8月28日(月) 曇り予報
作り置きしておいた焼きおにぎりと茗荷と豆腐と卵のすまし汁でとりあえず朝食を済まし…さてどうしたものか。
普段遣いのメガネが遠近両用になっているのでそれを使って読書。多分10年以上前に作ったものでもあり、焦点が合わないですが読めないこともない。
現代社会はどこに向かうか:見田宗介著:岩波新書2018年6月第1刷発行
読み始めてすぐ偉そうにそうだそうだと相槌を入れたり、そうだなぁ考えてみれば著者の言う通り、、なんて独り言を言いながら読み進めました。
確かに1970年代日本の家父長制が大きく揺らいできた、役割が終わったとまで著者は言っていないが、終戦から30年でアメリカが目論んでいた日本の家制度の粉砕が実現されたわけだされたわけだ、なんて自分勝手な解釈でツッコミを入れながら楽しく読めました。
風邪気味のせいか伊藤園の水やお湯で溶ける粉のお茶が普段より美味しく感じられたのでお湯でといて、粒に包んだチョコレートをかじりながら(冷蔵庫で冷やしてあります)、がぶがぶ飲みながら読みました。
お風呂タイム、ジム行ってサブンとつかってきました。
図書館へ行って拡大鏡の使い方を教わりながらあれこれ本を読みました。やっと慣れた頃、お腹がすいたのではいそれまで。
隣で熱心に「みんなの日本語」(定評のあるスタンダード版、たしか、このテキストはびすこさんのお知り合いが関係しているとうかがってます、記憶違いだったらごめんなさい)を学習している女性がいらっしゃいました。
ちょっとブレイクしませんかと言って下の喫茶店で200円のコーヒー飲みに誘おうかなと、思いましたが、耳の聞こえが悪いので筆談と言うわけにもいかず、今回は遠慮しました…うそ。
LINEを見ると甥っ子から姉に話をつけたとの連絡。手続き上の書類をゆうパックで送って、まずは第一ステップ終了。
今日は朝から川口市役所へ、兄から預かった書類を持参し手続きを済ませます。体力が余ったら兄貴のところに寄るからねぇとLINEで事前連絡しました。
兄が、新聞屋さんから拡張の販売促進用の洗剤だのビールをもらってあるので持っていってくれと言ってきたのでもらってきます、重いから嫌なのですが、その気持ちはわかるのでもらってきます。ことほど左様に兄は意外と所帯染みています、義姉の教育が良かったのだと思います…なんっちゃって。
(姉の長男、僕の甥に、等価交換で今度立ち上がるビルに姉が住んだらどうだと提案しておきました。僕には何のメリットもありませんが、たまには人のためになることをするのも悪くない、ま、彼女にまかせます、お母さんごめんなさい🙏)
はい、「みんなの日本語」は3Aネットワークという会社から出版されており、3Aというのは、アジア、アフリカ、(ラテン)アメリカという意味。つまり多くの開発途上国をターゲットとしておりまして、私が昔働いていた途上国支援組織からのスピン・オフです。従って、日本語の学習も最初は研修の助けになるようにという意図でしたので、例文なども技術や職業に関するものが多く実用的でした。使用者層が広がるにつれて一般化されてきましたが、それでもかつての趣旨は残っていると思われます。(現在の女性社長は40数年来の友人です。)
ドイツ在住の知り合いの日本女性の中には日本語を教えている人がかなりいて、「みんなの日本語」も多く使われていますが、最近知り合ったシュトゥットガルト在住の女性の場合は、大学での授業に「げんきGENKI」というジャパンタイムス出版の教科書を使っていると言っていました。やはり、上記の特徴から「みんなの日本語」は避けたらしく、「げんき」の方が一般の学生や普通の女性の場合には馴染みやすいから、と言っていました。
昨今は日本で看護や介護の仕事をするために日本語を習いたいという途上国の人が増えて、彼・彼女たちの目的には「みんなの日本語」の方が向いており、またその背景から途上国でのマーケティングには3Aネットワーク社が強いみたいです。
でも企業としての規模はジャパンタイムスの方が遥かに大きいから、宣伝・広報活動では3Aは厳しい競争にさらされているかもしれません。友人もそろそろ引退する年齢なので、優秀な後継者がいるといいのですが。