明け方、パラパラと昨日来た和田秀樹の本(80歳の壁:和田秀樹著:幻冬舎新書2022年3月第1刷発行)の目次に目を通しました。後で面白いところをメモしてから本は兄に転送しようと思います。下へ行って新しいぬかみその樽2つをかき回してから、昨日の夕方ご飯を炊いて、そのおこげをうまく使って醤油を垂らし即席焼きおにぎりにしておいたものをレンジでチンして頬張り、昨日の残りの茄子の味噌汁で食事をすます、あーこういうのもいいなぁと思い、これでもう満足。
80歳の壁、目次にこんな項がありました
「人生百年時代」という言葉が80歳の壁を高くしている」
…そうか、言われてみればその通り…コロンブスの卵 !
(さらに著者は敢えて高齢者の高→幸と読み替えて幸齢者と読み替えている、座布団1枚 ! )
少し引用しておきます… 74〜77ページ
ゼロリスクなんてものはない。なったらなったで仕方ない(太字)
先ほど、私は血糖値が高く、歩くようにしたら下がり始めたと書きましたが、じつはこれ以外にも複数の病気を抱えています。
私はみなさんより20歳ほど若くても、薬に頼っているのです。
1つは降圧剤(血圧を下げる薬)です。以前、私の血圧は220くらいありましたが、自分では特に問題を感じていませんでした。しかし医師からは「心肥大の傾向がある」と言われました。血圧が高いのは心臓が懸命に血液を送り出しているからで、そのせいで心臓に筋肉がつき、大きくなってしまうわけです。そこで心臓の負担を減らすため、降圧剤を服用し、血圧を下げる(降圧剤…以下ここまで太字)ことにしました。
最初は医師の指示通り、正常値まで下げましたが、体がとてもだるくなり、頭もぼーっとします。そこで、高めの170でコントロールすることにしました。
ところが5年ほど経過するうちに、今度は心臓の状態が悪くなってきました。少し歩いただけで息が切れるし、階段を昇ると胸がピューピューと鳴る。医者からは心不全と診断されました。
「ああ、これで私も終わりか。これからは旅行にも行けないし、階段も昇れなくなる」
暗澹(あんたん)たる気持ちになりましたが、あきらめたくありません。複数の薬を試すと、利尿剤が効きました。トイレの回数は増えましたが、症状は改善していったのです。
その事実は、私に新たな気づきをもたらしてくれました。
恐れていたことも、案外、なってみるとこんなものか(なってみると以下…太字)…と。
なる前は怖いけど、なったらなったで対処のしようがある。その意味では、なる前から不安を膨らませているよりは、なったらなったで仕方ない、と考えたほうが幸せだと気づいたのです。
世の中には可能性がゼロなんてものは、何一つありません。ゼロリスクのものなんて存在しないのです。
おびえたって、避けたって、なるときにはなる。ならば、そのリスクにおびえて世界を小さくして生きるよりは、悠然と自分のしたいことをして日々を過ごす。そして本当にそうなってしまったら「ああ、きたか」と腹をくくって対処する。
そういう生き方の方が、毎日を楽しく、穏やかに生きられると思うのですが、みなさんはどうでしょう。引用以上。
次の78〜79ページも見落とせません…
正常値でも病気になる人、異常値でも病気にならない人もいます(異常値以下太字)。
数値が悪いから長生きできない、というエビデンス(根拠)も日本にはありません。
つまり、どこまでが正常で、どこからが異常かは、個々人によるものなのです。もっと言うと、80歳を過ぎて元気に生きている人は、それ自体が「健康(正常)なエビデンス」なのです。
それなのに、医師が患者を診ずに数値を見て診断を下したらどうなるか。正常値にするように指導し、薬を出したらどうなるか。
答えは明らかです。それまでの健康や元気が損なわれてしまうでしょう。引用以上
ざっと読んでみると……我が兄はこの本の通りにやっているように思いました、塩分と糖分を同じようにとり!?食べたいものを食べる(肉まんあんまんいちご)、好きな株式投資(20歳前から株式投資をしている兄は今この投資している株が価値ゼロになっても多分後悔しないと思います、その程度の、長年の間に身に付いたお遊び、一喜一憂はするもののはっきりそう言ってました、念のため)を生きがいの1つにしてテレビで相撲、iPadでちあきなおみを聞き最近では大谷選手のテレビ中継を欠かさない、さっき電話で昨日送られてきたこの本の話をしたら…もうあんまり興味がなさそう…あはは。そういえばもともと楽天家でもありました。これからは僕の方が兄を見習うべきなのかもしれません。深く考えない…と言っては兄に大変失礼なのですが…その意味は…自分自身の体が知っている、兄の頭ではなく兄の体が知っている。脳は確かに自身の重要なコントローラーではあるけれど肉体の1部、臓器の1部、コントローラーの1部、そう捉え直してみてもいいのかなと今思いました。僕は暇つぶしに、それを考えて生きていけばいいや、あはは🤣
さ、郵便局へ行ってこの本をどうやって送れば1番安上がりか聞いてこようっと🙂(いま、近くの郵便局速達ゆうパック370円で明日配達手配済み、1回使ってみたかったんだ😊)
