2月22日(木)
昨日は一昨日とうってかわって雨もよいの寒い朝。
軽めの食事をとってプールで軽く泳ぐ。風呂で温まってさっと体を洗って出てくる。
10年ちょっと前民主党が政権を取ったのは、テレビでもてはやしたせい、、との主調の暴露本をパラパラ読んでみた。明快に解説されればそうだったのかと納得する。ショータイムの「事業仕分け」なんてまるでテレビ番組を見ているようにボケッと観てた自分が情けない。
(本をパラパラめくりながら気になったので、民主党政権時代一時中止になった八ッ場ダム調べてみると2020年にきっちり完成している)
続いて官僚組織の暴露本もパラパラ見る。親方日の丸の連中の頭の中はそういうことかとこれまた確認。
10年前からみんながスマホを持つようになって「暴露」が常態になってきた結果、世の中は騒然とも、平然にも見えないけど、それなりにこれが「普通」となれば話は別。つまり何が普通なんだかそれが問題になる。例えば…
とにかく地の利が得たいロシア、2千年の懸案を解決して、国土を安定させたいイスラエルが目下のところ地球に揺さぶりをかけている、、なんて知ったかぶりのじじいが言ったところで、1ミリどころか何ミクロンも世の中流変わらない(海の中に小石を投げれば巡りめぐって世の中変わると言う意見もあることはある)。
北朝鮮がミサイル飛ばすので、日本もトマホーク400発(かつて一発何百億単位だったものが今一発2億位らしい、たくさん作れば安くなる、日本が買ってくれたのでアメリカは大助かりだと思う、一石二鳥)3年後ぐらいをめどに配備するとか。
地球そのものも避けられない地殻変動で揺さぶりをかけてくる。
人為的な揺さぶりから自然の揺さぶりまで僕らは揺さぶられ続けている。
揺さぶられればバランスを求めてあっちへふらふら、こっちへふらふら。
世の中安定などと言うありもしない幻想に向かって、それでもその幻想に向かっていかなければ混迷が混沌の度合いを深めていってしまう(何が普通なのか普通そのものがもうわからない)。
ところで、赤ちゃんがぐずっている時、そっと揺さぶりをかけてやると結構喜ぶよね、、(だからどうした…ちょっと言ってみただけ)
この日記もどんどん混迷の度合いを深めていく…なんちゃって、あはは🤣
2009年でしたね、自民党が初めて敗れて政権交代が起きたのは。でも結局二党政治など実現しなかった。民主党だか何だか知らないけれどみんな素人の集団だったから、国を混乱させただけで。その点は今のドイツの政権に似ています。社会民主党、緑の党、自由民主党の3党の寄り合いで、どいつもこいつも(乱暴な言い方、ごめん)丸っきり素人で、環境と難民の保護を最優先し「正義ファシスト」と化してとんでもない法律を次々に成立させ、国庫はほとんど空。で、農民や一般事業者、つまり税金を払っている人々のストが頻発。ドイツには「内閣改造」というのがないので、このまま来年の秋までガマンするしかない。
ここでちょっと普通の話題です。昨日私は食洗器から洗った食器を出すとき耐熱の鉢を割ってしまいました。落としたのではなく、大きめのグラスが傾いてその鉢に当たったら壊れてしまったの。「硬くて脆い」材料だったので。
「あ~、また割った」と亭主が言ったのですが、私は滅多に何かを壊すということはありません。それでムッとしていると、お手伝いのマリアさんがScherben bringen Glück(欠片/破片は幸運をもたらす)と言う格言で私を庇ってくれました。
この言葉で、以前に見た日本の時代劇を思い出しました。お嫁さんがお皿を何かにぶつけてそれが欠けてしまったので青くなっていると、優しいお姑さんが「おかげさまになりました」と言うんです。失敗や粗相を逆に幸運の兆候と見る、これも昔の人の知恵ですね。ドイツもそうなんだ、とちょっと嬉しかった、という話です。