1月 31日(火曜)晴
この寒い季節、朝寝床を抜き出すときちょっとしたコツがある。そもそも前開きのくびもとまで閉まるチャック付きの厚手のセーターを着て寝ているので起き上がるのには抵抗がない。起き上がったらすぐに電気ストーブの前に衣服をごっそり持って行き着替えます。
手などこすり合わせ着替えを済ませ、お湯を沸かしてインスタントコーヒー飲みながらおせんべいぽりぽり…。さて今日は…
幸せについて語ります。今やりたいことをすぐできることが幸せだと思います。最優先事項が今やりたいことだなんてこれが幸せじゃなくてなんだろう。やりたいことがあっても時間がないからできないこれが僕らの悩みだ。やりたい時間が取れてそれに集中できたらそれが幸せだと思います。
昨日仕事場の4畳半の和室の壁を黄色に塗ったのですっかり幸せでした。次の幸せは…このヘンテコリンな色の壁の部屋でどのように幸せでいられるかを考えることです。落ち着かない部屋を作ったのでここで落ち着く方法を考えるのが面白いです。
今日は幸せについて、うまく語れたので幸せです。
2月15日発行の区報でクリーン&ウォークの会、会員募集してくれます。ゴミを挟むゴミバサミと洒落た農作業用の収穫袋を用意して応募を待つことにいたします、、幸せとは落ちているものや落としてきたものを拾うこと。
海の鵜や都会の川の冬を飛べ
(先日中川で親鳥を見送る4羽の海鵜の子をみました…ちょっとしたドラマでした、、写真は後ほど)
(俳諧大要、、正岡子規の本がまだ届かないので…何を書いているかを予想してみました、、柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺…これに尽きると思いました。心が満ち足りていてもよし、はたまた落魄して柿をほおばるのでもよし、確かにそのシーンには人間の生活が活写されて余すところがない、これぞ風景、鐘の音が心に響きわたる、これ以上何を言う必要があるんだ、この俳句を目にしてもそれがわからない人たちに向けて書いた本だろうと想像いたしました、僕が読む必要のある本だろう。
先日、4畳半をまっ黄色に塗ってサツマイモになった気分、というのに笑ってしまいました。スウィートポテト・ルーム、名前だけでもう幸せそうじゃありませんか。どうせだから、思い切ったインテリアにして下さい。少し色が変わったら干し芋風とか、延長線を使うならイモヅル式とか。
私は日本の家で冬の朝起きるのが辛いので、襖と欄間で隔てた寝室のすぐ隣の部屋にあるエアコンをつけて、大急ぎで布団に戻って、二つの部屋が暖かくなってから着替えます。
このところ時々開く例の子規の本に
◎毎年よ彼岸に入に寒いのは
という句があって、「これは母八重の言葉をそのまま句としたもの」と書かれています。こういう句作もありですね。会話を5・7・5にすると面白い。
海鵜の子はお母さんが餌を持って来るのを待っているんでしょう。こちらは海がない代わり、大きな河や運河があってそこをいろんな国籍の船が航行しています。ロッテルダムからスイスまで・・・オランダ、ベルギー、ドイツ、フランス等の国旗を船尾につけて。
・運河べり船尾旗見送る冬鷗 びすこ