3月23日(土)
新しい習慣を取り入れる、新しい習慣を作るということを昨日はテーマにしてみました。
今までは飽きっぽいことを良いことにあれをやったりこれをやったり勝手気ままにちゃらんぽらん、、いつしかそれが習慣となって、、それを乗り越えられなくなっていました。
88鍵のピアノの配列と同じキーボードの音源をピアノにして大人用の独習バイエル、気分転換にやっているのですが気がついたら同じところばかり練習している…これじゃいつまでたっても次に進まない。
気分転換のために何の考えもなくやっていることにやっと気がついた。気分転換になれば良し、ということで。
それだけじゃつまらない次行こう!
いろいろ煩わしいことが少なくなってきた今、単なる気分転換だけではもったいない。
考えてみたら気分転換用にこんなおもちゃのキーボードを手に入れたわけではなかった。
確か2年ほど前に買ったときの気持ちは、、
ピアニストみたいに楽譜があればどんな曲でも弾けるようになるのかなと思って始めたのでした😅
(とりあえずキーを押せば音が出るという便利グッズ大変な発明だ。
まして、本物のピアノは…キーを叩き弦をはじいて音を響かせて、まるで魔術師みたいに人の心を高揚させたり、感動させたり、中にはその超絶技巧で人の心を惑わせる…
もしもピアノがなかったら…
僕は音楽家ではないので特に困らないけど、、音楽という芸術がここまで発展したかどうか、、と、まあ、もっともらしいことを言ってみる。言ってみたかっただけ)
ピアノに似たおもちゃを使って、僕が芸術的な表現ができるわけはない事は承知していますが、どの辺まではできるにようになるのか、遊んでみているわけです。
楽譜を見てそのとおりにキーをたたく、その単純作業をしているだけ…そういう理解…つまり無理解なのでトライできるわけですね。
僕の耳が楽に音を感知するまでボリュームを上げたら近所迷惑必須なのでかすかに音程の違いが感じ取れる位に音量をセットして練習しています。
難聴になったときに慌てて捨てなくてよかったです。1.3メーター位の棒状の楽器ですので立てかければ場所を取りませんしうっとうしくありません。
大人のバイエルの最後のページに仕上げとしてベートーベンのエリーゼのために、の楽譜が出ています、、、
多分僕の事ですから練習はすっ飛ばしてそのうちトライすることになると思います…その日を思い描いてしっかり時間を潰せる本来の目的…つまり単なる気分転換ではなく自分で楽しめるくらいのいっぱつ芸にしたいと思います😜。
(ロボットの組み立ても始めました。
10歳向きとはいうものの、組み立て図面はわかりやすいのですが、所々説明の仕方が荒っぽいと思いました。
例えば…タッピングビスの締め方は、締めすぎると相手がプラスチックなので、せっかく作ったねじ山がビスそのものでこすりとられてしまう可能性が強い。つまり部品同士圧着できなくなる。
小学生にその加減を伝えるためにはテキストの書き方「ネジをきちんと元まで締める」、、では小学生の力でも結構力が強いのでしっかりしめてしまって、今言ったようにねじ山まで切り取ってしまう可能性が強い。
それよりも何よりも説明書はロボットの心臓部から…つまり一番難しい複雑な組み立て部分が導入部になっている…ここで挫折してしまう可能性が強いと思いました。
僕自身はここの部分を飛ばして簡単な部分的なロボットの手足から組み立て始めました。
そのおかげで、少しばかり要領をつかみ、めんどくさい最初の導入部分の複雑な手順に取り掛かる気になりました。
技術者が説明書を書くとこういう不親切なことになる。
タレントさんにマネージャーが必要なようにいくら素材が良いものでも説明の仕方、売り込み方が下手ではせっかくの素材が活かせない。
マニュアル作りは結構難しい。
くどい位の説明がちょうど良い。
そう考えると、初めて組立てに挑戦する小学生に対しては不親切すぎると思いました。
その一点さえ突破すればその先が開けるというのにその一点のブレイクスルーが得られなかったばかりに一生そのチャンスを失う、もったいない、宝の持ち腐れ。
なんでこんなマニュアル作りにこだわって長々と書いたかやっと今思い当たりました、、(さらにくだらない記述が続きます…)
最初の会社の精密機械メーカーにいた時、退職寸前に外注部品の検査の仕事が回ってきました。その時のことです、、頼まれもしないのに自分用に検査基準を書き上げて小冊子に作ったことがあったのです。置き土産のつもりで。
それをたまたまカメラ部門の外注課に本社の営業部から配転になった人が目にする機会があったのです(多分僕が部門を無視して配布したのだと思います、、そういうことをする奴でした😅)。
その方が同じフロアだった、僕のセクションに飛び込んでこられて…これ誰が作ったんですか?
