2月 2日(木)晴
旧宅のステンレスの浴槽を取り除くと下はタイルの浴槽でした。このタイル張りの技術が懐かしい。並べて目地を詰め模様を作っていく。(写真は後ほど…でもその写真はお見苦しくてすいません、でも雰囲気を伝えたくて…銭湯ではなく自分の家にお風呂ができる喜び…実現の一部を担う職人の喜びでもありましたでしょう、昔ご一緒した左官屋さんが、もっとその昔四つ木橋の坂をリヤカーに重い材料を積んで上り下りするときの苦しみを笑いながら話してくれたことを今思い出しました)
同じ技術で流し台のシンクも作っていましたよね。ビザンチン芸術を彷仏とさせる、なんちゃって。
今職人の腕の見せ所というのはあるのでしょうか?昨日兄とOKさんと会っている時…OKさんが自家用車のシートが切れていたのを立石にある会社に見事に復復活してもらったと写真を見せていただきました。もちろんそれなりの修理費は取られるが…気分が良い、つまり直した方も修理を頼んだ方も両方気分が良いと言うわけです。職人の仕事ってもともとこういうものだったんのかなあと思いました。
人に喜んでもらう…喜ばれたい…喜ばしたい、どうか次の世紀にはそんなプリミティブな願望が当たり前に復活するようになりますように
明日は節分…
着膨れの細身に感謝恵方巻
まあ、洒落た素敵なタイル!模様も色も珍しい。せっかくだから、ここに照明を当てて見てもらいたいくらい。
私が日本で使っている小さな浴室の壁も青と白のタイルで、昔小さな従弟が見て「お皿みたいなお風呂だね」と言っていました。小さい時から見慣れているせいかタイルは大好きで、こちらでも蚤の市などで見かけると買ってきて、鍋敷きやポット、マグの下敷きに使っています。
このタイルも、末永く使われますように。