あ、もう一言…この本は医療現場の疑問を解くための著者自身による体験的、臨床的、実証的な高齢者向けのヒントが多く幸齢者向けに活字も大きく物言いもはっきりとしていて気持ちが良いです、認知症に対する考察もうなずけるものが多くオススメ本です。後ろのほうに出ている五十音カルタだけでもお読みになることをお勧めします、1番最後の… 「わ」引用しておきます。
…笑う門には福来たる
19世紀のアメリカの心理学者ウィリアム・ジェームズの言葉で、この章を締めくくります。
楽しいから笑うのではない、笑うから楽しいのだ…。
人間の脳と行動はつながっています。悲しいことを考えると悲しい顔になるし、難しいことを考えるとしかめ面になります。楽しいときは笑顔になります。でも、じつはこれもこれと逆のことも起こります。
最初に笑ってしまえば、脳は楽しくなり、楽しいことを考え始めるのです。
毎朝、鏡を見て笑顔をつくってみませんか。1日がハッピーな気分で始まると思いますよ。引用以上。
わたしの知り合いも血圧は高い方が調子がいいと言ってましたし、その友達は200だけど、調子がいいと言ってるそうです。(80代後半)自覚症状が無かったら、血圧高くても良いのかもしれませんね。
こればっかりは個人差があるので何とも言えませんが。。私の母は頭の具合が悪くて鍋蓋かぶってるようだと言い、旅行も気が進まなかった時代が何年かありましたが、80代になると元気になり、95まで長生きしました。(でもうち2年は施設で呆けてたので、人間として生きのは93歳でしたが。)
父の系統は全部血圧関係で短命でした。父は65歳、私はもう父の年を10年以上超えました。
とにかく笑って脳内をアルファー波で満たしてこれからも生きていきたいと思っています。
うん、疲れちゃったらゆっくり休んでいいんだよ、無理しちゃいけないよ。お互いさまですね。
このところ、ちょっと詰めてあれこれやりましたので少々疲れてきました 時々フォーラム休みますが、アップしたおりにはまたよろしくお願いいたします🥺
な、なるほど…と相槌を打っていいものかどうかちょっと迷いますが…あ、もとい、、人は一生のうちに甘い水と苦い水と同じ分量だけ飲まなければならない…そうです。苦い水を人より余分にお飲みになったびすこさん、ぜひぜひおきままに、、それが似合うお方だと僕も思います😌
ちょっと真面目な話になりますが、30代の頃にある哲学者・歴史家の本を読んでいて、現代(といっても当時は大戦中でしたが)の人間に欠けているのは「献身と内省」だという指摘に出くわしました。本当にそうだと思い、周りの人達に尽くすことを真剣に考えて、まず親弟妹その他を対象に実践を始めたのですが、結果は惨憺たるものでした。お人好しの頓馬、という扱いしか受けず、彼らの要求は不当に膨らむ一方で、こんなことしてたら自分が潰れる、と思いました。
それでこれからはもう、自分のために、自分の楽しいように、暮らそうと思ったんですけど、さて、自分は何がしたか、自分は何が欲しいか、と考えて、ハタと困ったんです。ワガママしたい放題の母は逝ってしまい、不遜な弟も尾羽打ち枯らした老病人となり、気弱な妹も亡くなり・・・自由になったものの、好きにやりようがないんです。それで、私より人の好いわが亭主の「内助の功」とやらに精出してみるか・・というのが当座の結論です。
このところ2ヶ月?(もうはっきりと思い出せません)ほど兄に寄り添ってずいぶん勉強になりました。ほんとに良かったと思っています。僕はよく気がつくようでいてうかつと姉に言われましたが思い当たる節があります、ちょっといい気になってったかもしれません。兄のは、天然楽天、僕のは、、なんだろう…〇〇楽天、いちまるは1回はしっかり考える、後はほったらかし、、そう言われましたが…もうどうでもいいです…少し前に死にかけたとき…後は自分のために好きにやろう…でした。でも人のために少しやると本当に自分のためになることを発見したのです。面白いものですね。びすこさんはたくさんの引き出しがあるから、よろしいですね…見習いたいです。
おこげの話ですけどね。今は多分外貨不足で輸入を制限しているでしょうけど、イランは日本から「おこげのできる電気釜」を買っていました。おこげが何よりのご馳走なんですって。私も子供の頃からおこげは好きだったので構わないけど、普通の日本人はこれを出されるとびっくりします。
和田秀樹先生、専門の一つはgerontology、老人学なんですて?(これ、米国では早くから研究が進んでいた分野みたいで、80年代に教わりました。会議に出席していた高齢の学者を見て、若いアメリカ人が「彼もジェロントロジーの対象」って言ったから。)和田先生は団塊の世代の一回り下。だけどそんなに持病を抱えて大変ですね。まさに医者の不養生?それとも遺伝子のせい?でも、おっしゃる通りで、人間ドックで異常なしと言われて乾杯して、数日後に急死した人のことも聞いています。
お兄さまはちあきなおみのファンでいらっしゃる?私も好きです。「黄昏のビギン」とか「星影の小径」とか、彼女が歌ったファドとか。でも一番好きなのは1935年の映画の主題歌「緑の地平線」、ふふ、知らんだろう(優越感)。