1月 26日(木)晴円窓まるまど、も雪見障子も陋屋には全くふさわしくない。料亭や大きな家の仕事が来なけりゃ、頼まれればどこへでも行く、昔の職人は縦にも横につながっていたのでこういうことになりますね、雪が降っても障子から見えるのは前の家の壁、料亭に似合うしつらいの円窓も、下町の人のからかいの対象になったろう、、ま、それでも僕にとっては大満足だ。陋屋に円窓うつす冬の夢
ふふ、いちまるさんとびすこって、赤い糸でなく薄桃色の糸で結ばれているみたい。
今朝、暖房の効いた浴室で着替えながら窓の外の雪を見て、メルケル女史がドイツで好きな物は「窓」とか言っていたけど、そういえばドイツ人は窓に拘るなあ、それに比べて日本では凝った窓というのは見かけないなあ、などと考えていました。
いや、当方の認識不足でした。そう、円窓とか雪見障子など「地球遺産」になるような優れたアイデア、職人技ですね。大きな料亭もですが、お寺の書院造の部屋などに今も見かけますね。
円窓といえば、こちらでは聖堂には丸い「バラ窓」が付き物です。カラフルなステンドグラスが嵌められていることが多いけど、単色・無色のもあります。写真はフランスのシャルトル大聖堂のバラ窓。(観光には余り熱心でないびすこも、何かのついでにパリからバスに乗ってこの聖堂を見に行きました。)
・ばら窓に春光翳りて聖歌止む びすこ