一発で地球そのものをなくせる破壊力を持つ核地雷を仕掛けてしまった僕らはもう戦争そのものができない。人類の存続を望むなら。普通に考えればそうなりませんか。そうでない考えもある。文明の成れの果てを経験したから次の文明のためにガラガラポンしようという早とちり? 囲碁における布石のように陣地取りを奨励しているのは誰だ。もう軍隊すら時代遅れだ。みんながそれを知っている…多分小学生でも、ちょっと勉強すれば、核を持つことによる抑止力なんてロマンチックな言葉を生み出さなければいけないほどごまかしの上にごまかしを重ねている世の中の仕組み。そのルールの前提が揺るがされている。武器の種類が違うだけでやっていることは同じ(ちなみに日本の軍事力ランキングはその筋(グローバル・ファイヤーパワー2021年発表)よると世界で5番目、先制攻撃が封じられているので、ブラーフ:脅しには効果半減みたいなかかれかたをしている、各自確認乞う)
権力闘争がしたいのは誰だ。一瞬にして通信網を破壊するシステムを誰かが作ったらそれを手にしたものが世界をコントロールできるのか?
暴力の行き着く先に興味がある。暴力そのものに興味がある…人間にはその素質がありそれは自然?…だから地球を破壊する権利があるとでも考えているのか。世界はSF時代に突入している。その自覚がないだけ。人の頭が吹き飛ぶ現実を見なくて済む破壊システム。清潔な社会の成れの果て。飛び込み自殺をあっという間に片付ける手際の良さ。現場を見なくて済むけど見る人もいる現実。自殺者もまた残された者への見えない暴力の行使者? まさか。「見えない暴力」について僕らはもっと知る必要がある。隠しているのは誰だ。海ゆかばみずく屍すらない破壊。国連に手紙を書こう、宛先は誰?
(バーチャルリアリティーで人間にドライブをかけることも可能な時代でしょう。きつい現実に直面している人に対して、そうでない人は、不公平ではないかと言う理屈を立てて。キツイ現実をバーチャルリアリティーで体験する。後で気がついたらロボトミーと同じ結果だったりして?バーチャルとリアルの境は誰が証明するんだろう?
そんなことについても一人一人が考える時代になっていて…考えなくても良い時代をもくろむ人もいたりして…人類に無限地獄を見る人がいて、地球が天国だと思う人間もいる、他の動物の意見は聞かないふり。思い上がりにすら気がついていない気もしてきました、芥川龍之介が言ってませんでしたか…人間は1本のマッチに過ぎないけれど取扱注意)
憲法やらアメリカからの監視やらで日本の防衛力(はっきり言うと軍事力)は目立つことを極端に恐れているけど、実態はどうなんでしょうね。いざとなったら明日にでも原爆は作れるんじゃないでしょうか。
今夜8時のニュースでフィンランドがNATOへの正式な加盟申請をしたというニュースが流れました。このところフィンランドの美人首相が話題になっているようですが、発表は傍らにいた大統領の口から。「われわれを加盟へと押したのはロシア。鏡を見てごらんよ、ロシア」って言っていました。このあとにスウェーデンが続いて、欧州のNATO非加盟国はスイスとオーストリアだけになりそうです。そのスイスは「中立ってことは、どうでもいいということじゃないぞ」と言っています。
でも私、NATOよりも市民監視組織になりそうなEUの方が心配。