< 泳ぐ漕ぐ走る> → もがく
(これって人生に似ていない?もがいているような人生。人生って結構何にでも例えられるような気がする。僕は靴底に打つ鋲のような人間になりたいとまで言った詩人がいるそうだ)
プールで知り合ったOさんに自転車に誘われた。自転車でツーリング。僕はトライアスロンをしようと思っていたのでレース用の自転車を買うことにした。(Oさんは小さい頃自転車が買えなくて、大人になってその仕返しに?大きなオートバイで奥さんとあちこち行ったり好きな自転車いじりをして楽しんでる人でした)
(まだまだ体力には自信があった、というか体力のことを気にしてなかった。健康な時健康を気にしてないように。50歳前後だったと思う。僕は以前、埼玉県でやった31キロ<飲まず食わず>競歩(加須から大宮まで)で思わぬ好成績をあげていた。本人もびっくり。1300人中26位、翌日の東京新聞に小さく名前も出た、民間の競歩グループから仲間に入らないかと打診があった)
Oさんに、さんざん江戸川土手で基本的な自転車の漕ぎ方を教えてもらい水元で少し練習を重ね、2月初めの西伊豆の自転車ツーリングに参加した。自転車を分解しキャリーバックに入れ荷物の代金を払い電車で移動する。現地で組み立ていざ出発。分解組み立ては全てOさんがやってくれた。いざスタート。自転車乗りの十数人が一直線に並んで車と一緒に走る。お尻のところにスポンジが入ったタイツを履く。靴は引き足が効くようにスパイクみたいな自転車用のシューズにつけたストッパーでガチャっと着脱できるようになっている。初心者の僕は事故の時足が抜けないと怖いのでストッパーは効かせなかった。海岸沿いの坂道で体がふわっと浮いた感じがしたので瞬間的にスピードメーター見たら時速70キロ近い!恐怖!
いいかげん疲れた頃、先輩に車輪半個分を開けてついてきてくださいと言われた。緊張しながらしっかりとついていく。先行が風よけになり風圧が全然違う、楽だ。途中お腹がすくと、するっと食べられる練り羊羹をいくつも食べる。猛烈に体力を消耗するのでチョコレートもかじった記憶がある。3時間もこぐと100キロぐらいは簡単に走破できる。曲がったり止まったりするときは後ろの人に腰のあたりでサインを送る。いい加減グロッギーになる頃予約していた民宿に到着。何とか迷惑をかけずについていけたのはかつて営業で毎日歩いて鍛えた足のおかげだ。飛び込み営業では1日18キロをノルマにしていましたのでつくづく毎日の積み重ねの凄さを思い知りました。その時の健康の貯金がトライアスロンをする時役に立ちました。
5年間ぐらいあちこちのトライアスロンの市民レースに出た。水泳1.5キロ自転車40キロ、ラン10キロ、計、51.5キロ。
厚木の米軍基地で大会があった。話の種に参加した。水泳はプールだからバトルは無いようなもの。とにかく泳ぐ1500メーター。海兵隊の連中も参加した。プロレスラーのようなガタイ。あんな体で走れんのかなと思ったらとんでもないガンガン走る。女性の隊員さんも自転車をバンバン飛ばす。ついていくのがやっと。僕のタイムと言えば…一流選手の倍で上出来。まぁお遊びだ。それでもレース後は水ものめない位ヘトヘトになる。吐きたくなる。何も出ない。知人たちはビールを飲んでいたが僕はとんでもない、力を出し切ったのでビールどころか何も喉を通らない。みんな普通にビールを楽しんでいた。あいつら真面目にレースしたのか?
僕は発見した。僕は結構限界近くまで頑張っちゃうやつなんだ。同じレース中に数人がぶったおれて運ばれた。僕を含め素人は自分の体をよく知らない。無茶をする。僕ももうちょっとでぶったおれた口。普通の人は限界よりだいぶ前で限界を感じるはず、僕はリミットが他の人より後に来る、結構頑張っちゃう性格ということを発見した。白けてなんかいられない現実が身に付いてきていたあの頃が50歳か。心臓も丈夫だったなぁと思う。あ、あと、声援もらった時…一瞬だけ熱くなる。それも追い込んだ原因の1つだ。声援で力が出る。(今、GACKT?××
学徒出陣を思い出し腹が立つ、ガクトって音声入力をすると→ GACKT、、、、って出る時代)
さて、なんだっけ、、、。人生はマラソンだとよく例えられるのにならって、生まれて初めて結婚について真面目に考えてみます。いかんいかん、今ちょっと気合の入ったコメント他のブログでやっちゃったんで頭が回らない。あ、でも面白いなぁ…結婚。どうせこのブログ2、3人しか見てやしない。脱線してやれ、、、。真面目に結婚なんて考えたことないから今ちょっと考えてみる、さっきもびすこさんのコメントに答えていたら思わぬ方向に行った、だから人生において生まれて初めて結婚について考えてみる、あはは。
二人三脚で歩むのは結婚生活だとすると1人で独身を通すのはスピードアップを図れる点において有利かなと思う。スピードアップして何が面白いかと言われると答えに窮します。飽きっぽいのでスピードアップしていると風景が変わるスピードが大きいので飽きない。風景を楽しんでいるように見えてスピードのせいで楽しめないとのでは?言う見解に対しては…いくらスピードアップしていても歳には勝てないのでその時初めて風景を味わうから良い、と言う答えを用意してみました。こんな簡単なカラクリで自分の人生を概観することができます。あと、どのぐらい生きながらえるか分かりませんがこれが僕のスタイルかな、人生一寸先が闇、いつ死ぬかわからない、だからいちまる君、生きていけるのさと言い放った僕の先輩がいました。至言だと思いました。石橋を叩いて渡らない…と言った人もいました。僕がそれに近いかもしれません。やってきた事はちょっと乱暴に見えるだけで他の方とそんなに違ったことをやってきたわけではない。やってきたことによる結果が、世間並みに言う成功でも本人がそれを成功と見るかどうかは本人に聞いてみないとわからない。自分で納得がいけば成功、納得が行かなければ他人に成功と言われても本人にとっては不本意、不成功とも言える。僕の場合うまく着地しなくても成功だったと言っておく事は今まで世話になった方に対する礼儀だと思っています。
