2月18日(日)
あきらめる…と言う言葉はマイナスイメージだと思っていましたが今ふと、そうでもないなぁと思いました。
兄に今まで住んでいた家の処分について念のためにもう一度確認すると…軽く笑って「全てお任せだよ…」と言った。さわやか。それでこそわが兄。
何をやっても面白い。今まで何を焦っていたんだろうと思う。子供の頃に還って1人遊びができるようになったので気持ちに余裕ができたせいだろうと思う。
自分の気持ちと体に付き合う。
毎日、そのことに集中しているから気持ちと体の使い方の変化にも気がつける。それが楽しい。
いつまで楽しめるか、そこは思い煩わない。兄の発言ではないが…成り行きにお任せする。
素材があってノコギリと針と糸とハサミと鉛筆があれば遊べる。憂さが訪れたら楽器を鳴らして晴らせばいい。
毎日美味しく食べて飲んでよく眠る。
花を見たら立ち止まり、道端に落ちている物に気をつけ、空を見上げたり、その辺に腰掛けて通行人を眺めたりする。
仙人にはなれなくても…誰が見ても立派な後期高齢者にはなれるだろう…あはは🤣
成り行き任せの人生って好き。というか、そういう生き方しかできない。人間関係でも同じで、いいな、と思う人にちょっと近づいてみることもあるけど、相手が関心を示さなければそれ以上接近することはしない。それを「諦め」というなら、そういうことで結構。今仲良くしている人は誰も、私から積極的に働きかけたわけではなく、みんな「何となく」親しくなった人ばかりです。
それでいい人達に囲まれているのだから、幸運なだけかもしれないけど「運にお任せ」が結果として一番よかった、ということですよね。じたばたしないで済んで、エネルギーも節約できて、不快な思いもせず。