1月 28日(土)晴
この2ヶ月あまりの改修工事は面白かったです。半端職人だからこそいろいろなことに手が出せて、いまだに勉強できます。改修工事編、と言っては大げさですがシメは、、段ボールを取り上げます。
今回も段ボールは大活躍でした。30歳前半の頃仙台のアパートで…いずれにしろ仮住まいなので…家具は買わずに全て段ボールで済ませました。僕が東京に帰っている間友人の奥さん夫婦がそこを使った時…段ボールがうまく使ってあるので驚いていました、ただ何もかも四角い段ボールの中に収めていただけなのですが…それだけで整然とした感じを出せます。ちなみに段ボールの蓋は外側に折って紐でハチマキしておきます、こうしておけば箱そのものがしっかりしますし、ガムテープ等使っていないので紐をほどけば畳んですぐにリサイクルに回せます。
今回の改修工事でもディスカウントショップから段ボールをその都度もらってきて現場の整理整頓に大活躍でした。塗装道具、大工道具、経師屋の道具、水道工具、電気工事道具、安物の道具ばかりですが今やっている行為に使うだけの道具を様々な大きさの即成の段ボールの道具箱に納めておくだけで道具を探す手間が省けますし気分がいいです。
そのようにしていても…使いたい道具がすぐに見つからない、、、使ったものをすぐに元に戻さない結果なのですが…それは結局…疲れが溜まってきた証拠…ルーティンが崩れている…コーヒーブレイクかその日の仕事をやめるかをそれできめます。
なんてことはない日常が僕を支えている。
(なんていかにもきちんとしたようなことを言っていますが…他の人が見ていたらもしかしたら何をやっているのかわからないかもしれません…同時並行ですから、ネジを回していたと思ったら別の場所へ行ってコーキング…大工仕事をしていたと思ったらちょっとした塗装工事は当たり前。飽きっぽいのでこうして気分転換を図りながらやっていくといつしか…全体的に収まっていくというスタイルです。
今日は兄の所へ行ってちょっとした修理工事、樋の外れたのを直して隙間風が入るのを防ぐ工事をしてきます、先日行った時は兄の爪工事、じゃなくて兄の足の爪を靴下を履くとき引っかからないように磨いてあげました、というかもちろん工事代金はいただきました。
人の足の爪を磨きながら…きっかけを得てとっかかりをいただいて遊び始めた俳句の腕も磨くために?今頃になって正岡子規の俳諧大要を昨日図書館にリクエストしました…とっちらかしの人生です🤪)またまたブログ小休止いたします😉
徘徊を俳諧に変え炬燵入り)
段ボール懐かしいなあ。というのはドイツに引っ越すとき全部航空便で送ったのですが(当時は今ほど滅茶苦茶な料金ではなかった)、所持品を入れる段ボールを何十個も近くのセイジョー店でもらいました。というか、裏手に置いてあるので勝手に持って行って下さいと言われ。
それらの箱はこちらで処分して再利用は考えなかったのですが、「段ボールの蓋は外側に折って紐でハチマキしておきます」これは妙案、ガムテープを使わないのもベリーグッド、ほんとにテープ剥がしはじれったい。
足の爪はお年寄りや病人には難しいですね。私も晩年の母の爪切りをやったことがあります。でもヤスリ掛けはしなかった。そこまで優しくはなかった。
爪切りと言えば、夜に爪を切ると親の死に目に会えない、とか言いますよね。それで先日真夜中近くに自分の爪を切っていて、ふと
・爪切るや案ずる死に目もなき寒夜
なんて句を作りました。両親も亡くなった今、死に目がどうのと言われても「ノープロブレム」です。