転居の件、昨日の午後、僕のところで、1時間ちょっとかけて(今までで最短時間!)重要事項の説明と司法書士さんとの委託契約が済んで、一服入れてから…おとなりに挨拶に行く。
中間の空き家を除き 2軒の家とくっついて暮らすことになるその場所へ…もう、その時点で数十年タイムスリップ。
菓子折をぶら下げて自転車で狭い道路で立ち話している人たちの間を通っただけでご近所の人たちには、新入りと…多分ばれただろうと思う。話題を提供してしまう。頭の禿げた老人が出入りするだけで。
先が思いやられるが…隠遁老人…で行くかフーテン老人で行くか、その辺の問題が…電気ガス水道保険の心配よりずっと大きな問題だ。家そのものは少し前まで(といっても1年半前ぐらいまで)入居があったので古い家に慣れた僕にとっては掃除位で住めるレベルにはなるが(無人の山小屋に住むと思えば…)…とにかく隠遁生活を演じるにしても、僕の身の回りには、元気のある方が多いので…訪問はしばらくストップしていただこう、、、(女の人でも来たひにゃ、、あの人お孫さんかしら、娘さん?まさかお妾さん?あのしけたじいさんが?!くちさがない(失礼!)下町の皆さんの目はごまかせない)。
計画としては丸 2年かけてあの住処(すみか)に馴染もう、、向こう3軒両隣の方にも馴染んでいただくこう、、ふう、、もう一度、ふうっ😮💨隠遁老人修行、これが1番の仕事で、楽しみ(本当かい?)。
人間が1番寂しい事は、する仕事がないことだと福沢諭吉は言っている、仕事ができた。
(今日はもう…あの見えないバリアを突破する元気が朝から出ない、僕自身の気配を野良猫レベルにしなければならない、大根役者にとってはそれは大仕事だ)
※今、朝7時ちょっと前、The家へ行って恐る恐る隣の玄関の前を道すれすれに自転車で通り抜け、初めて玄関の鍵を開けました、開けたのに開かない…今度は右側の引き戸を開けたら開きました、ほっ。中は真っ暗、とりあえずスリッパと折りたたみ椅子を投げ込んで逃げるように退出しました。その際ちょっと見上げると The家は意外とちゃんとした切妻屋根で、ベランダまでちゃんとありました!
帰りはわざと横丁を通って大きな建物を目印に回り込んで道路に出ました。あードキドキした💓😮💨。自転車をこぎながら…ザシキロウーノマドは今回で終了し…次回からは正伝陋屋記シリーズをボチボチ始めようと思いました…いつものように突然で申し訳ないとは思いつつ…引き続き本当に少ない読者の皆様よろしくお願いいたします🥺
ザシキロウーノマドは完結ですか。新しい住処の取得を機に新シリーズの出発おめでとうございます。いつもながらの判断力と行動力に驚くばかりです。おしんこ研究会、かつしかスープ研究会と次々に立ち上げ、LINEでの活発な発信に加え、ホームページのフォーラム欄では独擅場の記事をいつもありがとうございます。
そのスピードについていくのがやっとですが、びすこさんのコメントと合わせていつもたのしませてもらっています。
旗竿地は大村さんの生涯のテーマでしたね。正伝陋屋記シリーズもよろしくお願いいたします。
正伝陋屋記シリーズ楽しみです。一定の年齢になると、普通は住まいに変化のある人は少ないのですが(介護センターや老人ホームに行く人を除いて)、いちまるさんは器用で多様な仕事をして来られたせいか、気軽に住む場所を変えて新しい暮らしを始められるのがすごい。高齢者は環境が変わると呆けが進むなどという説もありますが、積極的に新しい環境を求めて自身をそれに馴染ませる努力が老化防止になることは確かで、第一気力が衰えてはそんなチャレンジもできません。
田舎でも既製の規格品みたいな家がどんどん建っていきます。廃家・廃屋の数は増える一方なのに、それらを生かそうとしない行政が腹立たしい。それらを改築して住む人には一定期間固定資産税を免除するとか、なんらかの支援策が必要ではないでしょうか。住宅会社が儲からない?いえ、改築や改造の方が有利なしくみにすれば、住宅会社や大工さんへの注文も増えると思います。