こういうものが欲しかったんです!…だって外注検査の基準があやふやなんですもん(特に目視検査、官能検査基準がしっかりしていないために検査員の裁量で合格になったり合格にならなかったり…外注先はそのたんびにハラハラドキドキしなければいけない、、惨めな外注先、、他人事でも大いに面白くない、、同じことを考えている人がいた、その驚き!)。
その方も、配属先で、僕と同じような役目をもらい、検査基準は外注先にも示さなければならないと思ったのだと思います。
自分勝手にやった仕事なのでもちろん提出先がない。だから、上司に無断で、ためしに他の部門に配って、同調者が得られた。
今こんな勝手なことを許す緩んだ組織はないと思います。
社内で組織の枠を超えて遊んでるようなものですから(信じられないでしょうけどこの会社では入社式で役員が… 5年間はこの会社で遊んでいいと宣言したのです…その真意は5年間ぐらいは使い物にならないからせいぜいのんびりやりなさいという意味だと思いました、それを僕は4年間、真にうけてやっていました)
親会社と下請けの、この不公平を感じていたのは僕だけではなかった、たった1人でもわかってくれる人がいて、この会社にいた価値があったと涙が出るほどうれしかったです。
人間は本当はたった1人の理解者がいれば満足できるものではないかなぁ。
誰にも理解されない人だっているわけですから…(うわーこんなことまで思い出せる1人回想法!)
日曜大工クラブ/ロボット部門🤖大人から子供まで楽しめそうなので「作り方クラブ」の名称で、呼びかけてみようかな。
職人立国日本はここから始まる…なっんちゃって、全く懲りない僕、あはは🤣
はい、また寝ます😴
目視検査、官能検査、懐かしい言葉です。日本には経験を重んじる慣習があり、そして昔の従業員は律儀に雇用主の期待に応えて経験を積んできましたが、経験による技術は継承がむずかしいんですよね。しかも今の人たちは従順に長い年月掛けて腕を磨く覚悟もない。今や職人なんか、なり手もない。そこでコンピューター制御とか、最近はAIに頼る手法が開発されてきたのでしょう。
官能検査と訊くと、私はまず香水を想像してしまって、香りを数値化する方法はあるのだろうか、と考えてしまいますけど。あるんですか?
さて私の方も、暇つぶしの方法はいろいろあって別に退屈しているわけではないのですが、最近、亭主の仕事の内容を全く知らないのはひどすぎると思って、昔20年余り前に亭主の同業者の日本人からもらった教科書みたいなのを開いてみました。
内容はもう99%チンプンカンプンなんですが、工業界の通訳・翻訳をしていたせいで、用語にアレルギーを起こすことはありません。言葉だけ知っている、ということも多々あります。その中で、電気炉に入れて溶解するスクラップに関し、極力上質のものを選んで特にSつまり硫黄分を制御しないと製品の品質が悪くなると書いてあって、はて、なぜ硫黄が問題なのだろう、と思ったのですが、こんな本を私が読んでいることが分かると笑われるだけだろうと、亭主には訊けずにいました。
業界の人には自明のことなので、その理由なんか書かれていないのですね。それで思いついて、AIに質問してみました。私はこのAIに反発があるので(一度政治に関する質問をしたらお説教みたいなことを返して来たので猛烈に腹が立った)、こんなこと訊いても分からねえだろ、ざまあみろって感じて。
ところが、ちょっと時間がかかったものの、しっかり必要な回答が示されて、いやあ感動しました。人文学系のことでは個人の見解は千差万別だから質問してもダメというのがこれまでの結論でしたが、科学系はさすが頼りになりますね。
「硫黄が鋳物に含まれていると問題になるのは、硫黄が鋳鉄の凝固点を高くするためです。これにより、溶湯の流動性が悪くなり、鋳物が硬くもろくなる可能性があります。さらに、収縮率が増加し、鋳物に割れが発生しやすくなるため、通常、鋳鉄では硫黄の含有量を0.1%以下に抑える必要があります。」
昔は鋳鉄といえばマンホールみたいにただ硬ければよかったのですが、近年は靭性や延性が望まれる機械部品への需要が高まっていますので、鉄を脆くする炭素のみならず、硫黄もできるだけ除去しなければならないんだ、とこの年になって初めて知りました。はい、素直にうれしいです。
これからも理科の質問はAIのお世話になろうと思います。