2月21日(水)
身の回りの家具を10センチ高くしたり低くしたりするだけで使い勝手が格段に違ってくる。
奥行きにしても同じこと。窓や壁の表情がまるで変わってくるので気分が変わる。
身長が10センチ高いか10センチ低いかで生活の仕方がまるで変わってくるのに、多分似ている。視点が変わるだけで見え方がまるで違う。
(赤ちゃんの時から大人になるまで、その成長過程で僕らはそれを体験しているはずなのだがいつの間にか忘れてしまった)
ところで気分がもっと劇的に変わるのは表面の色だ。壁にしても天井にしても床にしても、とにかく面積が広いので、心理的な影響は大きい。
寝室の天井を夜空のように塗って
みて下さい。子供部屋をパステルカラーで塗ってみてください。風呂場とトイレどうなりますか?
照明の色で壁の色を変えたり、壁材そのものの色を瞬間的に変えられるような光学的な処理もそのうち開発されてくるでしょうね。
で、以上は前フリ、マクラ(話の導入部)なのですが無駄話でした😅いいたかった事は、、
昨日も春の陽気。台所の風景を少し変えた。リサイクル品の小さなハイチョウ(蝿張)を食器棚に入れ子にした。晩酌の時、その風景を見ながらいっぱいやった。気分がよかった。
おっしゃっていること、日常の経験からよく分かります。夫と私の身長差は35センチなので、私には見えない棚の上や桟の埃がよく見えるんですね。
身長差のせいばかりでなく、体の柔軟性が違うため、物を下の方に収納すると彼は身をかがめてそれを取ることができません。上の方だとその都度私が台を持ってきて取らなくてはならない。イソップ童話に、スープを浅くて大きな皿に入れて鶴に出した狐に、その仕返しとして、今度は鶴が深くて細い壺にスープを入れて狐に出す話があるでしょう。ちょっとああいうイヤガラセに似ていると思うこともあります。
色彩・色調の影響って大きいですよね。加えて明るさも。それらは人間工学の一環として研究されているようで、夫の業界の会議で生産性向上のための一つの要素として議論されているのを聞いたことがあります。