12月21日(水)晴れ
昨日は仕事場の外柵工事…と言えばかっこいいがまさに猫の額ほどの小さな外のしつらい?造り、、家の紋章?が出来た。玄関横にかまぼこ型の棟瓦を10個ばかり並べただけのお笑い種だが、僕にとっては大事な印。
玄関開けて入ってすぐの台所のイメージもこれですぐに決まる。安っぽい塩ビ化粧合板の天井はマットな(つや消しの)ミッドナイトブルー、同じく今となっては安っぽいプリント紙張り化粧合板の壁の腰板部分には白に近い灰色のシャビィシック(真新しい感じでない?)っぽい木目の裏糊付きの床リフォーム用仕上げ材を面白いので壁に使う。その他の壁は、古くなって波打ったところにつぎ当てのように板を当て、継ぎ当て部分は段差をそれなりに見せたまま、白いつや消しで上塗りする。デザインっぽく見せるんだったら…継ぎ当ての必要のないところに四角い板をあちこちに貼り付けておけば表情が出て面白いかもしれない。
部分のイメージが全体のイメージを規定する…フラクタル…。僕を規定しているのはなんだろう?
さーてと今日は何をしようかな…段取りが決まったので後は細かい修正を加えながら気ままにやっていきたいと思います。納期に追われることなく自分のペースでできる遊びのようなもので、楽しいです。
お金をいただく仕事となれば、発注者の意向に沿って他の仲間に負けない値段を出し小回りをきかせて要求に応じる。仲間が気分良く仕事できるように雑用は一手に引き受ける、零細事業者の常として、、。
その必要がないことがこんなに気楽なものだとは、、しみじみありがたいです。
フラクタル、面白いですね。数学的に定義するとめんどくさいですが、自然界には無数に面白い例があって、この世界の森羅万象の成り立ちにも構造の秘密があるように思えます。
同感です。同感できることに幸せを感じます♪
人を喜ばせる・満足させる。これは労働の対価がお金である限り、働く人間にとっては義務ですね。その義務から解放されるのが、昔で言えばご隠居、今なら年金生活者の特権ですが、でもその前の顧客との齟齬や雇い主との軋轢があって、その間に人として成長して、初めて味わえる解放感。若いときからやりたいことだけやれる人生って、幸せなようでいて、本当はそうでもない、というのが今の実感です。