丈夫でなければならないことが僕の体を丈夫にしている…毎日のように朝食のあと少し時間をおいてプールに行っています。30分間体を動かし続けることで心肺機能を維持しようとする目論見です。さらに欲張って…運動に目的を加えたために水泳が上達しました。まだ通いだして2ヶ月も経っていないのに効果が現れました…筋肉とスタミナが落ちていっているので…選手のようにではなく…波しぶきを立てずに水中を魚のように省エネで進みたい…それが欲張った目的でした。それがどうも成功したようなのです。こんなことで鬱から抜け出せるとは思わなかったです(抜け出すとは大げさですね…歳をとったので鬱と共に暮らすつもりでいます、、それに負けない位気晴らしもいっぱい作って…せいぜい楽しくやりたいです。
ところで、超元気なエリートのお年寄りを取り上げて、このように生きましょうだって、ハハハ、馬鹿言ってんじゃねー美しい体美しい顔を持った人たちを手本に僕らは散々踊らされてきたのではなかったか、歳とれば誰だってあちこち体にガタが来て当たり前、いちど銭湯へ行ってみな…へべれけでよたった体ばかりだから、それがふつうで、それでよし…だ、か、ら…そっちはそっちでやってくれこっちはこっちでうまくやっていく、やけっぱち😅)
うまくいくかどうか分かりませんが…まぁご興味はないと思いますが…先程の水泳の件、説明すると簡単です。バタフライというドルフィンキックを利用した泳法があります。ここのイメージがそもそも落とし穴だと僕は思っています。魚(イルカも)は尾びれの一振りで軽々とスピードにのります、体そのものが紡錘形で人間とは段違いの理想型のストリームラインになっているのですから当たり前と言えば当たり前です。マグロを見よペンギンを見よ。人間が尾びれの代わりにするものは腕、てのひらです。僕はてのひらが大きいので速く泳げるはず。てのひらに似た足裏と甲も尾びれに似ていますがイルカとは役割が全然違います、足は尾びれの代わりには頼りない。魚、イルカとは体型が違うの承知で、ドルフィンキックを練習している人は腰の動きを足先まで伝えようとしています、まるでイルカのように。僕はそれは違うかもしれないと考えました…足の裏は推進力を生み出す尾びれというよりは。センサーとして使う…ストリームラインを察知して水に乗って進んでいるそれ(体全体の時々刻々の形)をキープするタイミングでスナップを効かせる、ここで大げさにドルフィンキックをしたのではストリームラインを崩してしまいます、イルカの真似をしても効果は少ない。これを最小限に抑えて、その一方で…手のひらをボートのオールに見立ててスピードにシンクロさせるつもりで体側:たいそくに平行に動かす…
最近ちょっと飛び魚になった気分…あるいは老化による退化を少し補った気分です。年寄りなんてこんなことで気分が上向くんだと一般化して、体を進化(対応)させて退化を補う、この考え方を広めようかと思っています。近々兄に会うのでこの話を伝えたいと思います、退化は時の流れ、進化もまた時の流れです、あはは🤣
(体って面白いですよ…例えば裸体あるいは着衣の人デッサンする時、着衣だろうとなんだろうと絵を描く人にとって問題ではない…どちらにしても骨格と肉付きが見えているわけですから…。
顔見て体を見て絵を描く気になる…印象派の連中がモデルを取り合いっこした話が漏れ伝わってきますが…僕にはよくわかりません。敢えて、画家の思い込み、と言ってみる。スタッチャスク:彫刻のような…体…スポーツの世界でよく見ます、あれを美しいと言ったもんだから基準ができて…ご苦労様。それと、モナリザの顔…仏像の顔に似てる。美しいとか美しくないとかそんなことをあらゆる顔に興味を持ったダヴィンチが考えていたとは考えられない(私見)。さて体で言えばそれぞれに適した体があるもので風土に根ざすものだろう。美しさを目指したものではない。繊維質をこなすために長い腸が必要になり胴長になる、近頃のように消化の良いものばかり食べていれば胴が短くなる分足が長くなる…そんだけの話だ。美しさの押し付けにちょっと抵抗してみました、あはは。
