3月18日(月)
沖縄の普天間基地が古くなったので辺野古移転を日本とアメリカとで沖縄の人々をなんとか説得しようと懸命だ(今は時間稼ぎの時?)。
懸命は沖縄の人にとっても同じこと。
本土の人間は何とか納得してほしいというのが本音じゃないだろうか(正直に言え!)
二重写しでこんなことも考える。
ロシアが不凍港を求めてウクライナを取り込もうとしているように見える。国民的な悲願?
(ロシア国民の本音が知りたい)
そうでなくてはいつ国際社会から寝首をかかれるか分からないから、あるいはまた身内から寝首をかかれるかもしれないとも思っているかも、、。
問題の先送り、なし崩し、で世の中は進んでいくように見える。
これは勘違いではなく実際に自分自身もそうしている。
だからこそ、意見はきちんと言っていかなければならないのだと思っているけど…どうせそうはならないだろうと諦めるのか…いい続けるのか、行動するのか。それが問題だ。
なだめたりすかしたり嫌な役を相手に押し付けたり、あの手この手で何とか平穏を保つ。保たれなければ脅す、なだめる、解決がつかないので問題が先送りに「なる」。
世界を変えていくのは企業になるのだろうか。企業は最適値、利益を求めて最適地へ移転してゆく。
国家と企業のせめぎ合いもなし崩しに組み替えられて行く。
国同士の連携の新しい形も考えられる。
今までだったら、10世紀位、つまり1000年間の間に変わっていった変化が多分100年後ぐらいには同じ位の変化が地球にもたらされるだろう。
公害にも強い新しい人類が生まれるだろう、、つ、つまり化学薬品に強い体を持つように組み替えられる。害虫に強い穀物を作るように!
今日も書くことが思いつかなくて白昼夢ならぬ寝床で夢の続きを語ってしまいました、、。
(今プーチン大統領が再選の見通しとのニュースがスマホに流れました。
プーチン氏も、既成事実の積み重ねで世の中を再編成しようとしている。
国を牛耳るためには必須であり、国際的な批判も聞こえないふりをする。
その一方でまっとうな意見も引っ込まない。
問題はその数だ。圧倒的なその数の意味を知っているものが勝ち上がっていく世の中。
今この文章を読み返していたら…北朝鮮がミサイルを、まるでロシアのプーチン再選確実の祝砲のように立て続けに2発打ち込んできたと発表された。
やっぱり変だ、バランスの取り方が変だ、僕自身もバランスが取れていない)
先に触れたパランティアの創設者であるピーター・ティールという人物がかなり話題になっているらしいので調べてみました。なんと正真正銘のドイツ生まれの非ユダヤ人。一歳で一家でアメリカに移住、父親の職業が鉱山業だった(山師か?)ので南アとかナミビアとか何度も引っ越し・転校を繰り返し、その後アメリカに戻ってスタンフォード大を卒業して・・・という異色の経歴なのですが、その彼がリバタリアンで共和党支持というのに唸りました。この人がドイツに残っていたら、こういうプロファイルはまずあり得ない。
先日ちょっと話題にしましたが、ティールがフランクフルトに生まれた生粋のドイツ人でありながら幼年時代から世界のいろんな場所を転々として、常に余所者であり続けたこと(この点はユダヤ的)が、人種や国籍を越えて彼の本来の資質を育んでいったのだと思います。
彼の日本評もなかなか面白い。
「日本は20世紀で一番うまく機能した社会ではないか?日本はあまりにもうまく機能していたから、仮にコンピューターが1台もなくなったとしても、先進国の中で唯一機能し続ける国だとも思う。でもその当時、IT革命があったら、さらにもう一段高い次元に行けたわけです。」
「2005年ごろ、日本は課題先進国だといわれてたがそれは日本特有のものではなく、少子高齢化や財政問題は先進国共通のもの。ヨーロッパや米国にも根深い停滞感がある。米国やドイツと比べて日本はこういった課題にうまく対処している。日本にはたくさんユニークなものがあり、自国の文化を守っているし、良い形で温存されている。これは貴重なことだと思うようになった。」
「欧米社会はあまりにも均質化しすぎており、均質化すると効率は上がるが、クリエイティビティは下がる。日本にはクリエイティビティがある。」
2016年、ルーズベルト大学(American Dream Reconsidered 2016)での講演でのコメント
そうです、今のドイツでは「均質化」「みんな同じ」がオブセッションのようになっていて、クリエイティビティなんかありません。効率に関していえば、フランスと違って集団ヒステリーが起きやすい国民性なので、悪いときは一挙に悪い方向に進みます。
プーチンが88%の得票で再選されたという今朝のニュースに、私は「あら、100%じゃないの?」と皮肉を言ってしまいましたが、これ、100%だと専制君主丸見えになってしまう。せめて12,3%は反対票にして「民主主義的選挙」を装うプーチン陣営の策なのでしょうね。
今日のニュースの一つは最近何かと議論を呼んでいるパランティア・テクノロジーズのことでしたが、その現CEOカープ氏の写真を見て「あ、またユダヤ人」と思ったら、果たしてその通りでした。ITとかAIなど最新の分野では、もちろん、ビル・ゲイツ、スティーブ・ジョブス、さらにイーロン・マスクなど非ユダヤ人の創設者もいますが近年は圧倒的にユダヤ系の存在が目立ちます。これはどういうことなのだろう、と考えさせられてしまいます。
昨日、あるお宅にお茶に呼ばれてそこで話題になったのは、戦前のノーベル科学賞受賞者の割合は圧倒的にドイツ人が多く、フランス人+英国人+ベネルクス人を合わせたより多かった時代もあるということで、私はそれについて敢えて何も言いませんでしたが、「その大部分はユダヤ系のおかげ」だったと思います。そのユダヤ人を追放してドイツが全く普通の国になってしまったことは、結論から言うとさほど悪いことではないでしょう。
一方でパランティアのニュースなどを見るにつけ、ああ、また反ユダヤ主義者が騒ぎだす!!とうんざりしてしまいます。ユダヤ人が世界制覇をもくろんでいる、という陰謀論が勢いを増すのではないでしょうか。