1月2日(火)
元日らしく人通りが少ない中川の左岸を散歩して、意外に多いと思わせる図書館の利用者の自転車が図書館周りに並んでいるのに安心し、スーパーで夕方の酒のつまみを少し買い家に戻る。
体がゆるくゆすられてめまいかなと思ったら…スマホに石川県の地震速報が入る。災害大国日本列島に休日はない。5メートルの津波予報に日本中がびっくりしたと思う。余震と津波は今も続いている。
津波…恐ろしい。
一方で、、国全体が海に囲まれたおかげの魚介類の恵み、国内では血管のよう張り巡らされた河川が浄化を繰り返し、豊穣をもたらしている。
ネパールから来て日本で暮らしている青年が言っていた…砂漠と畑と山の国です…ネパール。続けて…ネパールにもテクニックはありますがテクノロジーはないです…日本にはテクノロジーがあります、、そして、少し悲しそうな顔をして… (ネパールにはない) A級ライセンスで、どこの国にも入っていけるパスポートを持っている、、指摘されて初めて気がつく、迂闊な僕。
気がつけば、、原料(稀金属類)を輸入し加工してテクノロジーを支える素材として輸出して世界中の加工業を成立せしめている…全輸出高に占めるその割合は3分の1❣️昨日パラパラ本を読んでいて気がつかされました。災害大国は加工大国。
散らかしたままの一階の有り様を見て、、頭の中とおんなじだと思った。散らかしたことに意味がある。片付ける順序を考えている。つまり考える順序も。
散らかしながら片付けながら1年を回していこう。目を回さない程度に。
(兄の親友のOKさんからLINEを通じて連絡があり、もう1人の親友のNさんとともに少し落ち着いたら兄の暮らす施設へ案内をすることになった。
この話のそもそもの発端は、兄がOKさんにスマホで電話したことにあることをOKさんの話で了解した。
兄が考える大切なこと、少しずつ兄自身が取り戻していることがありがたい。次回訪問用に、おいしかったと兄が伝えてきた干した杏菓子と兄の好物の干し柿を買っておいた)
大晦日の夜を友人宅で過ごして泊めてもらって、元日の朝に遅い朝食に降りていったら、コーヒーを入れていたドイツ人のご主人が「日本で地震があったんだよ」というので初めて知りました。スマフォでずっと事態の進展を見て、最初は死者の発表もなかったので、さほど大きな災害ではなさそう、と思ったのですが、マグニチュードが7.6と聞き昨年早々のトルコの地震とほぼ同じスケールなのでギョッとしました。ただ、トルコ・シリアの場合は56,000人の死者を出しており、これは一般人の住居が極めてお粗末だったためだそうです。日本の家は木と紙で脆弱の代名詞みたいに言われるけれど、潰れた時の被害がその分少ないのでしょう。こちらの新聞には「日本のレジリエンスが証明された」とありました。
シリアやトルコにもテクノロジーは無さそうです。昔はともかく、近代以降に小アジアや中東による科学技術への貢献がゼロなのはなぜでしょうか。中世までは天文学・地誌・数学等の面で優秀な学者が生まれているのに。
そう、日本のパスポートは世界最強だそうですよ。