9月21日(土)
スープ研究会のメンバーのお一人がそば打ちの会をスタートさせている。
今日、入門希望者が来る。他に見学者が2人。僕も少し後から見学に行こうと思います。今日は北海道産のそば粉が手に入ったということで僕も楽しみにしています。
僕は先日そば打ち講師の彼からお聞きしたこと(そば打ちは、かつて普通に家庭でやっていたこと)を発展させて、今やっているような高価なそば打ちの道具を揃えるのは大変なので、、簡単に揃えられるそば打ちの道具で手軽にそば打ち体験できる講習会というのを考えてみてくださいと提案しました。
そば打ちはもっと気楽に楽しめるということを誰かが伝えていかなければ、次の世代の「そばっ食い」が育っていかないと思う。
何人か集まってそばを打ってその時の出来上がりを確認しながらおしゃべりする、、この繰り返しからきっと学べることがたくさんあると僕は思います。
大げさに言えば新しい伝統を作っていく楽しみ😅細々とでも続いていって欲しい。
(昨日は大リーグで大谷翔平選手が1試合で2つの盗塁と3つのホームランを打ち、今まで誰も到達できなかった1つのシーズンで51ホームラン+51盗塁を成し遂げたということでファンの間で大騒ぎの1日となりました。
考えてみれば…打たれてたまるかと力いっぱい投げてきた球を思いっきり空振りしたりヒットにしたりするだけの繰り返しなのにみんなが夢中になるわけは、そのわかりやすさだろう。
そして投手と打者の勝負の結果がその試合の展開に直結していくそのダイナミズム。
だから子供から大人まで観戦に夢中になる。自分が投げた気になり自分が打った気になる。チームが勝つためにどうするか選手と一緒になって考える。
野球に肩入れしていた正岡子規の興味もそこにあったと思う。
わかりやすい真っ向勝負の積み重ねでチーム対チームの勝負が決まる…野球の現在の隆盛を泉下で誰よりも喜んでいることだろう、、なんちゃって)
蕎麦咲いて姉さんかぶりの老女過ぐ 実に絵になる光景ですね なぜだろう…その姉さんの若いときの影が重なるからだと思う。
蕎麦打ちっていえば、原料の蕎麦はどこで手に入れるのでしょう。まさか戸隠なんてことないですよね。
蕎麦の原産地はチベットだそうで、そういえば今もチベットから輸入しているという話を聞いたことがあります。蕎麦の栽培は簡単で、手がかからず、痩せた地でもOK何だって。それで私はいつも、休閑地や荒れた農地に蕎麦を植えたらどうかと提案しているのですが、栽培は簡単で白い花もきれいだけれど、問題はそれを収穫してそば粉に加工する手間で、今の日本ではそんなことに時間をかけるお百姓さんはいないのだそうです。
「蕎麦咲いて姉さんかぶりの老女過ぐ」
この駄句は、以前の田舎の光景を思い出して。蕎麦の花の季語は初秋ですって。
姉さんかぶりの女性も消え、今の農家の女性は日焼けしないように庇の深い帽子や被り物で重装備をしています。