか、長引けばもっと人が死ぬ、人口を減らすのが目的の戦争もあったと聞いていますが、やり切れません。窮鼠猫を噛むのたとえの通り、それ(核)をブラーフ:脅し材料としている寒い国のしんねり強い(これはわが母の言葉で…粘り強い…多分心の芯がぶれない、頑迷、とは言わないけれど頑固という言葉)無言の圧力だと思います、私見。プーチンは自身を長命政権を担うにふさわしい皇帝だと思っているのだと思います(噂ではエカチェリーナ大帝を尊敬しているとか)。説得というより政略。ウクライナにとっては、今こそ政治家が必要な場面ではないでしょうか。ウクライナの政治的人材どうなってる?人間の「資源」を双方むざむざ失ってどうする。戦艦潜水艦撃沈されたときの阿鼻叫喚。ロシア人も死ぬ、ウクライナ人も死ぬ、死屍累々。人的資源、前面に打ち出す交渉は双方にとってわかりやすい問題提起だと思います。試みにロシアとウクライナの人口を合計しますと… 4人に1人がウクライナ人…だからどうしたと言わないでください…かつて中国はその人口の多さを戦争のブラーフに使っていたことがあります、双方核戦争で死んでも中国人は生き残る(こんな例を持ち出して不謹慎承知)
これほど利害が絡み合ってる世界になっても、いまだに核がチェックメイトに使われるなんて僕らはなんと異常な世界に住んでいることだろうと思います。
子供から大人まで誰もが洗脳から逃れることができない…そんな感想を持っています、正常な脳みそでいられるのが不思議、兵器を使えば需要が喚起されると思っている連中を相手にするのは誰にとっても正常を保つのは大変だと思います
そうそう、メルケル前首相の軍事顧問が、今停戦すれば、ロシアは東部を落として自国の領土とし、ウクライナは大半の国土を守ったことになるから、どちらも面子を失わずに済む、そろそろ潮時、なんていって在独ウクライナ大使を激怒させていました。だってそんなことで納得させられたら、不当に侵略され領土の一部を失っても甘受せよということになるでしょう。
プーチンは「エカチェリーナ大帝を尊敬している」のですか。これは以前にメルケルがインタビューで堂々と言っていましたよ、「彼女は私の手本」みたいなこと。エカチェリーナはドイツ東北部出身でメルケルの郷里もそのあたりだから、いつかエカチェリーナになろう、と願いつつ共産主義の東独で育ったのかしら。
帝国の再興を願うなんて、狂気の沙汰としか言いようがない。こういう元首を選んだ国民に問題があるんです。ロシアでは露骨に情報操作されていますが、ドイツでももう少し巧妙なやり方で洗脳が進んでいるらしい。