今までの話…いつものように独りよがりで、面白くないと思いますので…おまけ付けます
からだの見方、養老孟司、ちくま文庫、…こんなふうに始まっています…9〜11ページ
自然のままに…あるいは、からだの見方について
最近、自分の体に興味を持つ人が多い。ところが、その興味の持ち方がなんだかおかしい。たとえば、中年の友人たち。肝臓が悪い、腎臓が悪い、心臓が悪い。病院に行ったらコレステロールがどうとか言われたが、酒を呑んだらいけないのではないか。タバコならとっくに止めました。医者はインチキだというが、こういう薬を呑んだら具合がよくなった。あれは本当は効くんじゃないですか。いや、医者よりハリ、キュウがいい。
こういう人を相手に、なにを説明しても疲れるから、私は一切笑って済ませる。私は医者が職業ではない。だから、相談料を貰うわけではない。笑ってごまかす方が楽である。私はタバコは数十本吸う。酒は毎日飲む。検査は年に1度程度も受けない。病院と薬は大嫌いである。それならマッサージとか温泉のほうがまだマシ。だから、医師免許証はたしかに持っているが、使った覚えがない。
ヒトのからだというのは、それほど神秘的なものではない。それは、ネコのからだ、やネズミのからだと似たようなものである。たとえば、ネコのからだの筋肉を全部調べあげてみよう。そんなヒマなことをしている暇はない。そう言われそうだが、それならちゃんと当方で調べてさしあげる。
さて、そのネコの筋肉全部に名前を付けることにする。その名前は、人の筋肉に付けてある名前をつけ使えば、それでも間に合うかどうか。じつは十分に間に合う。ネコのからだが小さいからではない。相手がゾウだって、話は同じである。つまり、内臓の種類や数や位置がネコとゾウとヒトではほぼ同じであるように、筋肉だって同じなのである。
私にとっては、この方がよほど不思議である。ネコもネズミもゾウも、ヒトと似たようなからだを持っている。やはり肝臓を悪くしたり、腎臓を悪くしたりしているであろう。それなら、なぜ連中はそれを苦にしないか。余計なことを考えないからである。なぜ余計なことを考えないのか。脳が小さいから、考えられない。それだけのことである。…中略…
百鬼園随筆に「中年とはガソリン切れの飛行機だ」という名言がある。もはやガソリンが切れた以上、この先さらに上昇する心配はない。あとはゆっくり落ちるだけである。…中略…
ところで、ガソリン切れを故障だと思うのは脳である。それまでのからだのことなど考えたこともない人が、突然、肝臓だの心臓だののことを考え始めて、きちんと考えられるわけがない。下手の考え休むに似たりという。しかも、考えている脳のことなど、もっと考えたことがない。だからからだのことなど考えてもムダだ、と私は忠告するのである。引用以上。
(これは兄の付き添いで病院に来てその待ち時間に書きました。多分3時間は待つことになるでしょう、兄が隣りで、悪いなぁなんて言ってます、ポケットに手を突っ込んだので…小遣いはいらないと言ったら手を引っ込めました😅😌)
誰かの命、あるいはまともな生活が、自分の健康にかかっているとなると、懸命に丈夫な体の維持に努めますよね。それを考えると、母子家庭で自分しかいないのに体を壊してしまった母親の思いはどんなだったかと、これについて今さらながら身を切られるように感じます。
病院での待ち時間。先日夫が大学の心臓循環器科で検査を受けたとき、私もそのあとで一緒に買い物したかったので付いて行くと、全部で5時間かかってしまいました。最初コロナの規制で入っていけなかったせいもあり、一時はどこにいるか分からず、いくつかの建物が散在する敷地内をあちこち探し廻りました。前の人の状態で思ったより時間がかかるとのことで、一か所で30分以上待たされ、それが重なって…医療従事者も経験で各部署の平均の所要時間は分かっているでしょうに、どうして行き当たりばったりの対応をするのでしょうか。