80歳越えの老人3人+予備軍1人…つまり兄達の仲良し3人組に僕が同席したというわけです。兄が一番感情面で楽にしていられる青戸のバーミヤンがその会場でした。
店内で1番目立たない奥のコーナーの席を僕が開店と同時に確保しました。その後OKさんが、やや緊張の面持ちで登場。その後、兄が独力で人の何倍も遅い歩みで、ステッキで身を支えつつ無事到着、それからややあって、遠路はるばるNKさんの到着を先に来ていた僕ら3人が迎える、僕はほっとする。
ビールを飲みながら好みのランチを食べ話に花が咲く前に…僕が兄の状況説明を冗談めかしながらOKさんのお顔を確認しつつ、3年間疎遠になっていたNKさんにかいつまんでポイントをお伝えする。感情表現に少し戸惑っている様子の借りてきた猫みたいに品よく笑っている兄、3年間の疎遠を一気に埋めるように快活にお話しをするNKさん、ぼくがお会いするのは兄の結婚式以来。水入らずの雰囲気になってきたところで…僕は用事を理由に中座してきました。
その後の兄との電話のやり取りで4時ごろまで話していたとわかりました。
その久しぶりの会食について、昨日KBCのLINEに投稿した駄句とコメントを転載します
晩秋をこじ開けて春午餐かな
永き縁春呼び覚まし今晩秋
60有余年の付き合いの兄の友人達と今会ってきました、水入らずの雰囲気に、、僕は中座して気をきかせました、あはは(^_^)
15歳の青春に戻っている兄達に感動しました😕
同感です♪あ、つまりコメント全体に。青春を覚ます円居に秋ひたる光景がふつふつとびすこさんの句から伝わって参ります。
「永き縁」大切ですね、若いときには自身にまだ永い縁がないこともあって、その貴重さが分からないけれど。
先日読んだ小説に、老いた人達の各国比較で先進国中もっとも幸福感が少ないのは日本人とありましたが(全面的に信じている訳ではなく、また幸福感の比較というのも曖昧至極ですけど)、その理由は第一に仲間がいないことらしい。どうってことないお喋りの相手、一緒に冗談を言い合える友達、思い出を共有する人達。
そういう会合があれば、青春が蘇る。
・白秋に青春覚ます円居かな びすこ
そんな仲間作りというか、仲間の確認・維持にKBCは大いに貢献していると思います。
(白秋で思い出して、青春・朱夏・白秋・玄冬の人生における期間について調べて見ると、白秋は50代・60代とありました。ということは70過ぎたら玄冬?いや、それ早すぎ。人生100年と言われる今、25までが青春、そのあと50歳までが朱夏、50~75が白秋。どっちにしても私の人生は玄冬に入ってしまったってことですね。いいの、うち、黒い玄武岩好きやし。)