今2樽分のおしんこバケツ5リットルを用意した。これから1ヵ月位かけてゆっくりと寝床(しんどこ)を作るつもりです。
昨日兄がぬか床を受け入れてくれたのでちょっとその気になっておしんこ研究会LINEに流したところ、受け入れしてくれそうな方が出てきたためです。寒い冬も暑い夏もぬかみそを腐らせないために手で掻き回す。今時、流行らないのは承知です。糟糠の妻は死語。連綿と続いてきた仕事を男が引き継いでもいいじゃないか、兄はたぶん、かき回さないと思う。兄に連れ添ったなくなった義理の姉は、洋食派、ぬかみそとは無縁と聞いていましたから。
いくらかでも、お金と樽を回し、それをコミニケーションの材料にする…どうせ僕らの都合の良いように作ってきた世の中…多少逆行させても面白がってくれる人もきっといると思う、あはは🤣
(おまけ:図書館でもらってきた本…ちょっといい話(戸板康ニ著:文芸春秋1978年1月第1刷)…
82ページ
舞台装置の妹尾河童さんが、ナポリに行っていた時出会ったアメリカ人の夫婦は、スーツケースをい一個盗まれたと話しながら、ニコニコ笑っている。
盗難にあって、喜んでいるのは変だと思って訊いたら、こう返事した。
「私たちはあらかじめ、その土地で、どういうものをたべ、どういうものを見物するか、調べて旅行に出た。ナポリでは、こんなことがあるはずだと聞いた。つまり、その通りになったんだ。ナポリは完全にわれわれのものになった」
引用以上
今のアメリカ人に聞かせたい話だなぁと思いました😜
昨日兄のところで新聞の切り抜きを見た…兄が興味を持って買いたいと思っている本の広告だった…
あ、これ僕が買うからいいよ、僕も読みたいし読んだら持ってくる、代わりにビールください…はーい了解でーす🙋♂️と、いつも素直な兄です、あ、その本、今届きました(写真)
兄が切り取った、この本の大々的な新聞の広告にはっとしたのは僕です。この本にはっとしたわけではないのです。久しぶりに見る兄の意欲的な行動です。兄が自分で近所の本屋で本を買う。多分何十年ぶりかじゃないでしょうか(失礼なので兄といえどもそれは聞けませんが)。壁、と銘打てば売れる… 1本取られました。兄は昔からミーハーで「新しもの好き」なのです。(コマーシャルを見たとたんその商品を買う。兄の所へ行くようになってまとめてそんなガラクタを捨てました)その意志の復活です。 母の時と同じです。僕は「時間をもらった」。人は意欲的に生きている限り、「その時間」を生きる。もういいかい : お前の気持ちの整理はついたかい、母は僕に対してそういう気遣いを示し、なくなりました。 兄は生きる、それは、この本の新聞広告の切り取りが僕に告げたことで、僕に時間が生まれた瞬間でした。わけわからないこと言ってすいません。