お花見がおじゃんになって… 1階のぼくの家に数名の方が集まってました、先程お帰りになりました。僕は軽くお寿司と手作りサンドイッチと日本酒をいただきました。いただいたら…そそくさと二階へ上がってしまいます。
人がで入りしているということはそれだけで楽しいものです。母が存命中から、家の一部を開放したのも「新しい風」を入れてもらうためでした。早いもので10年になります。いろいろなことがあったような気がしますが、今自分が母の立場にいることを思って一人で笑っています。他人の目が僕に快い緊張と慰みを届けてくれる。兄に届けたいのもこれです、そう告げたら納得してくれました。ちょっとだけ目をかける、かけられる…浅いお付き合いが僕には快い。
そうそう、君子の交わりは水のごとしで、ちょっと交わす言葉や眼差しで十分慰められますね。人の目というのも結構貴重ですよね。俺は他人の目など斟酌しないという孤高の人もいますけど、本当にそうだったら、何だか人間の一番好ましい要素を持たずに生きてきた人に思える。それにしても狷介な老人って結構多い、と思っていたら、日本のわが家の隣のものすごい変人さん、近年挨拶はちゃんとするようになりました。80代半ばで大した進歩です。