先ほど兄のところから帰ってきて一階の板の間に1時間半ほど寝転がって一息ついたところ、外は30度以上、板の間は外気温より5度位低い。小さな扇風機を回しておけば充分涼しい。
早朝から兄のところに行き、草刈りに立ち会いケアマネさんと打ち合わせヘルパーさんが来るところで兄の所から帰ってきた。その間、きゅうり3本ぬかみそに入れ2時間位して出して冷蔵庫に入れたり…兄の爪を磨いたり…葛飾堀切のアド街ック天国の録画を見たり、朝、昼の食事を兄と一緒にとり、兄が用意してくれたデザートを食べ(キウイをむいて器用に切って、バナナも一口大に輪切りに切って、ヨーグルトを添えて出してくれました…兄がキウイの皮を包丁で剥くところ生まれてはじめてみました)バラエティー番組にツッコミを入れ、その間しばらく兄は今日の相場のチェックを入れたり、自分のペースでコーヒーお茶、僕が作った柿の葉茶を飲んでいました。1週間に1度は整体師にもかかっているみたいだ。こんな調子でいろいろな人が出入りして、近所に出かける毎日が高齢者にとって良いことに違いない。兄の体の変調を契機として、生活補助具を整備して、介護体制のチームを整え、本来のペースを取り戻す、たったそれだけのために4ヶ月が過ぎていったが、兄、甥っ子たち、そして僕にとって極めて有意義な4ヶ月であったと総括したい気分です。そして、改めて感じることは…1日1日の小さな変化に対応していくそのこと自体がこの先の僕らを支えていくと実感出来たことでした。それをまた、それぞれがそれぞれの長いドラマ演じていると思えば味わいも出てくるってもんです…あはは。
夏に板の間に寝転ぶのが気持ちいいっていうの、私にも記憶があります。これで絨毯なんか部屋に敷いた日には、半地獄です。
お兄様の進歩、ほほえましいですね。一歳年上のうちの夫(82歳)は、ナイフで何かの皮を剥くということが今もできません。バナナはいいとして、オレンジを手で剥くのもおそろしく不器用なので、見かねて私が手を出してしまう。引退したら練習させます。