7月27日(木) やや曇り予報
アル中とLSD、マリファナとはそれぞれ人間に及ぼす影響は違うと思う。昔、アメリカに行った友人が向こうの友人にLSDを勧められ、断ればチキン(根性なし)と思われるのが嫌でトライしたら48時間前後不覚になったという話を聞いたことがあります。また同じような話で…トライした女性が感覚が鋭くなって風景がまるで顕微鏡を覗くように細部までありありと迫ってきた、、と四方山話をするように僕に話してくれました。
僕自身、若い時、飲めるタチでもないのに、なぜか連日、深酒をしていた時、飲み始めに、ぐいっといっぱいひっかけただけで何でもない風景が透明感に溢れ生き生きとなった瞬間を経験したことはあります。なぜあんなに深酒をしたのか僕自身よくわかっていません。
LSD-兄ケビンのこと:マヤ・ヴォイチェホフスカ作/清水真砂子訳:岩波書店1983年5月第1刷発行
読み始めたら…電話。司法書士事務所からでした。登記書き換え申請の準備ができました、とのことで葛飾小菅の事務所まで行ってきました。プロは仕事が早いですね、それに安上がり、、プロは仕事が早く安上がり…昔昵懇にしていただいた社長と話し合った結論でした。今回もそれを確認でき、足取り軽く帰宅、500ミリリットルの缶ビール途中のセブンイレブンで買って家でゆっくり飲んで一息つきました。
夜少し涼しくなってからディスカウントショップへ買い物に行きました。いろいろ買い込んでまたてくてくと家に帰る。
途中日本髪にさす櫛のような上弦の月が出ていました、満月をさくっと2つに切った1つ、小さな輝きが夜空を統る
2万発花火の後の月見かな
櫛のような上弦の月。詩的な表現だなあ。
京都に十三屋(とみや)という櫛のお店がありました。今は多分ないと思いますけど。櫛というのは九・四、苦と死になるので、それを9+4の13に言い換えたのですってさ。日本人ってゲン担ぎとか好きだなあ。もっともこれは漢字大国中国から来ているようで、中国の花瓶などによく蝙蝠の模様があるのを不思議に思っていたら、蝙蝠の蝠が福と同音なので吉祥動物とされていたんですって。
あ、お月さまと蝙蝠の句、私も作ったので、ここに書いていい?
・この橋を渡れば隠る小望月
・蝙蝠と客が避けあう宵座敷
今は網戸をめぐらしてあるので、家の中に蝙蝠が入って来ることはなくなりました。それで福も来なくなったのかもしれない。