ちょっと前にヨガの真似事した効果が出てきたような気がします。足の親指を前後に曲げてみたり、後足伸ばしてもう一方の立てひざの腿の上に手をついて背中をまっすぐする姿勢なんてしないもんなぁ、普通。翌朝無理した筋肉が痛かったですけど今は治りました。絶対先生のいう通りになんか真似しないでだましだましやっていてこの体たらく。でも今は楽。体が少し楽になった。
ほんの少しだけ無理すると…ほんの少しずつですよ…軽い負荷によって骨にも良い影響がある。骨も毎日生まれ変わっているそうだから。このことに気がついたのは母の周りをうろうろしていた時だ。世話と言ったってたいした世話では無いけれど、狭い家を上がったり降りたり、ちょこまか動いているうちに(万歩計をつけていて、驚いたのは1日平均楽々10,000歩以上!)頭も心もぐったりしたりするけれども体もほぐれている。頭も心も体も使ってなんぼ。
今は時間に追われない生活をしているので、用事は一つ一つ片付けていく。わざとゆっくりやる。わざと効率を下げてやるのだ。勢いをつけてやらないのでかえって負荷はかかる(駆けだして慣性力で走り続けるよりしっかりお尻の筋肉を使って歩く方が負荷がかかる)。外に出て運動しなくたって階段の上り下りを50回(往復で2回と数える)もやれば(ぼくは多分それ以上やってると思う) 60メーター× 100 = 6000メーターの運動だ(1回分の階段13段は地上の60メーターに相当するといわれている、ましてくだりの時には上りの時以上に筋肉に負担をかけている、階段の上り下りを雑にやるとえらいことになる、一歩一歩確実にバランスをとりながら重心移動を行うのは、とても難しい(赤ちゃんや子供の行動を見ているとその美しいバランスに涙が出そうになる、ぴしっと立ってる、両生類を思わせるようにくにゃくにゃはいはいする)。
それにつけても、、ところでと…ふと思う、頭の中なんかクモの巣だらけ。そうなったのは僕のせい。誰かに頭の筋肉をヨガする方法を教えてもらいたい気分です、あはは🤣
こういうちょっとした無理、私も心がけております。わざと効率を下げるというのも。昔仕事で「生産管理」の専門家と仕事をすることがあって、どうすれば作業員の導線を短く出来るか、とか、マルチタスクをどうこなすかとか、門前の小僧で習ったのですが、今はその反対をして、わざと遠回り、一度に一つのことしかやらない、など。(フランス人は雇用主への嫌がらせで終始こういう態度です。)
また骨粗鬆症があるので、骨の密度を高めるため、買い物のときちょっと重いものも亭主に持たせず自分が運ぶ。健気なふりして、うっふっふ。いくつになっても工夫は大事。