10月30日(水)
僕は昔から(いつ頃からか忘れた)半径500メートル以内に生息すると言ったり書いたりしてきた。
つまりそれが僕の生活圏…先日その根拠になりそうな記述を図書館のリサイクル本の中に発見した。
ミツバチの生活圏🐝は約半径3km、みつばちが落とす糞の範囲、それは大体半径500メートル位を想定しておけば良いだろうと本に出ていた、、みつばちの糞害、、つまりミツバチを飼うとき近所迷惑をおもんぱかっての記述。
(庭で飼うはじめてのみつばち:山と渓谷社2008年7月初版第1刷発行107ページ)
半径500メートルに僕が撒き散らすぼくの匂い?、、ふむふむ、、ちょっと違うような、どこか似ているような?
ところでみつばちの巣の中は約、摂氏35度に保たれているそうだ。つまり昆虫のくせして、巣の中の体温ともいうべき環境を維持している摩訶不思議な昆虫なのだそうだ。
ここから僕は連想して…その地域の体温とか、糞の臭い、と言って悪ければ、その地域の香り、匂いといったものもあるのかなと考えてみた。
ある!と言い切ってみれば今までの風景がちょっと違って見えてくる。
自分が住んでいる街の体温?を維持するために何をするかと考えることにする。
隣は何をする人ぞ…今は秋、、そんなことを考えるのにぴったりの時期。
こちらが何をしているかわかるように財布の中に常時、宣伝用の名刺を入れることにした、、僕と目があったらただでは済まない、つまり、相手にしてみれば、、単なる通りがかりの人でないことをアピールされる、、とりあえず逃げる人もいたりしてそれが余計面白い、、ハハハ😜
(昨日の夜、ミロのビーナスの頭部の石膏像が届いた。古い代わりに安い石膏像の細かい傷を直して水性ペイントにつや消し用の粉末を入れ、塗り直します。
前に間違って小さなものを購入してしまいましたが、デッサンする気になる大きさのものが入手できたのでほっとしました)
隣は何をする人ぞ。日本の田舎の家の、北隣のご婦人は5年前に介護施設に入り、来年100歳になります(1925年生まれで、11年前にはちょうど帰国中でしたので、米寿の食事会を催してあげました)。
南隣のオジサンは90を前にこの春ふいに逝ってしまいました。すごい頑固者で無愛想でしたが、亡くなる4,5年前には親しく挨拶する仲になっていたので。
ご両人とも独り者だったので、住処がそのままになっていて、まさに「やえむぐら繁れる宿の寂しきに 人こそ見えね秋は来にけり」という風情。