40歳までに三度結婚を思いとどまりました…いい加減な気持ちでは相手にご迷惑…こういう言い方でいいのか分かりませんがこの場は一応そういうことに。結婚制度はとてもよくできている制度で黙ってその制度に則ってことを運べば良い事は分かっていました、もう一度つらつら思い返すと…結婚を真面目に考えた事は一度もありませんでした。人には試しに結婚してみたらと結婚を無責任に進めた事はありましたが(姉にはそう勧めた)自分はその選択は取りませんでした。つまり結婚とは何かを真面目に考えた事が無い以上物の弾みで結婚する事は無い、僕の場合。つまんないやつだなぁと言う声がなんとなく聞こえてきそうです。そういう人は人生は賭けだと思っていませんか。僕はそう思っていません。大きく道を外すのではなく小さく道を外して大きな道の様子を見ながら空いた道をゆく、そんな人生だったかな今まで。
結婚すると言うことについてするしないは別として今ここで考えれば人生において初めて結婚について真面目に考えたことになりますが、やっぱり、やめときます。でも、そのおかげで不幸になる女性をひとり救ったことになるかもしれませんし。
一人救ってあげたらと言う先輩もいました。僕はそんな大層な玉じゃありませんし、そういう言い方は女性に対して失礼です。若い頃、友人が…ひとりでいるとなんか片肺飛行のような気がすると言いました。なるほどと思いました。彼は結婚に適している。
今生涯を通じて独り者と言うのは男女とも増え続けているそうです。結婚制度は文化だと思います。僕は何でも物事良いほうに考えますので…結婚していたら…一生独身を通した人の気持ちはわからなかったかもしれない…と自分を慰めて笑っています。ひとりが寂しいと思うのは結婚をして良かったなぁと思う人です。幸せな方だなぁと思います。ひとりで気楽でたっぷり寂しい思いをする…と言う人生もこれから普通になるような気がいたします。自分の考えに決着がつかなかったとしても決着をつけてどうすると言う問いを問いのまま残して、決着をつけずに人生を終えると言うのもありだといま思いました。父はある時いいました…人生って面白いよ…大体これでいいかなと思った頃おしまいになるんだよな…つくづくよくできてるなぁと思ったよ。
今この時点で考える事はこのぐらいにしておきます。面白かった…こんなこと考えたの初めて…あはは。今日のお題は?あぁ、まったく脱線というか脱輪だわ、ま、いいや、明日からまた普段のペースに。今日は朝からとっちらかし、、、乱れっぱなし。もう起きる。アップしちゃえ!
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最終更新: 2021年2月19日
動詞マニア もがく 008
動詞マニア もがく 008
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今ね、びすこさん、何十年ぶりかで立石で飲んでいるんですが、おかげさまで酒が美味しくなりました。いま家ではエチオピアの方と志しある日本の女性がお勉強中みたいです。イワシの丸干しで三合目をいこうと思いましたが気持ちの良いところで切り上げて寝ます、いつもくだらないブログにコメントいただきましてまことにありがとうございます😊
私の世代では結婚しないことは社会の規範に従わないことだったから、家庭内でばっちり差別を受けましたよ。まともな生き方をしていないって。そうやって姉をボロクソに言った男の息子、二人とも40代で未婚。私には惻隠の情っていうものがあるから、表立って「それ見ろ」とは言いませんけど。いや、彼が未婚の女を見下したりしなければ、別に何人独り者の子を持とうが構わないのだけど、これって、自分で作った法に自分が罰せられているようなものですね。
自分の結婚のことは別にどうということもなく、このまま二人で年とって行くだけですが、実は結婚問題には夫婦でわりと悩まされているんですよ。
とにかく離婚が多い。夫の会社で離婚経験者は多数派。そんなこと個人の自由じゃないか、と思われるでしょう。ところがそうでもないんです。
離婚すると、こっちは慰謝料というのはなくて、結婚から離婚までに出来た財産を半分に分け合わねばならない。それがマイホームだったりすると、続けてその家に住む方がその後のローンを払うのはいいとして、支払い済みの分を財産として二人で分けることになりますが、支払った分が一千万円として500万円を現金で相手に与えなければならない。でもローンでそんな貯金はない。さてどうするか。雇い主である亭主の元の借金に依頼が来るのです。「えええ~、またあ」と私が言う。
そのうち別れた妻について行った娘が結婚する。その式や披露宴の費用がないから、払ってと娘が言ってくる。またまた亭主のところへ借金依頼。「自分の持っているおカネでできる程度の、分相応の式をやればいいでしょ!」と私が怒る。
あと、不良男(器用で仕事はできるが、マリファナに手を出したり)と結婚した女が、夫が拘置所にいておカネがないので子供のミルクも買えない、と泣きついてくる。そういう女に限って派手な衣装。でも子供のことを思うとすげなく断るのも気が引ける。結局、不良男が戻るまでの生活費を渡す。この二人、破れ鍋にとじ蓋の夫婦なんだけど、鍋と蓋の修理をさせられる身にもなって下さい。
だからね、いちまるさん、独りでいらして大正解ですよ。