(※ 今日の話題はオナニーなどと言う物騒な?単語が出てくるかも、ですのであまり興味のない方はパスしてくださいませ😌、と言うわけには参りません、できればお付き合い下さいませ、男性も女性も僕ら全員の話題です)
< セックスと超高齢社会 >
(副題 :「老後の性」と向き合う、、、
坂爪真吾著: NHK出版新書2017年2月刊)
この本は2050年頃の空想の世界を僕なりに物語に仕立ててみたいと思ってその参考にしようと取り寄せた本です。ですが本の木シリーズの最中ですし、えーい、ままよ、と避けて通れない問題と決定し、取り上げました。この著者は本来なら文学者?がしなければいけない仕事を追求しているんだなと思いました。1981年生まれと言いますから、まぁいわば僕の息子の歳です。息子から教えられるとはなんとも恥ずかしいです。その彼があとがきの方で…超・超高齢化社会を「ジタバタしましょう」と言っています。その心は…それも人間的と言えるのではないか…と。僕としては、若い世代からのエールとして喜んで受け取りたいと思いました。あ、本の最後の言葉ちゃんと載せますね、、、
いくつになっても、体や頭が動かなくなっても、周りに誰もいなくなっても、最後の一瞬まで、人間らしく「ジタバタしようぜ」! 221ページ
僕の母が80歳位の時だったか…ゲートボール仲間の方の話題が出るので…半ば本気で…「お母さんもしいい人がいたら一緒に暮らしても僕は反対しないよ」と言ってみた。「あら気持ち悪い!」とすぐに反応した。念のため…「ほんとだよ」と付け加えておいた。もうすぐ高齢者の1人暮らしが多数派になると思うので…高齢者の暮らし方、住まい方、果ては恋バナに至るまで、日常生活、介護現場、老人施設、などでいろいろな形があったほうがいいと思っています。
この本では介護現場におけるセクハラやら、施設、自宅を問わず認知症やご自分でできない方のマスターベーションまで、はぐらかすことなく取り上げています。特に高齢者が最後の時を迎えるまで人間らしく生きると言う視点が信頼がおけます。
僕が少しだけ日常生活にハンデのある方たちに関わっていた時、僕の知人が、体がままならない方と連れ立って当時トルコ風呂と言われている所へ介添えで送り迎えするサービスをやっていました。30年近くも前の話です。その当時はヒソヒソ話の話題だったように覚えています。僕の友人たちは誘われても断った人もいますし清水の舞台から飛び降りるような気持ちで実行した方もいらっしゃいました。まさに先駆者でしたね。
ご一読をお勧めしたい1冊ですが著者が高齢者の性に関心を持ったのは高校3年生の時だそうです。女学生の友:柳美里の本を読んだのがきっかけだった。で、お察しの通り柳美里の本もおいおい取り上げたいと思います。
男は繊細でやきもち焼きで、自慢ちゃん…あ、これはまた別のところで…僕みたいな与太者にもちゃんとコメントくださる…どんなヨタ記事にもコメントくださる…こんな面倒見の良い方が「土佐女」なら土佐の女性は相当いいととさ、あ、これハラスメントじゃありません…今流行の…リスペクトってやつです、本当です。それに今の言葉で言うと「キャラが立ってる」と言うことなので女性のことが読めない男性にとっては、つまり僕にとっても「わかりやすい」(誠実さというのがこういう意味だといいなぁと思います)と言うことだと思います。「繊細」はそういう方にこそ似合いますよね。意識するしないにかかわらず「キャラを立てる」と言う姿勢そのものが好ましいです。