3月31日(日)
さぁ新年度が始まる。
昨日は道具類を整理しました。同じものが2つも3つもあるので道具がかさんでいたのですね。
整理して1カ所に集めれば探し物も少なくて済む。
ここ2、3日整理が続いていますが…兄の影響が強いです。
兄は本当に必要最小限のもので暮らすようになり、僕の自称シンプルライフも兄の「超」シンプルライフに一気に抜かれた感じです。
もちろん生活スタイルが違うのですから同じようには参りませんが…兄にならって、必要最小限のものだけ持つようにしたら生活の動きまで良くなったような気がします。
なぜ道具をとっておいたかと言うと…数年前から75歳から何か仕事を作ると決めていたからです。その時、道具はまたきっと必要になると心の底で思っていたのだと思います。
でも、少ない道具でもかなりのことはできると考え直して整理いたします。
身の回りがすっきりしたところで…年寄りの暇つぶしについて真剣に考えることにしました。
それをこそ「仕事」にすれば良い。
方向転換です。
桜咲く素足の床の春気分
(プールへ行くときの途中の電柱の上にカラスが巣作りに余念がない。電柱に枝やハンガーがうまく引っかからず全部下に落ちている。
先日ゴミ拾いの時全部片付けておいたのですが、昨日通ったらまたトライしていた。
またまた失敗して地面に枝やハンガーが散らばっていました。
昨日の夕方用事でそばを通る時、上を見上げるととうとう3度目の正直、ついにとっかかりを見つけたようです。
杉のようにまっすぐ伸びるかろうじて樹冠に見えないこともない電柱部材に作る仮の住処で子孫を増やすために一途なカラスに完負です。
人間の未来についてもついつい考えてしまいました…嘘でーす🤯)
花を持たせる→華?を持たせる…でしたっけ?
暇つぶし、余暇。何となく、することもなくて怠けているようで、ちょっと使うのをためらう言葉だな、なんて思っていました。そんな中で数年前に「時の余白に」という美術専門家(といっても新聞記者だったのですが)の書いた本を読んで、あ、いま自分がいるのは「余白」の部分だな、と思うと何だかすっきり。
これ、とってもいい本ですので、是非。著者は芥川喜好、出版社はみすず書房です。この本で私は小堀四郎という画家のことを知り、その夫人小堀杏奴が森鴎外の娘であることを知り、後に二人の子息小堀鴎一郎が医師として現役を退いた時から在宅医療に関わり始めて『死を生きた人びと : 訪問診療医と355人の患者』みすず書房を書いたことを知りました。余白が本文になってしまったような人生。