1月23日(火)
兄の所へ行って施設との正式契約を取り結び、今まで住んでいた家の件も甥っ子の1人と兄が打ち合わせをしていました。話はこれだけなのですが立ち会っているだけでどっと疲れました。
まぁ考えて見れば生来呑気な兄がよくここまで環境に馴染むよう努力したなと思います、郷に入りては郷に従え、、です。
介護関係も少しは心得のある僕がいることで兄の不安も解消できます。教えてもらえば何も問題は無い、ここがポイントですね。
唐突ですが…戦場においても…経験豊富な下士官がいるかいないかで部隊のまとまりが決まるとか、、まぁそれになぞらえるのは全くおこがましいのですがちょっとした経験があるかないかで雲泥の差が出る。
朝から晩まで兄の世話焼いてどっと疲れて冷凍の餃子を焼いて一杯呑んで、スーパーで買ってきた弁当を食べてバタンキューです。
呑気な兄には心配性な弟、全くうまい取り合わせです。世の中はこうやって回転していくのだなぁと他人事みたいに考えるとそれはそれで笑えますね。
(僕がここまで生活してきて他人に対し言い続けてきたセリフ「大丈夫、大丈夫」は、確かお隣の韓国でもお決まりのセリフと聞いています…ケンチャナヨ/大丈夫、、何が大丈夫なのか分からなくても大丈夫、大丈夫、、と、とりあえず大丈夫と言っておく。一寸先が読めないような世の中もとりあえず大丈夫と言っていく、、そうやって心を落ちつかせてから…大丈夫なようにみんなで努力すれば、いつしか大丈夫になる、オプティミスト/楽天家はこうでなくちゃ…心配性な楽天家、やることやって天命を待つ…なんかかっこいいなぁ…あはは😅)
手袋も足袋も形見や永らえば どうしてこの句が収まりが良いのか考えていてはたと気が付きました「手袋、足袋、形見」まさに人の形❣️ 昨日兄が手袋を持ってきてくれと言うので兄の家にあった安物の兄が愛用していたらしい手袋を持っていきました。ちょっと気になっていたものだったと思います。多分本人も気がついていない手袋の思い出、、🧤よすが、、美しい言葉ですね。 楽天家は、性質いうよりも、そのほうが楽だからそうしているのだと思います、楽天家がコロナウィルスみたいに伝染したら面白いかなと今思いましたが、、これはもしかしたら兄の影響かもしれません…あはは🤣
心配性な楽天家、かっこいいです。私自身は心配性な本物の悲観主義者ですので、楽天家を見ると羨ましくなります。ウチにも一人いますが、一寸先は闇の世界で商売するのに楽天家じゃないとやっていけませんからね。それでこれまで「大丈夫」だったことは、もう、運としか言いようがありません。このあと恐怖の深淵が待ち構えていないとも限らないけれど、もう後が長くないからいいんです。ほら、悲観的でしょ。
年取るといいことなんか何もない、ってうるさ型の伯母がよく言っていました。お洒落で贅沢好きで、それでお肌が汚くなったことが嘆かわしくて、曾孫と一緒の写真撮影は拒否していた。肌の違いが目立つからって。それもすごいですよね、曾孫と美肌競争をしようってんだから。
でも私、今伯母に遭えたら、悪いことばかりじゃないよ、と言いたい。それは思い出が増えることです。
私、義兄の葬儀のとき、とにかく墓地がすごく寒くて珍しく手袋をしたのですが、それが元は妹の持ち物でした。そこで一句。
・手袋も足袋も形見や永らえば
(足袋っていうのは実はソックスのことです。)