4月6日(土)
「わが輩は犬のごときものである」は、なだいなだ全集12:筑摩書房1982年刊、、の中に載っていました。
短いエッセイでした。
進化論から言えば…犬は哺乳動物なので似たところがある、、言われてしまえばその通りなのですが…言われなければ普段見慣れているだけに、意外とその深い意味は見おとしてしまう。
医療の分野では他の実験動物も人間に似ているからこそ実験に使われるわけで…僕なんかは改めてそう考えれば犬やマウスに足を向けて寝られない気分にもなる。
でも考えてみたら僕はもともと猫も尊敬してます。
(ついでに言えば、、人間の子供たちを見ると自分も見習わなければと思うことが多いです)
猫が食事しているところを見ると野良猫といえども、とても上品に!食べてます。
食事が生き延びるための最重要課題だよくわかっていて食べることに専念しています。
飼い犬などを見ると、、人が見ていなければ敬礼したくなります。どんな飼い主にも一応従順です。たいしたものだなぁと思います。
人間との同居が長いために相手の気持ちもよく心得ています。
ネズミは僕が子年だから言うわけではありませんが…とても用心深いうえに、犬と同様に多産系なのでおそらくは人間よりは地球上でうまく生きながらえるのではないでしょうか。
生まれて2、3ヶ月で一人前?になり1回に数匹は産むので、もし、敵が少なくなったら体が小さい分生き延びる確率は高い。
(人間も小さくなったら生き延びる可能性は高くなる(小さい分、食料も少なくて済むかも、、ソニーやホンダのロボットもそれを見越して?結構小さかったと思います)と思うので、もしかしたら将来的に遺伝子操作かなんかで小さくすることが選択される可能性が高い、、適当なこと言ってます)
今日は夜中に起きられなかったので明け方これを書いています。
毎日が日曜日みたいなものですがやはり週末は平日より落ち着きますね。習慣とは恐ろしいものです。
起き抜けの春まだ寒しでも背伸び、、ん?
起き抜けに背伸びする春まだ寒し、、かな
起き抜けに背伸びするかな浅き春?がいいような気がしますが…
まぁ桜も咲いているというのに浅き春は無い、、ですね😅
(昨日図書館に行ったら、中古品販売のゆず屋に、ガリガリに痩せたマネキンが1000円で売っていた…ちょっと手を加えて洋服掛けを兼用させれば面白いオブジェになるし賑やかしになるなと思いつきました、、犬も歩けば棒に当たる…あはは🤣)
臓器が一番人間に似ている動物は豚なんですって。それでいろんな医学的実験には豚が使われます。私も日本でさる米国の製薬会社が豚を使って試験している施設に行ったことがあります。たくさんの豚があおむけに寝かされていて(麻酔をかけて)、そのお腹に注射器がささっており、そうやって効果を試したい薬を注入している。ちょっと凄い光景で、同僚が真っ青になって逃げてしまったので、一人で通訳するしかありませんでした。
あとで聞くと、気の毒な豚のための忠霊塔が敷地内にあって、そこで年に一度供養が行われるとのことでした。これはいかにも日本的で他の国では考えられないことですが、親会社であるアメリカ企業は日本文化に理解があるみたいでした。
他に豚からは生体心臓弁というのが作られ、これは炭素繊維からの人工弁と違って血液が凝固して付着する恐れがないので、ワーファリンとかいう抗血液凝固剤を飲まなくていいという利点がありますが、せいぜい20年ほどで取り換える必要があるとのこと。ただし20年というのはかなり年輩の人の話で、若い人の場合は劣化が早いそうな。だからそちらは人工弁の方がいいけれど、ワーファリンを飲んでいる女性が妊娠したらどうなるか、というような問題もあるようです。
私の母は弁膜症で人工弁を使いましたが、手術したのが82歳だったので、生体弁の方がよかったと思います。だって、どうせ他の病気もあって4年後に死んじゃったんですもの。そしてワーファリンのせいもあって、どうも老衰が早かったようでした。目下のドイツでは、一定の年齢以上だと、断然生体弁を選ぶみたい。欧州の人って何でも「合成材料」というのが嫌いですぐバイオとか言うけど、それも何だか変。
私は豚牛には気の毒ながら、これらの動物の臓器を改良して人間に合う心臓・肝臓・腎臓などが作られれば、他の人からの臓器移植が必要でなくなるので望ましいと思っています。だって、今の医学・医療では、自分が臓器をもらうためには誰かの死(脳死)を待たねばならないでしょう。これって、ものすごく抵抗があるんですけど・・・よく「美談」にされていますが、自分や家族が生きるために誰かの死を待つなんて、実際は人間にあるまじき凄まじいことではないでしょうか。
動物の臓器を使うなんて動物愛護の精神に悖る?だったら、さらに進歩したやり方として、動物の細胞をもとに人間のために臓器を作る方法が開発されれば、生きている動物を殺さずに済みますね。
ああ、AIなんかの他に人類が挑戦すべき課題はたくさんあるなあ。