ロボット進化論:小林宏著:株式会社オーム社2006年7月刊
ロボットとは人の役に立つものさらに人間と共存するシステムではないかと著者は考えているようです
この本のキモを探していたのですが136ページのあとがきに変えてのページに明らかでした、この本が16年前に発行された本であることにご留意ください。
本書を制作するにあたり、編集者からいくつか質問をいただきました。それに答える形で、あとがきに代えさせていただきます。
…ロボットの未来をどう考えていますか? 10年後、100年後でお答えください。
<10年後>
ロボットと家電の区別は難しいですが、結局、ロボットという形では、人間の生活空間にいたら邪魔になるだけだと思います。賢くもないし。なので、マッスルスーツやアクティブ歩行器のように、機能を特化したものが家庭や工場内で使われていると思います。
<100年後>
間違いなく私は生きていないと思いますが、100年後には、人はロボット技術で死ぬまで自立した生活が送れていると思います。現在でもある程度、目処はついています。ただし、人工知能がどのくらい進歩しているのかはわかりません。量子コンピューターなど、新しいアーキテクチャで人間並みのロボットができているかもしれない。ただし、ターミネーターのようなロボットは無理でしょうね。
…これからの研究者や社会への期待は?
そんなにたいそうなことを言える立場ではないのですが…。
とにかく、人間を直接サポートする技術が少なすぎると思います。今はまだ、従来型のロボット研究の延長線上でしかないテーマに取り組む人ばかりで、実際に社会に役立てていこうというコンセプトが希薄ですね。…中略…
現在、日本では1年間に1万人近い人が交通事故で亡くなっています。すごい数です。しかし、自動車をなくせとは誰も考えません。その便利さを享受しつつ、何とか事故を少なくしようと努力するのは人間の進歩なのです。
人間をサポートする技術についても、要はニーズの問題なのです。本当に必要不可欠なロボット技術があれば、最終的には使われるようになります。だから、エンジニアは果敢に挑戦しなければいけないと思っています。
とにかく僕は、考えられることはすべて片っ端からやり、その成果を展示会などで積極的にアピールしていこうと思います。多くの人の理解を得て、少しでも多くの「人の役に立つロボット」「人と共存できるシステム」を完成させていきたい。
そして老後は、自分の開発した装置で、死ぬまで自立した生活を続けることが最大の夢なのです。
トーストと紅茶を運んでくれる…これは外せないと思います ヘルパーのヘルパーロボット!これはすぐに着手してもらいたい分野ですね、めちゃくちゃグッドアイディアだと思います、猫の手も借りたいような人にヘルパーロボット^_^ マッスルスーツとアクティブ歩行器で車いすがいらなくなるかもしれませんね、車いすはスピードが出せる電動式のものを散歩用に特化して利用するとかでしょうか かっこいい全天候型のボディースーツをちょくちょく着替える、下着を付けたり付けなかったり… フィジカルコンディション…用足しとかは既に相当便利なものがあると思いますし排泄は気持ちの良いものであるべきだと思います もう頼まない!と癇癪を起こしたときに…なぜ癇癪を起こしたのか…それについてひたすら謝ってくれるロボットも特注すればよろしいのではないでしょうか、マゾっ気のある連れ合いを探すより手っ取り早いと思います ありがとうございます、素敵なコメントで…おかげさまで疲れが取れました、あはは♪