辞海という三省堂の厚い辞書の中程のページの1枚が切れている。1ページの4分の1位が切れてる。小学校5年生位の時だったと思う。兄が古本で神田から買ってきた辞書だ。「漆黒」かなんかの意味を調べているときそのページの一部が切れてなくなっていたのを発見した。調べたい意味がわからない。 小学校高学年の僕は小学校の図書室に同じ辞書があるのを見つけ兄からもらった金ペンの万年筆(兄はその万年筆を、おじいちゃんからもらった)で放課後、破れたその部分のページを細かく写しとって辞書に貼り付けた。僕の直し初めかも知れない。辞書はいまだに使っている。写真。 ものはついで。兄が買ってきてくれた図鑑の写真を写生したもの(写真は明日載せます)小学生4年生頃だと思う。いつも通信簿に投げやり、中途半端と先生が書いてくれてた頃。2年前僕が死に損なった時に全て捨てたと思ってたら母のもの整理してる時に出てきた。よく見ると背景と岩の部分が確かに投げやり。 コピーなんか多分まだなかった時代のぼくの「直し始め」の1ページだ。もし直していなかったら… 60年間以上手元に置いておかなかったと思う。直す、って、そういうことか。
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コメント今読むだけで目がくらみそうです、現存している本の中にきっといろいろなものが挟まっているのでしょうね^_^