身の周りがぐるりと変わって見えるときがある、昨日がそれだ。お昼、安い定食屋さん見つけに行った。昔ながらの定食屋さんが立石駅の近くにある。若い時に1度だけ入ったことがある。まだあるのだ。エビフライが2本もついて、多分おいしい味噌汁も、おしんこもつくだろう、1000円以下で食べられる。そこは入らずに焼肉定食屋さんに行く、そこは営業自粛中。もう1軒行く、そこも休み。気になってた中華屋さんに入ってみる。隣の人のテーブルを見て、小さな声で店員さんに…隣の旦那さんが食べているものと同じものをください、と伝えたら、中華風の魚の甘辛煮野菜炒め風のものがきた。ついでにビールを飲む。家に帰ってきて、なんか変だ。街の仕組みを利用しようとしている、なんか台湾の人みたいな僕。
机周りの大事そうに取っておいた本を手に取って見る…いらない。10冊位リサイクルに出すことにした。僕の態度が変わったんだなぁと思いました。あれだけ捨ててもまだいらないものが身の回りにあることに気が付きました。態度が変われば周りとの道具との付き合い方も、大げさに言うと…街との付き合い方も変わる。
100年も前にこんなことを研究していたグループがあったことを昨日、シカゴ学派の社会学、と言う本を読んでいてしみじみその影響力の深さとともに納得した1日でした。
ほうれん草のソテー(なんか気取ってるけど、要するに炒めたの)に松の実を入れたら「ローマ風」になるんですって。そういえばレスピーギの「ローマの松」っていう曲がありましたっけ。私、ローマには行ったことないんですが、地中海から西欧にかけてよく見られる松は日本のそれとは大違い、貧相でひょろひょろで。でも実はしっかり生るらしい。